唇よ、熱く君を語れ!自分の心の中の声より、大切なものなんてないから。

YouTubeで懐メロあれこれ聴いていたら、渡辺真知子さんの動画のコメントに「カネボウのCMから来ました」と最近書かれたものがありました。

調べてみたら2020年のKANEBOのCMで使われているようです。まだテレビでちょうど流れるのを見ていないのですが、40年の時を経てまたCMでこの歌が聴けるなんて嬉しい限りです。

誰を好きになってもいい
何を好きになってもいいのと同じで
性別ですら自分で決めていけばいい
自分のなりたい姿を我慢して
人に合わせる必要は全くないと思う
完璧じゃないからこそ、人は素晴らしい。
あなた以外の誰かに、なろうとしなくていい。
自分の心の中の声より、大切なものなんてないから。

最初は歌が懐かしいなと思って見ましたが、メッセージがとても込められているCMでした。

あなたという存在を、世界に変えさせてはいけない。

見た目、年齢、性別、人種など様々なものを超えて、かけがえのない自分を大切に生きる。そんなCMに1980年1月21日に発売された歌がハマるというのがとても面白いなと思いました。短いカットで様々な人が映っているので、これからどういうCMになっていうのか楽しみです。

小さい頃から化粧品のCMは華やかだったりカッコいいから大好きだったのですが、あまり男の子がそういうのを好きだと言うと「お化粧したいの?」「もしかしてコッチ系?」とか言われて、そういう対応する人をそのたびに(こいつは話してもダメだな...)と思っていました。

40年前に感じていた「自分が好きなものを正直に言って何がいけないんだ」という気持ちを肯定してくれるCM、そんな感じがしました。

40年前の私!松原千明さんが出ていたカネボウのCM、そこで流れていた渡辺真知子さんの歌、好きって言って間違いなかったよ!

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