未経験で転職するときの3つの注意点
どうもマスタクです。
本日は「未経験で転職するときの3つの注意点」というテーマで綴ります。
というのも、季節柄、4月から新たな挑戦をしたいということで未経験業種にチャレンジする話を多く聞きます。
筆者も2回の未経験転職を経験をしております。
(医療機器メーカー⇒経営コンサルファーム⇒IT企業)
筆者の経験も踏まえ「未経験で転職するときの3つの注意点」というテーマを次の3点でお伝えします。
・リサーチが足りていない
・一貫性がない
・年収ダウンを覚悟する
それぞれ解説します。
音声版はこちら👇
①リサーチが足りていない
面接に受かるかどうかは「リサーチで決まる」といっても過言ではないです。
筆者もそうでしたが、リサーチできていない時期はほぼ一時面接落ちでした。
面接通過するたるためには、どうすればよいのか?
まずは次の方法をしっかり実践することをオススメします。
▼応募先企業の要件、求めている人材像の把握
▼事業内容(特にビジネスモデル)の理解
それぞれ分解して説明します。
▼応募先企業の要件、求めてる人材像の把握
応募先企業の要件、求めている人材像の把握をできていない方を多くみます。
ではどうすればよいか?
具体的には「応募先のホームページにいって、募集要項のページをみてください」。これだけです。
逆に言うとこのアクションすらとらない人が大半です。
応募先のホワイト企業には「求める要件」とか「求める人材像」というのが掲載されています。
例えば「求める要件」に次のように書かれていたとします。
・PCスキル(パワーポイント、エクセルが使える方)
上記の要件を見た時に、「自分はパワーポイントが使ったことがないな~。やばいどうしよう。」という方もいると思うんですけど心配しないで大丈夫です。
できれば両方使えたほうが良いですが、実際の面接では次のような言い方を意識すると良いです。
「パワーポイントの経験はあまりないのですが、現在パワーポイント習得のセミナーに通っています。業務でも手が空いた時には自分が学習した事業内容などをパワポでまとめていたりします。」
要件に近づくよう努力している姿勢を伝えることができればOKです!
もちろん嘘は良くないのでやめましょう。
▼事業内容(ビジネスモデル)の理解
次に事業内容、特にビジネスモデルの理解ができていない、という点です。
なぜなら面接では事業理解をしているかどうかの質問がとんでくるからです。
この質問にこたえられない場合は、面接通過が危ういです。
例えば、先日、最終面接で落ちてしまったという方の相談を受けました。
その方は人材紹介の会社を受けておりました。
求職者と法人側(企業)の双方をマッチングしていく人材紹介会社です。
その面接の中で次のやりとりが行われました。
企業「うちのお客さんって誰ですかね?商材はなんだと思いますか?」
応募者「お客さんは求職者と法人だと思います。」
企業「なるほど…お金もらってるのは誰からですかね?」
応募者「法人からだと思います。(…ということは求職者は商材なのか…)」
ビジネスモデルを理解していれば自信をもって発言できたはずです。
ですが、理解ができていないが故に自信をもった発言ができず、企業側からは「だめだな・・・」と判断された可能性があります。
②一貫性がない
未経験の転職ですと「なぜわざわざ未経験の仕事をしたいのですか?」という質問がほぼ100%とんできます。
この際、キャリアの一貫性が欠けていると面接通過が危ういです。
先日「【注意】キャリアの一貫性がないと苦しみます。」でもお伝えしましたので詳細はそちらをご確認ください。
一貫性が重要な理由は「説得力があり、辞めなさそうと思われる」からです。
ではそどうやって一貫性を説明するか?
「過去⇒現在⇒未来」の流れを意識すると良いでしょう。
例えば筆者の場合は以下のような感じです。
・過去:医療機器メーカーで新規事業のプロジェクトで経営陣と仕事することが楽しかった
・現在:コンサルで社長、役員陣との折衝はやりがいあった
・未来:貴社の経営企画ポジションは経営陣と距離が近くまさに私が求めている仕事だ
このような感じで「経営陣と一緒に仕事をする」というキャリアの一貫性を前面に押し出していきます。
上記のように一貫性を伝えることで「なぜこの仕事を応募するのか?」という問いに対して、「説得力が増し、こいつ辞めなさそうだな」と判断されます。
③年収ダウンを覚悟する
未経験の仕事への転職=スキルセットが不足している状態、なので当然といえば当然です。
ですが、この「年収ダウン」という当たり前の事実を受け入れられない方もいます。
「生活があるからなんとか現状維持もしくは少し給料アップしたい」と考えたくなるのも理解できます。
その場合、こう考えてみてください。
例えば、家を購入するとき、車を購入するとき、冷蔵庫を購入するとき、結構しらべますよね?
1回、2回だけでなく、実物をみにいったり、友人知人から情報を集めたりして、妥当な価格どうか80%~90%の自信で購入しますよね。
人材採用の場合、せいぜい書類と面接2~3回分の情報しかありません。
このような少ない情報の中で高額な年収を払うことはそもそも無理があるのです。
また、その企業の制度・仕組みの問題もあります。
年功序列であったり、同年代の給与テーブル以上の報酬は払えない、という理由です。
現在働いている社員よりも高額な年収にしてしまうと、不平不満がでてしまうという感じです。
転職後、成功する人の特徴としては、その仕事を楽しみむしろお金払ってでもその仕事ができることに喜びを感じるような人です。
そのレベルまで達すると吸収速度がはやく、次第に実績ができて、周りから信頼され、評価もあがります。
結果的に給料もあがることになります。
まとめ
もう一度整理すると・・
「未経験業種に転職するときの3つの注意点」は次の通りです。
・リサーチが足りていない
・一貫性がない
・年収ダウンを覚悟する
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最近はじめたので悪戦苦闘しています