「加耶―古代東アジアを生きた、ある王国の歴史―」
千葉県の国立民俗博物館で開催されている「加耶―古代東アジアを生きた、ある王国の歴史―」にやっと行ってきました。
歴史はそれなりに好きなのですが、よくドラマ化される戦国時代や幕末はあまり興味がなく、どちらかと言えば縄文弥生、飛鳥や奈良、平安といった時代が好きで、特に古墳時代というものに強く惹かれます。
10月に大勾玉展に行ってきた後に、展示の事が載っている骨董古美術月刊誌「目の眼」を購入しました。
するとトピックとして「加耶展」の事が載っていてとても気になりました。
加耶については大国に挟まれていたという地理的な事でしか知識がなく、加耶にまつわる物を目にした事もありませんでした。それもそのはず、日本国内で加耶の展覧会はなんと30年ぶりだそうです。
スケジュールの都合がつかず、なかなか現地に見に行けなかったので、とりえず国立歴史民俗博物館のYouTubeにUPされてちた展示解説動画を見始めました。
「2年前にコロナで延期になり中止も覚悟した」と、講師の高田貫太教授が最後に言葉に詰まりながら話したのを聴いて、これはやはり実物を観なくてはと思い行ってきました。
今回の企画展示は、個人的利用目的に限り撮影が可能(フラッシュや三脚等の仕様は不可)との事でしたので、いろいろな展示を撮ってきました。一部を載せておきます。
鉄の加工技術、スタイルの良い土器、金の装飾、どれもが美しく、これが現在まで残っている事に驚きです。発掘保管し、この展示を実現してくださった皆さん、本当にありがとうございます。観に来て良かった!
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