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若者と共に成長する企業とは

ジョブカード制度普及施策の講演会に参加。

基調講演は『「いつでも転職できる」を武器にする』の著者、松本利明氏。

「石川にこそ有利!我社にあった若者に選ばれる会社になる具体的な打手」。

若手の採用に苦戦する企業に向けての、採用側の心構えの話。

ジェネレーションギャップによるコミュニケーション不全に起因する離職は、地方の方が顕著で致命的。人手不足と嘆く企業に必要な「改善」にそろそろ気づいて実行してほしいとつくづく思う。

一番重要なのは、一人ずつがオリジナルの「キャラ」だと割り切ること。

簡単に言えば、「みんな違って、みんないい!」を肚落ちさせることだ。

「強み」ではなく「持ち味」なのだと続く。

後半はパネルディスカッション。

行政、学校、政治、民間企業の代表が「成長とやりがいを感じるためには?」をディスカッション。

モデレーターの坂本祐央子氏(株式会社シェヘラザード )の進行技量が秀逸だった。

パネラーの諸氏が想定外のツッコミに絶句することしばしば。

このディスカッションを見る限り、取り組みも施策も思いの共有すらもまだまだなんだなと痛感する。

実際「働き方改革」を形骸化させない取り組みが功を奏している団体はどれくらいあるんだろうか。

求職する若者ではなく、採用の受け入れ側の体制が整っておらず、いつまでも旧態依然のやり方で押し通そうとして離職を招く。ここをいかに柔軟に、しなやかに、たくましく改革することができるかで求職率も採用率も上がると思うし、ひいてはキャリアチェンジを目前にしたシニア層の新たな展開にもつながるのではないのかな。

当たり前のことを当たり前に考えながら、ノーティングを振り返る。

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たかぎ ますみ(masuminosora)
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