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記憶媒体の進化とひきかえに

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家にあった様々な記録媒体。右の2つのマイクロSDはまだ1GBや16GBなのでデータを入れられる容量なのですが、他のメモリースティック、ミニSDカード、SDカードは容量が一番多くて128MB、今では考えられません。

20年近く前にSONYのデジカメを使っていたので、メモリースティックはその頃の名残だと思うのですが、今だとデジカメで撮影した1枚でも5MBくらい使うので到底容量が足りません。当時はこのメモリースティックを入れたデジカメを持って旅行をして風景を撮っていたので何の問題なかったんですね。今の高画質に慣れてしまっているのでもう昔には戻れません。

SDカードは何に使っていたのか忘れてしまったのですが、ミニSDはたぶん携帯電話で使用していたと思うのですが記憶が曖昧です。初めてスマートフォンにしてから今年で10年くらいになるのですが、もうスマホ前がどんな感じだったのか遠い昔のようであまり思い出せません。

スマホにしてから圧倒的に情報量が増え、それにしたがって様々な事を知る機会も人との出会いも増えたわけですが、気になった事や心配だった事も次々と押し寄せる波に流されている感じです。

今日も突然に雨が降ってくる不安定な天気でしたが、家のあたりで雨が降るとスマホに通知が来てほとんどそれ通りになるので、洗濯や買い物など家事をするのにとても役立っています。

記憶媒体が物理的に小さくなりつつ容量が大きくなったので、スマホで多くの情報を手にしたり、高画質の写真をたくさん保存できるようになったりしました。でも多くの出来事が埋没や矮小化されて、それを忘れた事も忘れている状態です。

何故か残っていた記録媒体、もう使う事がない容量の少ないものはさようならしようと思っていますが、最後に何だか大切なものを再確認させられた気がします。

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