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ユーザーを理解するということ

iPad&Magic Keyboard日記(7日目)

私のカメラは以前記事にもしましたが、FUJIFILMのX20というカメラです。

その前はデジタル一眼カメラのOLYMPUS E-300というカメラを使っていました。
規格がなくなってしまったので、私の一眼ライフは短く終わってしまい、そのあとはX20を使いつつ、ほとんどをiPhoneで写真を撮ることになります。

一眼カメラのユーザーは写真を撮るのが好きで、綺麗に撮りたいということを考えていて、いかにその人の思った通りの写真を撮れるかや、撮りたいと思った瞬間を逃さない。など撮りたい写真はユーザーによって実は違っていたりします。

私がX20を選んだのは、レンズ交換式のカメラはレンズを交換する楽しみもあり、資産になるかもしれないけれど、負債にもなるのではないかということ(レンズフォーマットがなくなってしまう)
光学式ビューファインダーがついていること。
あと持ち歩きたくなるデザインであること。

そんなマニアックなユーザーはあまりないので、なかなか探すのには骨を折りました。

話は変わって、私の仕事は、医薬品(処方薬)を患者に届ける仕事です。
処方薬のというのは、エンドユーザーが患者でありながら、実際に処方するのは医者であるため、医者が処方をしなければ、患者は使うことができない、という特殊な業界です。

一般的なBtoBでもないし、BtoCでもないけれど、BtoBtoCとも少し違うのです。

製品名を表に出して直接的に広告を打つこともできないし、それを使うと患者さんがどうなる。ということもいうことができない。
ひたすら事実を事実として伝えるだけしかできず。
その事実をどのように届けるかということを頭を捻って考えるという縛りのある広告業界です。

そんな中でも、製薬企業の方たちは自社の製品を患者さんに届けて、患者さんの未来に明るい希望を持って欲しいと日々奮闘し、どのように医師にその製品のことを知ってもらうか、患者さん医師それぞれにその病気のことを正しく理解し、正しい治療を受けるようになって欲しいと思っているわけです。(私の知っている方はみなさんそうです)

そんな業界なので、できることはかなり限られているわけですが、ユーザーのことを理解するというのは、製品を届けるという業界では変わらず鉄則です。

医師の考え方を理解し、どのようにその考えの中に自社の製品を意識づけるか。
患者さんの考えを理解し、症状が出ている時にどうすればその症状が緩和されるか、希望を持って治療を継続できるか。

私たちの仕事はのような考えを具現化た結果をWebサイトやデジタルを使って届けるというお手伝いをしています。

私たちも同じように、その製品が誰にどのように役立つのか、医師は何を考えてその製品を使うのか、あるいは、使わないのか。
患者さんはその病気がどのように発症し、どのような変遷を辿ってどのような状況になってしまうのか、それを防ぐためにはどうしたら良いのか。

ということを理解した上で、制作物を企画し、提案し、実現していくというのが今の私の仕事です。

現代では、誰しもが情報を発信することができ、それを誰でも見ることができます。

限られた人に向けた情報であればなおさらどんなユーザーがいて、どんな考え方を持っているかを意識する必要があります。

そういう意味で言うと、私のnoteについても、もっとどんな人が読むのかどんな人に読んでもらいたいのかを考えて書いていく必要がありますね。

誰に何を届けたいのか、記事を読んで誰にどんなふうになって欲しいのか。

今は、自分の考えていることをただ垂れ流す状態になってしまっているので、もっとどう言う人に自分の知っていることを伝えてどうなって欲しいのかを考えて情報発信をしたら、もっとこの垂れ流しが人の役に立つんじゃないかと、自戒の意味を込めてこのnoteに認めておきたいと思います。

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masyacintosh
最後までお読みいただきありがとうございます。 それだけでとてもとてもうれしいです。