Keychron K3とHHKB
とにかく触ってみないとわからない
キーボードなどざっと1時間ほど使ってみれば大体どんな感じかわかってくるものだと誰が言ったか言わないか。
ひとまず、HHKBを使ってみた雑感をお届けしたい。
とはいえ、結局のところ使ってみないことには何も始まらないので、Youtubeで見ようと、BlogやNoteなどでレビューを見ようと百聞は一見に如かずということなのである。
ましてやHHKBは3万6千円ほどする超高級なキーボードな訳で、『買ってみた!』というのはYoutuberくらいのものあろう。
そんなわけで私は、HHKBをレンタルで試してみることにした。
https://www.rentio.jp/products/pd-kb800bs
発注した翌日に届き、14日間3,400円で借りることができる。
14日間であれば、お試しには十分な期間であり、そのまま購入するということも可能らしい。
HHKBのUS配列で不安な点といえば、矢印キーがないこと、Fキーがないことなど、コンパクトでかつ変態配列と言われるほど、一般的な60%US配列とも少し違うキー配列となっていることが不安な点だ。
実際にキーボードを打っていると、基本的に矢印キーなどを使う場合を除いては非常に打ち心地は良い、打ち心地は良いのだが、若干打鍵音は大きく感じる。
Keychron K3
今メインで使っている K3は光学赤軸で、自分でシリコングリースを塗って、さらにキートップを純正のPBTのものに変更し、さらに消音リングをつけている。
ある程度パチパチ音があるが、それなりに静かで、デフォルトのK3や、一般的なノートパソコンのパンタグラフキーボードよりはだいぶ静かになっているはずだ。
打ち心地に関しても悪くはないのではないかと思っている。
HHKBとK3のBackspace、キー配列問題
そもそも、ノーマルプロファイルとロープロファイルの違いがあるので、厳密には比較できないのだが、確かにHHKBの打鍵感は良い。
ずっと打ち続けて居たくなるという評価が多いのもうなづける。
K3の方はというと、こちらはこちらで打ち心地は悪くない。
光学式の軸なので、キータッチに力は要らず滑らかに打つことができる。
キー配列も一般的なUS配列になっていて、BackSpaceキーも大きく打ちやすい。
HHKBの方はBackSpaceキーが少し小さいのと、Enterのすぐ上にあるので、片方になれると片方がどうしても打ちにくくなってしまうので、注意が必要だ。
特に交換した直後のBSは100%打ち間違えてしまう。
それ以外には支障があるかというと、実際には全く支障なくテキストを打つだけであれば、問題がないだろう。
つまり、慣れてしまえば同等いうことはない。
あとは、たまに使うF2(Excelでセルの編集)やF8(全角カタカナ変換)などたまに使うFキーの存在が大きい。
K3にした理由はこのFキーがあることが理由の一つでもある。
その点がBackspaceと合わせて今後仕事をしていく上でどう感じるかという点が大きなポイントになってくると感じている。
ロープロファイルかノーマルプロファイルか
K3かHHKBかでいうと、ロープロファイルとノーマルプロファイルという点での差が一番大きいかもしれない。
元々、MacBookProやMacBookAIrに外付けキーボードをつけて使っていたのと、Apple純正のMagic Keyboardを使ってきた時間が長かったため、 K2ではなく、 K3を選んだのだが、HHKBを打っていると自分自身にはプロファイル自体には特にこだわりがないかもしれない。
結論
私の現在の業務は、基本的にメール、チャット、Powerpoint、Excelでの資料作り、という業務がメインで、コードを書く仕事ではなく、ひたすら、日本語を打ち続けることが多い。
そういう点では、快適に打てるキーボードであれば、なんの支障はないため、 K3、HHKBどちらもその点では、快適に打てるキーボードだと思う。
ただ、 K3には、光学式ロープロファイルの薄さが故のキータッチの楽さを感じ、HHKBには、静電容量無接点方式が故の「打っている感じ」の充実感はあるかもしれない。
その時の気分によってキーボードを変えて、仕事を楽しくできると良いと思う。
HHKBのレンタルが終わったら、 今度は K3との比較でK2を試してみてもいいかもしれない。
https://www.rentio.jp/products/keychron-k2
また、Fキーがなくても問題がないようであれば、60%キーボードなどのコンパクトなキーボードを試してみても良いかもしれない。
こうして人はキーボード沼にハマっていくのだろうなぁ。。
最後までお読みいただきありがとうございます。 それだけでとてもとてもうれしいです。