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「ベンチャー企業」と「中小規模の会社」と「大きい会社」の違いって?

こんにちは

ベンチャー企業、中小企業、大きい会社で僕が経験した色々なエピソードをガバナンスを切り口にして、それぞれの立場での考え方の違い、その理由を色々な角度で考えてお伝えしています。

最近、目の当たりしたこと

数ヶ月前、友人が起業をしました

起業の一歩を踏み出すには決意はいるものの、今の時代、起業そのものはもはや特別なことではないと思います

「起業をすすめます」系の書籍やYoutubeでの指南も数多くありますし、
実際に身近で起業した方の話を直接伺うことも珍しくはありません

そんな時代ですが、僕はずっと会社員として働いてきたので起業の経験はありません
社内で新規事業立ち上げなどは経験はあるものの、頭にある事業を具現化するために一から会社を興す大変さは想像すらできません

そんな純粋な会社員である僕が、そのまさに大変であろう会社を興すタイミングをそばで見させて頂く経験が舞い込んできました

今回の話は、友人の起業にまつわるオドロキの話です

まず最初に
このnoteは起業のノウハウや成功法則の話ではありません

今回、僕が友人が起業する会社の準備、会社の設立そして事業開始までのステップを見てきた中で目の当たりにしたオドロキの話です

いったい何に驚いたのか

僕はほどほど大きな会社で数年間、グローバルな会社で「ガバナンス」を担当をしていましたので、組織を健全に運営管理する仕組みは十分に理解しています
今回から続く話はベンチャー企業と大きい会社、中小規模の会社について「カバナンス」の切り口で僕がオドロいた話をnoteにしていきます

いやいやガバナンスって・・・

先ず、これは難しいガバナンスの定義について解説を話すことは目的としてまいません
事業運営に際して、このガバナンス構築のやり方が正しいのであ〜る、でもありません
専門用語も多分に使いません。使ったとしても説明を入れます
僕の経験上、書籍やネットでガバナンスの定義の理解や言葉の使い方の習得など概論から入ると、やる気を失うだけです
ガバナンスの仕組みを、ベンチャー企業、中小企業の組織、大きい組織での体験を通してガバナンスの考え方を腹落ち出来るようにお伝えしようと思っています

ですからガバナンス体制を作るための具体的アクションの話もありません
もし会社としてガバナンス構築の具体策が必要な方は、弁護士やコンサルタント、もしくは専門家に確認をなさってください

この記事を読んでほしい方

【ベンチャー企業を立ち上げた方】(イメージです)
①少数精鋭で動く
②事業はスピード重視。売上を上げるために考えるよりは先ず行動
③仕事は、仲間や知り合いとのシナジーが大事

【中小規模の組織の方】(イメージです)
①大企業に比べてリスク耐性が低い
②内部統制システム※が充分に整備されていない
(※内部統制システムの言葉は難しいので、追ってお話します)
③人材や経営資源が潤沢ではないため、どうしてもガバナンスは後回し
④オーナー系企業。情報開示に対する認識が低い、あるいは逆にオープン過ぎる

【大きい組織】(イメージです)
①アレ駄目コレ駄目の統制管理が厳しく、従業員は若干ガバナンス疲れの傾向
②管理職として部下にガバナンスの重要性を説く必要があるけれど、実はよくわからない
③ガバナンスの担当者である場合は、他社の取り組み方が知りたい

【学生】
①企業の評価の一つとして、ガバナンスに取り組む姿勢を知りたい

この記事を通して
それぞれ色々な立場で感じるガバナンスのモヤモヤの霧が晴れる助けになれば嬉しく思います

今回、友人のベンチャー企業起業を間近で見た「えっ、マジですか?こんなにも違うんだ」
を目の当たりにしました
いったい、何が「マジですか?」なのかというと、ベンチャー企業と大きい会社で事業で物事を決める際の判断の基準の違いです

判断の基準の違いですが、会社はそれぞれで置かれている環境の違いがあるので、どのような判断基準がが優れていて常識的であって、あるいはどっちが正しくない、の二者択一の話でもありません

会社が目標に向かって全力疾走ができるための判断基準や考え方、それらがキチンと運用されているかをチェックする仕組み、つまり「ガバナンス」ついてお話させて頂いています

今回はここまで


次回以降の目次(予定)

起業準備編
(1)「スケジュール」と「成り行き」で驚く
(2)スピード感!で驚く
(3)「何とかなる」と「なんとかする」
(4)自社紹介のやり方で驚く
(5)契約で驚く
(6)メモを残すことの大切さ

番外編
ガバナンス担当者というババ抜き


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