パリ🇫🇷から１ヶ月ワーケーションしてみた。美術館巡りとパン祭り

2024年6月21日 09:24

おつかれさまです。ソフトウェアエンジニアっぽいことをしていますMikiです。

ロンドンで２ヶ月ワーケーションしてみたあと、パリに移動して１ヶ月過ごしてみました。今回はその時の話です。前回のロンドンの話はこちら👇

なぜパリ

ロンドンから次にどこ行こうかなと思っていた私はとりあえず次なるヨーロッパの行ってみたいところとしてパリを筆頭候補にあげていました。
理由としては、美術館がいっぱいあること、街の景観が~~清潔ではないが~~綺麗だろうということでした。

やっぱりパリといえばルーブル美術館ということで、アメリカ人の友達やロンドンにいたホストに「ルーブルに行きたいの！」って力説するんですが、どうも英語の発音としては「ルーブラ」が近いらしく全く通じず。
この子はパリのどこに行きたいんだろう…？って訝しげな目で見られたのは多分そのせいでしょう。

英語は通じないという噂は聞いていたので、ローカルの交流は全く期待せず、観光ができればとりあえずオッケーの気持ちで行くことに。
ロンドンの滞在中に出会ったイギリス留学中のフランス人の男の子にフランス語を教えてもらおうといっぱい話しかけてみたんですが、彼は英語が全然話せなかったしフランス人の友達とつるんでばかりいたので「お前何しにロンドンに来たんや」と思いながら（失礼）、メルシーとボンジュールだけそれっぽく言えてるかだけ教えてもらいました。

ロンドンからの移動と初めてのパリ

ロンドンからパリは国際列車か飛行機で行けるのですが、LCCでコストを抑えたかったので飛行機で行きました。
到着したのは午後９時くらいで６月上旬だったのですがまだ夕方前くらいの明るさでした。そこからバスに乗ってパリ市内へ行き、PERという高速鉄道で２０分くらいの少し郊外の滞在場所の街へ行く予定でした。
バスに乗るのに手間取り、パリ市内に着いたのは１１時前後で滞在場所の最寄りに着いたのは０時前後。今回もAirbnbでセルフチェックインはできないのでホストに遅くなるからごめんねとメッセージを入れつつ向かいます。

街は移民の人が多いようで、ヒジャブを巻いた女性やアフリカ人っぽい男性が大半で、白人の人はむしろ少数派な感じがしました。

滞在場所は集合住宅っぽいマンションで、出入り口のオートロックのドアはひっきりなしに誰かが出入りしており、解除の番号教えてもらった記憶がないのですが誰かのついでに一緒にエントランスに入ってしまいました。

さてあとは部屋を探すだけかなというところだったんですが、なぜかiPhoneの電源が切れてホストと連絡が取れなくなりまして。
念のためiPadで滞在場所の地図と住所とWifiの情報のスクショを撮影していたのですが、こいつはWifiでしか通信できないので役立たずです。
Airbnbの滞在先詳細画面には階層しか乗っておらず、０時過ぎなのにどこの部屋なのかわからなくなりました。

英語も通じないし夜も遅い…ということで途方に暮れた私はWifi情報のSSIDでなんとなくの部屋の位置を特定できないだろうかと思い立ち、iPad片手にその階をぐるぐるしてみたところそれっぽいSSIDを見つけました。一番電波の強いあたりの部屋をノックしたらビンゴ。よかった…。みなさん移動日の電池切れには気をつけましょう。

パリ郊外での生活

ホストは小さいお子さんが５人いるイスラム教徒のご家庭でした。
地域のイベントの開催日程を教えてくれたり、お菓子やヨーグルトをいただいたり色々と良くしてもらいました。お土産に冷蔵庫に貼るマグネットが欲しいと事前に聞いていたので、ロンドンバスのマグネットをプレゼントしました。

英語は片言で意思疎通できるくらいだったので、分からなくなったら私はアプリでフランス語に翻訳したりホストは英語に翻訳してくれるなどしてコミュニケーションをとっていました。
お子さんたちは英語は分からないので、とりあえず挨拶とありがとうだけで意思疎通していたんですがちょくちょくお菓子をくれました。なかなか甘かったのでコーヒー必須でしたが美味しかったです☕️

お部屋はフランスっぽくはないですがエキゾチックな感じで良かったです。冷蔵庫とケトルがお部屋に置いてあって便利。

ホストのお母さんがキッチンやリビングを基本毎日掃除しており、思ったより清潔で快適に過ごせました。
ただAirbnbのアメニティ欄に「ヘアドライヤーあり」と記載があったのになかったのでホストに文句を垂れながら購入しました。

平日は変わらず仕事していましたが、休日は美術館に行ったり綺麗なカフェ行ってみたり街を散策したりしました。特にモンマルトル周辺は気に入ってました。

飲食店などでWifiが通じるのはスタバくらいだったと記憶してます。あんまり外でノマドするような感じではない気がするというのが個人的な見解。

ベルサイユ宮殿とパリ市内の主要な観光は回りましたが、意外と遠出はしませんでした。ちょっともったいないですが…。

あとはどこに行ってもパンが安くて美味しいのでパン屋さん巡りをしていました。

だいたいの食事はスーパーでパンとチーズとパテなどに適当に切った野菜とオリーブオイル、塩でサラダを食べていました。とりあえずチーズもパンも美味しく種類も膨大なので、複数のスーパーで食べ比べしてみたりいろんな種類のチーズやパンを試してみたりなど。

たまの外食。

ちなみにルーブル美術館は絶対混雑すると思ったので平日にわざわざ休みをとって行きました。モナリザは遠目からしか見れなかったのでちょっと期待外れでしたが、他にも有名な絵画が目白押しで半日くらいずっとうろうろしていました。

個人的にはオルセー美術館の方が好きかもしれないです。こっちはそこまで混んでいませんでした。

あとドラクロワが好きなので、規模的にはルーブルやオルセーの比ではありませんがドラクロワ美術館に行けたのは良かったです。

ちなみに滞在したのは郊外の街で、高速鉄道で２０分でパリ市内なのでアクセスは悪くないところでした。
フランスっぽくはなかったですが、公園や週末はファーマーズマーケットがあり、そこでのんびり過ごすことも。

夜道をどうしても歩く日はありましたが、治安も別に悪くないと思っていました。なぜ過去形なのかというと、２０２３年のパリの暴動の発端になった街で、ちょうど滞在の最終週がその時だったのです。ヒェェ..
移民の方が多い街だったというのが大きいのかなと思います。巻き込まれなくて本当に良かった・・・
あとパリはスリが多いことで有名ですが、私は特に何もなかったです。リュックのいちばん奥のカバンを開けただけでは届かないところにポーチと財布を入れ、一番外側のポケットにはレシートとかティッシュとかゴミを入れています。そして大体はゴミを回収してくれます。もうちょっとちゃんと対策はした方がいいような気がしないでもないです。

総評

美術館が好きならパリは長期滞在すごく良いところだな〜と思いました！
あとは普通にその辺で買うパンが美味しい、チーズも美味しい！

英語は観光地でも通じないレストランとかあったりしましたが、まぁフランス語が話せないと邪険にされるのではという勝手な妄想は打破されたので全然問題ないです。
観光地だけあって、パリ市内にいるときは同じ観光客っぽい英語話者と話したりすることの方が多かったです。ただノマドする感じとは違うなという感じがしました。技術的なmeetupもやっぱりロンドンが活発で良すぎました。やはり英語というのもあるかもしれない。
なお滞在したAirbnbはとってもリーズナブルで良かったんですが、いかんせん暴動事件があったのでもう一回行きたいかと言われると若干悩みます。生活用品は入手しやすくて公園もあって住みやすそうなところではあったんですが…。
ちなみに2024年のKubeCon EU（Kubernetesのカンファレンス)はパリだったので１年後１週間ほどまたパリに滞在することになります。

ではでは、次の旅先でまたお会いしましょう！👋

こっそり宣伝|´-`)

パリ🇫🇷から１ヶ月ワーケーションしてみた。美術館巡りとパン祭り

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