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韓国🇰🇷で2週間ワーケーションしてみた。船で海外に行ってみたい、ただそれだけ🚢

おつかれさまです。ソフトウェアエンジニアっぽいことをしていますMikiです。

1月の冬の寒さに耐えきれずベトナムに飛んだ私ですが、1月下旬に用事があったのでたったの2週間で日本に帰ってきました。
そのあとは3月にKubeConでパリに行く予定だったので大人しくしよう・・・と思っていたんですが、韓国ってほぼ国内でしょ!という持論で釜山に2週間ほど行ってきました。

前回の話はこちら👇

なぜ韓国に

韓国、特に釜山はビジネスと観光の両方で魅力的な都市ですが、私が釜山を選んだ理由は「船で日本から海外に行ってみたかったから」です。飛行機ではなく船で。

飛行機は確かに速いし便利だけど、島国に住んでいると海外に行くには飛行機いう先入観がずっとありました。ヨーロッパを周回しながら国境のゆるさにある意味カルチャーショックを受けてたんですが、それに伴って日本から飛行機じゃない海外旅行ってどんな感じなんだろうと思っていました。
そこで調べてみると現在は福岡から韓国が最もメジャーな船いける海外ということが分かったので2週間後の船を予約したという経緯です。

海を渡りながら「今、地続きじゃない国に向かってるんだなぁ」って思うと、なんだか冒険している気分になれますよね。RPGに飛行機などない!

ここはまだ博多です

釜山を選んだもう一つの理由は、戦争博物館に行きたかったからです。
タイで日本に対する世界大戦中の他の国から見た印象や記録を見てさらに興味が湧いたので、釜山は外せないだろうということで行ってみることにしました。

大阪から釜山に行くまで

福岡から釜山へはビートルズのフェリーで約3時間。
実は去年のふるさと納税で太宰府のホテル宿泊券が使えずに残っていたので、住んでいる大阪から太宰府に2泊、その後に博多で会社の福岡メンバーとランチをして船に乗ろうという算段で行きました。ちなみに太宰府ではルートイングランティアに泊まりましたが天然温泉で最高でした。

その後は博多で会社の同僚とランチをして、なんと博多港までありがたくも車で送ってもらいました!わーい!

ちなみに予約時点でエコノミークラスは売り切れだったので行きはビジネスクラスだったんですが、ロキシタンのミニハンドクリームとか高級お菓子が貰える&フリードリンクに加えてかなり座り心地の良い座席、にも関わらず差額は1000円程度だったのでお値段以上で最高でした。

お菓子をもらえた
使い捨てスリッパと多分耳栓とか


出航後、コーヒーを片手に読書を楽しんだり、wifiが使えるので軽い仕事を片付けたり。海を眺めながらゆったりと過ごせて、「これぞ贅沢!」って感じでした。が、天候の悪さでとんでもなく揺れまして、他の座席から吐いていそうな声が頻繁に聞こえる程度にはカオスでした。酔い止めをスタッフさんが出航前に配ってくれていたんですが、気休めかな?と思う程度にはきつかったです!
エチケット袋をスタンバイしながら、揺れがこれ以上ひどくならないことを祈りつつ、コーヒーと茶菓子をいただいたことを後悔していました。

リクライニングできてめっちゃいい、ただひたすら揺れる

釜山に到着してからは、西面にあるAirbnbにチェックイン。ベットと机のみの小さい部屋でしたが清潔で、シャワートイレは共用のためかなり安かったです。
近くに美味しい観光客向けからローカルまで食堂やカフェがたくさんあって遅くまで賑やかなので酔っ払って楽しそうな若者は多いですが危険そうな場所はあまりなかったです。
ちなみに滞在場所は5階かつ個室で夜は通話など声を出したり音を出したりは禁止なので静かでした。

釜山港らへんの夜景

どう過ごしていたか

平日は滞在していた西面周辺で自室やカフェで仕事していました。電源wifi完備で営業時間も長くお手頃なカフェがこのエリアに多かったので、難民になることはなかったです。スターバックスもかなり店舗があるので、それもありがたかったですが若干他のカフェチェーンよりはお高め感を感じました。

雰囲気の良いカフェの2階が平日の昼間ほぼ貸切
食べ歩きなんかもしたり
その場で立ち食いもできる。多かったらテイクアウトできる

あと今回はキッチンがなくレンジと冷蔵庫のみの滞在先だったので、ご飯はローカルっぽい食堂にチャレンジしてみたり、屋台でテイクアウトやカフェでちょっとしたものを摘んだり。
だいたい食堂だとキムチやナムルといった前菜系が食べ放題なので野菜が不足しがちな外食ではとってもありがたかったです!そもそも韓国料理って結構お野菜が豊富なのでメニュー選べば脂質の摂りすぎ抑えられて嬉しい限りです。

ローカル食堂っぽいところのビビンバ
もりもり前菜。このあと参鶏湯が出てくる

個人的に美味しすぎてリピートしてしまったのが、「ナッコプセ」です。魚介類とホルモンと野菜を辛い調味料で煮込んだ鍋で、ご飯や麺といただくんですが鍋なので1人だと追加料金を取られるシステムにも関わらず美味しすぎて滞在中に2回行きました。また釜山行ったら絶対行きます。

あんまり美味しそうな写真が残っていなかった…

お店に入る気力がない時はコンビニで購入したヨーグルトやサラダ、プロテインなど食べていました。やっぱり文化的に近いので韓国のコンビニでもサラダチキン的なものやおにぎりなど購入でき、これもありがたみを感じました。

あとはダイソーなんかで顔パック買い足したり

観光だとまず最初に訪れたのは、国立日帝強制動員歴史館。日本植民地時代の強制動員についての資料館です。
展示は韓国語、中国語、日本語、英語と4ヶ国語表記で、時々英語と韓国語のみといった感じ。
慰安婦問題についてのビデオは韓国語の字幕のみだったのでどうにか頑張ってGoogle Lensで写して理解しようと頑張りました。
展示の説明に関しては、英語と日本語しか分かりませんが「残虐非道な大日本帝国」というのを全く包み隠さずどちらの言語でも表現されており泰緬鉄道と同じく複雑な気持ちになりました。

館内スタッフさんが優しく「Are you Japanese?」と聞いてきたので「Yeah」と答えたら「こんにちは!ようこそ〜!ゆっくり見ていってね!」と超フレンドリーな日本語で日本語パンフレットをくれて、これもまた不思議な気持ちに。

バッチリ自然な日本語。さすが

そのあとちかくの国連平和記念館も行きました。こっちは朝鮮戦争の解説がよくされてます。韓国語と英語のみ。

甘川文化村にも足を伸ばしました。カラフルな街並みとアートが融合したこの場所は、ただ歩いているだけで見た目の可愛さにワクワクします。日本人観光客っぽい人も多く見かけて安心しながら街歩きを楽しんでいたんですが、ちょっと外れたら超ローカルな通りに出てしまい坂が多いのもあって釜山の方にローカルバスで駅に戻るのに苦労しました。

メルヘン
もうちょっと鮮やかなんだけどただただ写真が下手

英語が通じなかったけど地元のおばちゃんっぽい人に身振り手振りで駅行きたいんだ〜!ってアピールしたらバス停を教えてくれました。とても優しかった。
あとなぜか帰りの地下鉄で、若い男性にカタコトで「日本人ですか!?」って聞かれて「はい」と答えたら大喜びさたのち日本語の日常会話の練習台にさせられるなどしました。

若い人だと英語が通じるかというとそうでもないので、日本とまではいかないけどペーパーテスト重視なのは同じなのかな〜という親近感を感じつつ(TOEICも日本と韓国がメジャーですし)、言葉がわからなくても割と老若男女みんなフレンドリーだなぁと感じることが多かったです。
なんか戦争博物館とか行くと自分たちが嫌われてる感が満載で凹むんですが、こういった展示や教科書、メディアで見たもののイメージって本当に一部だなぁというのを改めて思うのでした...

総評

韓国に行くのは3回目なのですが、前回と前々回はソウルらへんに2泊くらいだったこと、韓国語がわかる妹が一緒だったということもあり違った観点で韓国を楽しめました。というのといろんな国を周ってきたあとだったので、言葉がわからなくてもなんとなく同じ言葉だなと感じるワードを聞き取れたり、文化的なところが似ているってこんな楽なのか!と思うことが多くて面白かったです!

また、韓国語は日本語話者にとっては学習しやすいというのはよく聞く話なので(むしろ近すぎて逆に難しいといってた人もいましたが笑)言語的に学んでみたいな〜という気持ちも前より多くなりました。
といってもこれは新しい国に行くたびにその国の言葉を話せるようになりたい〜!は毎回思っているのですが、英語話せる人の割合が多いと「別にいいか」と思っちゃったり、その国の好きな点が多いとより意欲が高まるとかの程度の差がありまして。

過ごしやすいし時差もないし韓国料理も好きなので気軽に行ける好きな国リスト入りですが、今度は肌管理系の美容施術も下調べしてそれを目当てに渡韓してみようかなとか考える今日この頃です。
そして次は間違いなく飛行機で行きます。

ではでは、次の旅先でまたお会いしましょう!👋

こっそり宣伝|´-`)

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