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9.わたしにとってのポルノグラフィティ

投稿をするのは 4 年ぶり・・・
久々に投稿をしようと思ったのは、やっぱり昨日の余韻が残っているからであって、決して仕事の業務を億劫に感じている月曜日だからではない・・・はず(笑)

普段から自分の気持ちを吐き出すのも苦手で何を考えている奴かわからないと思われていて、さらに言うとあまり語りたくない性格。
けれどもこのタイミングで語らなければどこで語るのか、そんなポルノグラフィティについて書いていこうと思います。
あくまで個人の思いなので悪しからず。

正確な時期は覚えていないのですが、「アポロ」を耳にしたのは 1999年の小学 5年生 11歳のとき、まさに学校ではノストラダムスの大予言の話をしていた世紀末でした。
その時代の音楽といえば親が車内で流していたサザン・B'z・TRFかなといった記憶。
今ではレジェンド of レジェンドな方々が当時の音楽チャートを席巻していたと思います。

「アポロ」を最初に聴いたときに、子供ながらに思ったのは「曲がかっこいい」「なんか時代が変わる気がする」「1発屋なのかな」といったちょっとおませな感想でした。
それから「ヒトリノ夜」。
これは原作もドはまりしたGTOの主題歌。あの映像とあの曲で一気に引き込まれたのを今でも覚えています。
まさに、神尾さん演じた25周年MVのごとく、曲は記憶を運んできます。

2000年~2004年はうなぎのぼりでヒットチャートを席巻して中学、高校でもポルノはクラスのみんなが聞いており話題がつきませんでした。
高校の文化祭でも「ポルノをやりたいからボーカルやってよ」と言われましたが、人前で歌うのが恥ずかしすぎて友人には丁重にお断りしたのも覚えています(笑)今振り返ればやっておけばよかった・・・

初めて参戦したライヴは、そのお断りした友人の誘いで 74ers のカウントダウンライヴでした。高校生の男 4人で並んで座りドキドキしていました。
事前にCDを聴いていなかったので、有名な曲しかわかりませんでしたが、それでも御三方の演奏と演出は 10代には刺激的で「ヴィンテージ」「CLUB UNDERWORLD」「愛が呼ぶほうへ(昭仁さんピアノ演奏)」「メリッサ」は衝撃を受けました。
昭仁さんが「男おるか、男~!!」と煽ってきたときに、四葉のクローバー並みの希少な男性陣が手を挙げていたのは、今では考えられないですが、それだけ9割5分は女性ファンだったのでは?という印象でした。
小さく前ならえくらいで手を挙げましたね(笑)
そのライヴから自分でCDをTSUTAYAで借りたり、購入したりどんどんハマっていきました。
今回も言わずもがななのですが、生のライヴって最高だなと思いますね。

そして、Tamaさんの脱退。
これはハマり始めた自分にはこれまた違う衝撃で、デビュー以前や当初から応援していた人にとってはなおさらだったなのではないかと思います。
脱退後の「シスター」、これまたどうしても悲しいメロディーに聞こえてしまって、あぁっという感じで聴いてました。
そこからの「ネオメロドラマティック・ROLL」「ジョバイロ」「ハネウマライダー」とたて続けにTHE・ポルノ節全開な名曲ですよ。しびれます。
そこからの第1回目の横浜ロマンスポルノ。これが2回目の参戦ですね。
感想はとにかく圧巻の一言。
ちなみに、その時になけなしのお金で購入したTシャツを今回の 9/7の初日に着ていったのですが、同じTシャツを着ていたのは2人だけでした。
もしかしてレアシャツ!?
話を戻しまして、御二方30代バリバリの色気ムンムンなライヴは最高としか言いようがなかったです。

それから2008年、忘れもしない、昨日のライヴでも話をしていた伝説の豪雨。服から水が滴ったまま電車に乗って帰りました。
まだ実家暮らしだった自分は千葉の奥地まで2時間ドア横に震える身体を寄せて帰路につきました。
今でも風邪をひかなかったのは奇跡だったなと思います。
あの雨の中でいつものように演奏をしてくれたなと。
今だったら中止になるレベルだと思います、いやホントに。
気持ちで届けてくれたライヴでした。

このライヴで一旦、今でいう押し活から離れました。
これは自分でもよくわからないのですが、なぜか心が離れてしまいました。
燃え尽きたのかもしれません。
大学後半~新卒で就職して退職して、海外をプラプラして再就職までの間(2007年~2015年)はちょこちょこライヴには言っていたものの、乗れない自分がいて、自身の環境変化もあり、音楽への興味といったものが薄れていた時期だったのかなと思います。
もう1つは「これぞポルノ」という楽曲が自分の感性では見つけられなかった時期がありました。自分のなかでポルノはラテン調だったりキャッチーなメロディだよね、という感覚があり感性をアップデートできていないまま数年を過ごし、ポルノの楽曲を聴く頻度が極端に減りました。

ここで、私が何を言いたいのかいうと、その間にも自己新記録を打ち立ててきた御二方もすごいですし、その御二方を応援してきたファンはすごいなと思います。
私は途中でフラっと離れてしまいましたが、継続してファンでいることって偉大だなと。
私はまた「オー!リバル」から再会して、結婚もして嫁(同い年)とアミューズ FES や UNFADED、神 vs 神、ワズビルも行かせていただき昨日に至るわけですが、どこか離れてしまったことに惨めさや申し訳なさを感じていました。

でも、今回のライヴで「解放区」を改めて聴いて、御二方が「おかえり」「よう戻ってきたね、なにしてたん」って失礼な言い方かもしれませんが、しばらく会っていなかった親戚のおじさんやそれこそ年の離れた兄弟のように言ってきてくれているような気がして、数年ごしに気持ちが楽になりました。
「あぁ、ファンでいていいんだ」「これからもよろしくお願いします」とハマり出した昔の自分を取り戻せたようで、すごくホッとしましたし、安心しました。

ポルノの御二方にお伝えしたいのは、さまざまな楽曲で寄り添っていただいていることに本当に感謝です。
特に横浜 2daysは自分にとって原点のようなもので懐かしくもあり、また新鮮な風を呼び込んでいただける場所なので、30周年もまた横浜で新たな頂上を一緒に見たいなと思っています。

最後に、昨日もライヴ後の中華街を歩いていて嫁にいじられたのですが、「俺たちのセレブレーション」の撮影に居合わせたことがあります。
しかもたまたま自分の誕生日に。
にもかかわらず、「ここにいるわけないでしょ~」と言って横目で去ってしまったことをいまだに、いまだに1番後悔しています。
嫁曰く、「コック姿」だったそうです・・・

次回はいつ投稿するかわかりませんが、ではまた。



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