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なぜ彼氏が音信不通になってしまうのか?

私が大好きな映画「ウォールフラワー」の中で、主人公のチャーリーとチャーリーが密かに想いを寄せていたサムとの間でこんな会話がある。

サム「なぜ私や私の愛する人たちは ひどい扱いをする人を選ぶの?」

チャーリー「自分に見合うと思うから」

そうなんですよね。
私たちは一見、たまたまそういう人にあたったように感じているけれど、深い視点からみると実は「自分で選んでいる」んですね。
だから本当は「男運」なんてありません。
「男運」なんて言い方をすると神様だかなんだから授けられたみたいな感じに捉えられるけど、実際はどんなにひどい男(女)でも自分が選んでいます。

今回は恋愛占いのテーマでもレギュラー的な存在である「音信不通」について考察していきたいと思います。

音信不通の彼を選んでしまう人はどんな人?

このパターンの恋愛をしてしまう人の特徴として次のような性質が考えられます。

・強がり
・負けず嫌い
・真面目
・自分に自信がない
・こだわりが強い
・愛されるのが怖い
・完璧主義
・自分の好きなようにしたい

こういった性質を自分が持っていてネガティブに作用していることを自覚できていればまだ相手の反応なども違ってくるでしょうが、大抵の人が自覚できていないように感じます。
そしてこのような性質が相手にどのように影響を与えて結果的に音信不通になるかというと、「距離を取らせる」ということにつながります。更に、「距離を取らせること」が自分にとってメリットになっているのです。

自分の恋愛を振り返ってみてください。
ひどい扱いをする人にも様々な種類がいますが、総じてパターンって決まってませんか?
音信不通になりがちな彼と付き合ってしまう人は、相手を変えても音信不通になりがちです。
周囲の友達に言われませんか?「またぁ?」って。
そうなると、原因は相手じゃなく自分にあるということになるんですね。
薄々気づいていた人も、衝撃を受けた人もいるかもしれませんが、これから更に見たくない現実をお伝えしていきますね。

連絡を待っている間に繰り返される思考

音信不通にヤキモキしている間、どんな気持ちや思考が渦巻いているのか。

・本気で病気か何かで連絡ができないと思っている
「調子が悪いから返事できないのかもしれない。。。」という思いがよぎったりする。というより、そうであってほしいと思ってしまう。
だけど、よく考えてほしい。人って弱っているときこそ優しくして欲しくなりませんか?見舞いにはきて欲しくないって人もいたり、丸一日寝てたりって人はいたとしても、人間って生理現象(食べたり出したり)は必ずあるので、それが原因で連絡しないってのはほぼないと思います。

・こんなに待てるのは私以外いないと思って自分に酔っている
ひどい扱いをされている自覚がなく、勝手に待っている状態を相手に対して恩着せがましく「待ってあげてる」と思考する。
音信不通の状態を自分にとって都合よく解釈している。

・自分が何かしたことが原因でそうなっていると自分を責める
もともと罪悪感を感じる癖が強く、自分に関係ないことまで自分のせいだと思い込んで責め過ぎてしまう。「あの時こうしたことがー」とか、「こう言ったのがー」と、罪悪感を感じるために音信不通の状況を創り出しているといってもいいと思う。

・真実を見ないようにする
相手の家に行けば「音信不通」は一発で解除されるだろう。
だけど、音信不通に陥るほとんどの人が、相手の家を知らない、呼ばれたことがない、知っていても何らかの理由で中に入ったことがない、ということが多くある。
この時点で「それって正式な恋人なの?」と疑うけど、本人は真実を突きつけられるのが怖いため核心に踏み込むことは避ける。

主にこのような思考がループされ、音信不通の間の精神をどうにか埋めている。

音信不通と呼べる期間と関係の見切りについて

「彼と連絡が取れない」という状態があるとして、どれくらいまでその彼を「恋人」として扱うのか。
こういう書き方をした理由は、何ヶ月も、何年も、「恋人と音信不通です」と言う人がいるから。
もう本人も心の奥では分かっていると思うけど、それってもう「恋人」ではないんだよね。だけど現実とはかけ離れた期待をしているだけ。

もっとちゃんとした関係で、お互いを支え合えて、幸せをたくさん感じれるような恋愛を呼び込むには、どこかで現実と向き合って見たくない自分を見なくちゃいけない。

厳しく言うなら1週間も連絡がないことなんて、相手のことを大事に思っていればないと思う。もし仮に本当に何か重大なことがあって連絡が取れなかったにしても、その旨を伝えると思う。
人間は食べる時間とトイレに行く時間は必ずあります。「忙しい」は理由にならないんだよね。

音信不通になってしまう関係から脱出するために

最初の方でもお伝えしましたが、音信不通にしてしまうのは相手ではなくあなたです。その理由は、音信不通で実質「距離を縮めれない状態」を作ることがあなたにとってのメリットになっているから。
これは心理的な観点からのお話になります。

恥ずかしながら、これを書いている私も過去の恋愛はいつも必ずと言っていいほど音信不通になっていました。最初は相手から盛り上がるのに、なぜかある一定の期間になってくるとパタリと連絡が途絶えてしまう。
私の場合は、自分の自信のなさや、普通に愛されることへの恐怖、何かしないと愛されないという条件付け、自分の至らなさを見せたくない、など、複合的に様々な無意識のブロックが邪魔をしていたことがわかりました。
自分の醜さを受け止めることはとても勇気が必要ですが、そうすることしかスタートに立てないんですよね。

まずは必要以上に不安になったり頑張らなくても愛されるようなスタートに立ちたいと思いませんか?

MASUMI MERRCURY

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