【美術展2024#08】もじイメージGraphic展@21_21 DESIGN SIGHT
会期:2023年11月23日(木)〜2024年3月10日(日)
文字に特化したグラフィックデザインの展示。
相変わらず21_21の企画は尖っている。
顔文字や「いらすとや」も確かに記号=文字だ。
ならばナイキやアップルなどのブランドロゴすら、もはや文字と言って良いだろう。
ひらがな、カタカナ、漢字、alphabetが縦横複雑に入り混じる日本の文字文化は本当に面白い。
使い分けることで微妙なニュアンスも表現できるし、デザインの自由度も高い。
元を辿れば文字もアジアを旅して日本にやってきた。
旅好きで収集癖がある私は、行く先々の国の文字でデザインされたコカ・コーラを各地で収集してきた。
今手元にあるのは、漢字簡体字(中国)、漢字繁体字(台湾)、ハングル、タイ文字、ヒンディー文字、アラビア文字、ヘブライ文字、キリル文字、英文字、カタカナ。
文字そのものはまったく読めなくても色と形でコカ・コーラと「読め」てしまう。
この波模様も、なんなら赤と白の色そのものもすでに「文字」なのかもしれない。
その他、ゲエズ文字(エチオピア)やグルジア文字、アルメニア文字も存在しているようなのでいつかそれらの国にコカ・コーラ探しの旅に出たいと思っている。
ただし油断しているとどんどん英文字に切り替えられていくので急がねば。
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