日記#76 221108「皆既月食」
帰りにたくさんの人が空を見上げていました。
今日は皆既月食、そして天王星食も起こっているそうですが「天王星食」という言葉、40数年生きていて初めて口にしたと思います。そんな現象を考えた事もなかったです。
昨年は「ほぼ皆既月食の部分月食」というのがありましたが、徐々に月が赤くなっていく不思議さを撮ろうと、みんなが夜空にスマホを向けているのが何だか面白い光景でした。
何の情報もない時代だったら、いきなり月が暗くなっていったらさぞ恐ろしかったでしょう。今はコンピュータで計算できるので、食が発生する時間や次の皆既月食+天王星食が起こるのが213年後という事までわかるので、それもまたすごい事ですね。
そんな計算までできるのに、近くにいる人の気持ちがわからないというのだから、人間の心は宇宙よりも遠くて謎めいているなと思わずにいられません。