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かまちょな超ポジティブ思考

わたしはもともと、極度のかまちょで、メンヘラで、自己肯定感の低い承認欲求の塊だった。
それがシンシンに出会ってから、180度変化した。
これは一体どういうことか。
スレッズに投稿したところ伸びていたので、今日はその話をしようと思う。

今から約10年前。29歳の時のわたしを思い返してみる。
29歳のわたしは、いつもいつもモトカレさんとラインをしていた。
毎朝起きてから、夜寝るまで。
そしてハンドメイド商品を売ることに命をかけていた。

SNSも大好きで、某東京のハンドメイドアカウントを利用して一気に知名度を上げ、インスタライブをしたり、商品について語ってバズったり、まぁまぁ忙しくしていた。
作家をしている人たちの中で一人だけ、泊まりがけでイベントに出展し、そのイベントでわたしは人だかりを作り、体調が悪いのも忘れてはしゃいでいた。

調子に乗っていたし、感情や承認欲求がSNSとハンドメイドと複雑に関わり合って、わたしの使命はこの商品を世に送り出し続けることなのだと思っていた。
わたしは天才だと、商品が出来上がるたびにそう思った。
液晶の向こう側のみんなも、わたしの商品を好いてくれていた。

一方でリアルのわたしは一匹狼で、売り上げ金額や人だかりエピソードは、知り合いのハンドメイド作家たちに噂話として出回った。
みんながそっけない対応をし、わたしは一人ぼっちでいつも売上金だけが友達だった。

稼いでるから良いんだと思っていた。
淋しくて埋まらない部分をモトカレさんとSNSにぶつけていた。
なんだかいつも悔しかった。満たされなかった。
こんなに反応があるのに、現実世界で一人であることが納得いかなかった。
そのうちわたしはハンドメイドへの熱を失ってしまった。

シンシンという最高のパートナーができた今、わたしは次なる興味の先に向かっている。
こんなに大変なのか、と思う執筆業と製本のための入稿作業。
しぬかと思った。
いや、本当に、正直健康の不安がある。
その話は今日は割愛するが、まあまあわたしは自分の棺桶を左手に持っているような状態だ。

本を書く大変さを知ったが、波に乗れば、割と簡単にできるような気もして、わたしはどれだけ新しい刺激を求めるのだろうと思う。
本ができたら、ハンドメイドをしていた時のような感動が、アドレナリンがわたしを包むのだろうか。
イベント会場で、人だかりをまた作れるのだろうか。
天才肌、なんでもやってみればなんとかなるみたいなスキルを持っているので、今回もまあ何かは得られるのではないか。

そんな超ポジティブなわたしを夫は笑っている。
しかし、販売時の自信は空気に漏れ出る。超ポジティブ思考が必要なのだ。この執筆界隈でも、きっとわたしという嵐を起こせる。
わたしはいつも信じている。

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