国府津から出た箱根旅①箱根神社〜九頭龍神社〜芦ノ湖富士山
12月、初めて降りた国府津駅。駅出てちょっと歩いたら山がどーんと前にあり、
あ、箱根神社行かなあかん
と突然決めた。
日帰りでひとりで行こうかと思ったが、夫も誘ってみた。
「ええな。久しぶりやもんな。僕も行く。え??日帰り? 箱根で日帰り?」
と予想通りの返事だったので、一泊することにした。
誘ったのは私なので、宿をいろいろ探す。今回は温泉でなく、箱根神社目的。公共交通機関と足のみで移動するうちら夫婦は、アクセスも考えて宿を選ばなあかん。
ホテルや旅館の写真見ながらスクロールしていたら、気になるホテルがあって指を止めた。前回の箱根旅最後に、夫が芦ノ湖の船上で言うたん思い出した。
「ぼく、次箱根神社行くときは、神社と芦ノ湖に近くて、富士山見えるとこ泊まりたい」
とりあえず、望みは言うとこ。
本人忘れてても、聞いた人は覚えてるから。そんで、いつか叶うから。
夫にリンクを送り、予約ボタン押した。
そうして1/5早朝家を出て、夫と箱根へ向かった。
箱根神社で、神様でなく、アニマル浜口とアントニオ猪木の声を聞く
小田原駅で箱根登山線に乗り換え、箱根湯本駅まで。その後バスで箱根神社へ向かう。1月5日、三が日は過ぎたが、まだまだ人は多い。箱根神社周辺は駐車場待ちの車が列をなして、境内も人は多めだった。
箱根神社から元箱根港へ行き、芦ノ湖遊覧船に乗る。船で箱根園港へ行き、歩いて九頭龍神社へ行くのだ。
芦ノ湖から、あの世の如き元宮を見上げる
乗換案内では出てこない、夫と前回見つけた遊覧船移動。これが楽しくて楽で早い。
前の便が出航した後で、30分ほど待つことに。コーヒーでも飲みにいこかと言うが、周りの店は一斉休業。結局、休憩所で待つ。
遊覧船に乗ったら、いちばん上へ。
曇りで冷たい風がびゅーびゅー吹き、寒い。が、私は気持ちいいのでそのままいたら、付き合いのいい夫もそのまま一緒にいることに。
箱根園に着くと、夫がめっちゃ身体冷えたと言う。「どんぶりの店があったはずや。お昼食べよ」と言われ、まずはお昼ごはん。
江ノ島で食べた方が美味しかったよなぁと思いながら、私はしらす丼を食べた。うな丼食べて、熱い味噌汁とお茶飲んで、夫は復活した。
空も晴れてきたぞ。よし、ロープウェイで元宮へ!!と思って乗り場に向かうが、強風で運休。
では先に九頭龍神社へ行こうと、二人で歩き始めた。
日が出てきて、風もおさまり、気持ちいい。この後、夫は写真を撮りまくり、私は湖で不思議な写真を撮り、はだしになるのだった。
九頭龍神社で龍の鱗を見た(としか思えない写真)
九頭龍神社までセラピーロードなる遊歩道歩いてたら、途中、富士山も顔を出してきた。
九頭龍神社本宮のある、九頭龍の森到着。ここは有料の森である。入場券買って森の中へ。
御本殿お参りした後、桟橋へ行く。
あれ? 前こんな桟橋あった?と夫に聞いたら、前からあったけど、人が自由に通れるようにしたんやろって言われた。
ここからの眺めがかなり良かった。
このあと、あずまやでおやつ休憩をして、歩き始める。
芦ノ湖を足でも味わい富士山を愛でる
「これ、湖のそばまで降りれるんちゃう?」と夫が言うて、ずんずん道のないとこを降りる。私も降りる。
夫はカメラ出して撮影に没頭。
私は靴も靴下も脱ぎ、裸足で歩く。
思い切って湖に足をつけたら、5秒が限界だった。もうちょいいけるかもと思って2回目つけたら、3秒でふくらはぎまで冷たくなった。
足拭いて靴下履こうと枯葉の上を歩いたら、
めっちゃあったかい。
しばし枯葉で足を温めた。
「なにしてんの。冷えるで」
と、さっき芦ノ湖船上で冷えた夫に言われたが、枯葉のおかげで足が冷たいだけとなった。
靴下と靴を履き、夫もカメラを片付けて、再び箱根園まで歩く。
足が、軽い。
前を歩く人たちを、どんどん追い抜かす。
これは、ロープウェイ再開してて、久しぶりにあの世の元宮行けるか!と思い、ロープウェイ乗り場まで行った。
運転停止しています
の看板。
もう今日は無理やなと話して、箱根園から元箱根港へ戻り、そこからホテルのシャトルバスに乗ることにした。
遊覧船に乗り、デッキから風景見ていたら。
陸に降りてシャトルバスに乗り、ホテル到着。
あとは、温泉入って美味しい夕食。長い1日の終わり。
には、ならなかった。
続きます。