FP3級、合格証書の到着と結果考察
先週末に3級FP技能検定の合格発表があり、本日郵送にて結果通知と合格証書が届いた。これで名実ともにFP3級取得者だ。やったー!
結果通知には学科・実技の総得点と、分野別の得点が記載されており、次に目指す2級に向けての参考資料になりそうだ。総得点は学科8割5分、実技9割5分の出来だった。試験問題における全体的な理解はできたらしい。
「実技と学科の理解度は連動する」と思いながら勉強を進めていたので、実技のわりに学科が低いのを不思議に思った。要因を探しながら結果通知を読み進めると、分野別の得点において「相続・事業承継」という項目がダントツに悪いことが判明。この分野は、3級の実技問題にはほとんど出てこない。だから実技に影響を及ぼさなかったという訳である。
不動産貸付業の端くれになった者として、この分野からは絶対に逃げられないというのに、ダントツ悪いはマズい。試験うんぬんの前に知識を習得したいところなのだが、何が難しいって、税制上のさまざまな優遇処置における適用要件が膨大なのである。しかも要件に関わるものが、人・建物・土地と多岐にわたるのでややこしい。日ごろからこの分野でビジネスをされている方にはどうってことないのだろうが、初心者にはなかなかキツイ。
だが、まったく頭に入ってこない内容でも、5巡するくらい繰り返し読めば、理解できるようになってくることを学んだ。3級ではすぐに理解が難しい箇所は、すべてそれで乗り越えた。記憶が薄れるころ、再び情報を頭に入れる作業を繰り返し、脳に記憶を定着させていくイメージだ。
FP試験は出題範囲が広いので、脳の仕組みもフル活用して(若いときのように「パッと見たら全部覚えてる!」みたいな夢のような丸暗記は不可能)、2級ではひとつでも多くの実践的な知識を吸収したいと思っている。すでに勉強は始めているが、実は今も「相続・事業継承」のところで止まっているので、結果通知を見て合点がいった。頑張らねば。
次回、1月のFP2級検定の申し込みは11月10日から。ジワジワその時が近づいてきた。今のところ、やる気の火は消えておりません!
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