増沢 諒 / NEWPEACE thinktank代表

「地方自治体が本来の役割を取り戻し、信頼と期待を得ることで、社会が変わっていく起点をつくる」をビジョンに、様々なアクションを仕掛けています! 早稲田大学、東京工業大学 修士課程修了。研究テーマは「政治家のSNS利用」。 2014年マニフェスト大賞受賞。政治家秘書などを経て現職。

増沢 諒 / NEWPEACE thinktank代表

「地方自治体が本来の役割を取り戻し、信頼と期待を得ることで、社会が変わっていく起点をつくる」をビジョンに、様々なアクションを仕掛けています! 早稲田大学、東京工業大学 修士課程修了。研究テーマは「政治家のSNS利用」。 2014年マニフェスト大賞受賞。政治家秘書などを経て現職。

最近の記事

パフォーマンスと化すDXと、「申請主義」という深刻な課題

コロナにはじまった2020年も、終わりが見えてきた。 この1年は、政治・行政にとって、相当のインパクトもある1年だった。コロナショックという未曾有の事態に、人々からの政治・行政への期待も高まったし、10万円給付金の手続きがきっかけとなり行政サービスのアップデートが進み、デジタル庁の発足や脱はんこなど、DX化の議論も加速している。 表面的な議論が進むDX全体としては、DX化が進むことで、行政サービスは効率化・高品質化が進むので、自治体職員と住民にとって良い流れであることは間違

    • 重要なのは「政策の宣伝」ではなく、「姿勢を見せる」こと

      「2023年までに時価総額1,000億円以上のユニコーン企業を20社輩出する」ことを目指す、経済産業省のスタートアップ企業支援政策J-Startupプログラム。 「世界で戦い、勝てるスタートアップ企業を生み出す」という共通のVISIONに向けて官と民が手を組み歩んでいくための戦略を、NEWPEACE thinktankが策定しました。 そして、 J-startupの取り組みを発信する第一弾として、ロンブーの田村淳さんらをモデレーターとして、官僚と若手起業家がスタートアップ

      • 社会課題を、みんなのものに。「Ridilover」リブランディング

        「社会の無関心の打破」を掲げ、社会問題の現場へ行くスタディツアーや、ウェブメディア「リディラバジャーナル」を運営しているリディラバ。 2009年9月16日の創設から11年目となる今年9月16日にコーポレートカラーやロゴの変更を行い、リブランディングを実施しました。 The Breakthrough Company GO クリエイティブ・ディレクター 砥川直大さん、 Art Director小川貴之さん、そしてNEWPEACE thinktankでVISION・MISSION

        • 既存権力から脱藩し、新しい戦略で「社会を変えていくプロ集団」を作っていきます

          今年5月にNEWPEACE thinktankを設立して以降、様々な反響をもらい、官公庁・自治体・公的機関などと一緒にアクションを行ってきている。 thinktankで一部ご一緒した国交省の「道路ビジョン」。詳細はこちら↓ ▶「車のための道路から、人のための道路へ」道路ビジョン2040 世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターのコミュニケーションを支援。クリエイティブに込めた想いはこちら↓ ▶日本の政策レベルは「世界最高クラス」という事実と、それが知られていない現実

          日本の政策レベルは「世界最高クラス」という事実と、それが知られていない現実

          パブリック・セクター(政治家・官公庁・自治体・財団・NPO等)のVISIONINGを行っているNEWPEACE thinktankは、コミュニケーションの部分でお手伝いすることが多い。 ・政策や取り組みをしっかりと伝える(クリエイティブ制作) ・世の中の動き、人々の想いを政策に反映させていく(ビジョン開発) ・パブリックとプライベート(企業や市民など)が交わる場をつくっていく(コミュニティづくり) といったアプローチが主だ。 官僚・公務員の熱意が伝わっていない歯がゆさ そ

          日本の政策レベルは「世界最高クラス」という事実と、それが知られていない現実

          「車のための道路から、人のための道路へ」道路ビジョン2040|国土交通省道路局

          先日、国土交通省から、2040年の道路政策ビジョンが発表されました。 テクノロジーの進化によって急速に社会経済が変化する中、2040年を目指して「どのような道路をつくっていくか(=どのような国家像を目指すか)」を考えたプロジェクトです。NEWPEACE thinktankでは、本プロジェクトの中で一部をご一緒させていただだきました。 従来、道路は「井戸端会議」に代表させるように人々の交流やコミュニケーションを生む場でした。それが、過去20年の道路政策では「移動の効率性(渋

          「車のための道路から、人のための道路へ」道路ビジョン2040|国土交通省道路局

          ”社会を変える”ための3つの要素。シンクタンクで研究していきます

          この春、ぼくらは、公共と民間の境界線を溶かすことで「”社会は変えられる”という成功体験を拡げていく」というビジョンを目指し、NEWPEACE thinktankを立ち上げた。 ▶「社会は変えられる」という成功体験を拡げていく。新しいシンクタンクをつくります。 ありがたいことに様々な反響をもらえ、NEWPEACE thinktankが主催する社会課題を研究するプロジェクト「Social Issue Discussion」にも多くの人に参加してもらえた。3回開催したが、参加者

          ”社会を変える”ための3つの要素。シンクタンクで研究していきます

          「社会は変えられる」という成功体験を拡げていく。新しいシンクタンクをつくります。

          連日のコロナショックの中で、こんなツイートが話題になっている。 ウイルス検査の無料化が決まった、議会での討論の中継。 いろんな人が言及しているように、このツイートが注目されているのは、目の前の政治によって、自分たちの生活が変わる瞬間だったからだ。 (残念ながら)日本の政治は「事前に調整が終わった形式的な議論」「噛み合わないパフォーマンス合戦」「政治家が居眠りしている」といったイメージがつきまとっていて、「機能していない」、「誰が政治家になっても、誰が何を言っても、自分たち

          「社会は変えられる」という成功体験を拡げていく。新しいシンクタンクをつくります。

          2020年は「終わりのはじまり」にすら、ならない

          2020年が幕を開けた。ゼロが付く、区切り良い年だからか、例年よりも「2020年は〜」と決意や目標、予想を述べている人をたくさん見かける。 さらに今年は、東京オリ・パラの年。 「お・も・て・な・し」のプレゼンは、なんと今から6年以上も前の2013年9月。そこから僕らずっと、「2020年」を近い未来のように考えてきたが、ついにその年がやってきた。 そんな2020年、今年はどんな年になるだろうか。 僕は、「20世紀的システムから人々を解放し、多様性が爆発する社会をつくる。」と

          2020年は「終わりのはじまり」にすら、ならない

          タレント政治家たちの落選と、「れいわ・N国党」の台頭は何を意味するか

          今月21日に、参議院選挙が行われた。 「与党」と呼ばれる自民党と公明党が124議席中の71議席(全議席の57%)を獲得し、そして「野党」と呼ばれる立憲民主党や日本維新の会などの「野党」が53議席(43%)を獲得した。 選挙期間中から「盛り上がりに欠ける」「争点が分からない」と言われたこの参院選は、投票率48.8%というワースト2位の低投票率となった。一方で、全124議席中では2%程度の議席しか獲得していない山本太郎率いる「れいわ新選組」や「NHKから国民を守る党」が選挙期間

          タレント政治家たちの落選と、「れいわ・N国党」の台頭は何を意味するか

          僕が「政治家=正義の味方」だと、心の底から信じている理由

          僕は「政治」が好きだ。 どのくらい好きかと言えば、社会人になった後にわざわざネット選挙について研究するために大学院に入り直したり、その後に政治家秘書→選挙ドットコム編集長と政治系でキャリアを積み重ねたり、特技は市長選の当落予想で9割方は的中できる自信がある、というくらい好きだ。 僕はいま、NEWPEACEという会社で「政治・公共」部門を担当している。 この会社は面白い。「時代遅れのシステムから人々を解放し、多様性が爆発する社会へアップデートする。」というビジョンを掲げ、アパ

          僕が「政治家=正義の味方」だと、心の底から信じている理由

          #選挙ドットコム は何がすごいのか?→「政治家・選挙情報の食べログ」です

          最近、政治(Politics)とテクノロジー(Technology)をかけあわせた Politech(ポリテック)という言葉が話題になりつつあります。19歳の現役大学生たちが政治にトークンエコノミーをかけあわせたアプリ「PoliPoli」をリリースしたり、若い世代向けにSNS映えするおしゃれな政治ニュースを配信しているPOTETOなどが注目されています。 僕は2009年から政治の世界に入り、2013年にはネット選挙解禁に向けた活動をしたり、Twitterを使って投票を呼びか

          #選挙ドットコム は何がすごいのか?→「政治家・選挙情報の食べログ」です