34歳、さいごの夜に夢を語る
さて、あした7月25日は、なななんとッ!
――ますたや(自分)の、35回めの誕生日です~~~!!!👏👏👏
(まさかの自分で祝っていくスタイル…!!!)
と、いうことで、今宵は34歳さいごの夜。
だからといって何が変わるということでもないのですが、ちょうど最近わたしに夢ができたので、これを機に語ってみようと思います。
ますたや、夢を語るの巻――
よかったらちょっと、ワインでも片手に、耳と目をお貸しください🥰
わたしですか……?
そんなもん、今夜はいいワイン飲むに決まってるじゃないですか…!
唐突に夢を語る
さていきなりですが、今週末、こんなフェアに参加してきました。
その名も、新・農業人フェア。
いわゆる「就農相談会」ということで、全国から農業を支援する公的機関や農家さんたちが集まり、「農業で働く」ための、さまざまな相談を受け付けてくれる相談会です。
そうなんです。
ますたや、醸造用ブドウを造りたいと思っています。(唐突)
今回の就農相談では、山梨・長野をはじめとして、いくつかのブースで相談しました。
どのブースで出会う方も、わたしの夢を、決して笑わなかった。ほんとに、ぜんぜん。それがなによりも嬉しかったです。
でも、「正直に申し上げまして…」と、教えてもらったのはこんな情報でした。
どのブースでも言われたことは、「醸造用ブドウは難しい」「生食用ブドウのほうがおススメです」ということ。
長野県ブースでは「それだったらリンゴのほうがいいよ」とまでご教示いただきました。いや長野でリンゴ育てるのも、なかなか良さそうだけれども…!🍎
なるほど。よくわかりました。
日本のワイン造り、こりゃ大変だわ…!
儲からない、仕事がきつい、そもそも就職できないなどと散々な言われようのヴィティス・ヴィニフェラ氏。(※醸造用ブドウのことです)
「農業人口を増やしたい」相談会であるにも関わらず、全然オススメされないばかりかむしろ引き返したほうがいいと心配される始末…!
日本ワインの半分は「夢」でできてるって、わたしこれはもう確信しましたね。
我々は日本ワインを飲むときに、夢にお金を払ってるんや。そんなんもう、絶対払うやん…!
そんなわけで、現場のリアルな意見をうかがえて、とても納得できた相談会でありました。率直に、そして誠実なお話をうかがうことができて、お話を聞いてくださったみなさんには、本当に感謝しています。
これで、わたしが諦めるかって? そんなわけないんだなこれが。
なぜならわたしは「この子が美味しいワインになるんだなぁ…」と言いながらブドウを収獲したいから…!
夢のその先
さて重ねて唐突ですが、今のわたしの仕事について少しだけ話します。
わたしは普段、病院で臨床心理士のシゴトをしています。なかでも、神経発達症(発達障害)を持つこどもたちと、その親御さんへの支援がわたしの専門分野。かれこれ10年ほど、わたしなりに一生懸命この仕事に励んできました。
この仕事は好きです。100人100色の個性的なこどもたちと出会うのは、本当に愛おしくて楽しい。
いい仕事、いい職場、いい出会いに恵まれて、たぶん、かなり幸せに仕事をしてきたほうだと思います。
だからこそ、この「次」を見据えるようになったんですよね。
この1対1の面接室を出て、行き場のないこどもたちの「居場所」を作りたい。
今日、しんどくてどうしようもない子が、ふらっと羽を休めに行ける場所がこの世に欲しい。
どうやって?
正直、わたしはそんなにやり手なタイプではないです。心もぜんぜん強くないし、知的にも飛び抜けるほどは高くない。だから、「善意」とか「責任感」とか「先見の明」とか「戦略」とかでは、たぶん、永遠に動けない。
わたしの唯一の原動力。それは「楽しそう!」と思うこと。
今わたしがいちばんワクワクしていること、それがなにを隠そう、ワイン用ブドウを造ることだったんです。
こうして、わたしの「楽しい!」と、「将来の夢」が、いつのまにか溶け合っていくうちに、次第にこんなことを思うようになっていったのです。
こどもたちが集まれる、ぶどう畑を造りたい――
これからのこと
ということで、ぼちぼち走り出したわたしの「夢」。
これが、来年には着手されるのか、それとも20年後に着手されるのか、それはまだまだ未知数です。どうやって叶えていくか、いま一生懸命前の道を照らしていますが、全然道は見えません。むしろ、ここに道はあるのか?という感じ。
だけれども、これまでだってそうだったんです。いつだって、用意された綺麗な答えはなかった。
「この仕事はきついよ」「儲からないし」「思った仕事はできないし」「できればやめたほうがいいよ」――それらのありがたい言葉を信じていたら、今、わたしはここにいないのです。
・・・まあ、儲からないに関しては、びっくりするほど事実でしたが(無念)
今は、とにかく現場を知りたいです。だから、行けそうなブドウ畑作業には顔を出していきたいと思っています。
そもそもわたしは農作業が「できるタイプの人間」なのかは、やってみないとわからない。だからこそ、なんせ今は農作業がしたいんだ…!
農作業をお手伝いさせていただけるブドウ農家さんがいらっしゃったら、ぜひうかがいたいと思います。体力しか自信はないですが、せめてヤギくらいには役に立ちたいと思っています🐐
もしかするとそのうち実家の山でも開墾しはじめるかもしれませんが、その節はなんというか、できるだけ温かい目で見守っていただけますと幸いです。
ということで、ここまでお読みいただいてありがとうございました😊
誕生日はいつだって嬉しい。いつだって、新しいステージにあがる気持ちでわくわくします✨そう思って、無邪気に夢を語っちゃいました。たまにはいいじゃない(照)、聞いてくれてありがとうございました!
なにせ運だけはいいわたしは、34歳も素敵な出会いに恵まれて幸せな1年間でした🍷新しいこの1年間も、運よくハッピーに過ごせますように…!🍷✨
それでは、また新しい #3000円ワイン か、 #ワ活 でお会いしましょう♪
3000円ワインをこよなく愛するけれどもたまには高ワインだって飲みたい、3000円ワインの民、ますたやがお送りしました!(^○^)✨またね✋
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■ ますたやとは:
関東在住の30代、3000円ワインの民(たみ)。ワインは週に約5本(休肝日2日)。夫婦で1本を分けあって飲みます。2021年、夫婦でJ.S.A.認定ワインエキスパート取得。これからもおいしいワイン、いっぱい飲むぞ~!
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