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河口湖で富士山堪能の旅②星天と早朝富士山~豪華朝ごはん~河口浅間神社~富士山遙拝所~近所のイオン
こちらの続きです。
【2日目】星天と早朝富士山
私にしては珍しく、寝つきが悪い。ベッドサイドのライトつけて本でも読もうかなと思ったらうとうと寝てしまった。
がらがらがらと、夫がベランダの窓を開ける音がした。音がした方を見ると、夫が何かしているのがぼんやり見える。
目覚まし時計見たら3時半。眼鏡をかけてベランダをよく見てみたら、スタンドにiPhoneをセットして、一眼レフカメラでなにかしている。
起きたついでにベランダに行くと「あ、ごめん。起こしてしもた」と夫に言われた。タイムラプスで富士山を撮るためセッティングしていたのだ。
空を見上げたら、きれいな星天があった。
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きれいやなあ。
富士山もきれいだが、星天もきれい。富士山の尾根に星がある。星ではなく、山小屋の灯りか登山者のヘッドライトか。
しばらく見ていたかったが、この2時間後にまた起きないといけないので、私は先にベッドにもどった。
もどったがやっぱり寝れない。旅行先でも熟睡できるのになあ。ごろごろ、うとうとしていたら目覚ましが鳴った。
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前日「明日の朝きれいに見えます」と教えてくれたホテルのスタッフさん、ありがとう!
こんなにきれいに裾野まではっきり見えたのも久しぶり。富士山はやはり長い裾野が美しい。浜崎あゆみがライブで着ていたウェディングドレスの長い長いベールと、富士山の裾野が重なった。
夫がタイムラプス撮影のチェックをしていた。なかなかいいのが撮れたみたい。
早朝3時。夫がタイムラプスで撮影セッティングしてた。起きてベランダ出たら星が綺麗だった。夜の富士山に小さな灯り。山小屋の灯りだった。
— 渡邊真澄@5/30発売初レシピ本『お箸で食べるスパイスごはん』 (@umauma_masumi) September 9, 2024
おっきな富士山見たの、中三の修学旅行ぶりだった。
富士山も流れる雲もきれい。#富士山 #河口湖 pic.twitter.com/4WBeH21QZ1
日が高くなってきて、雲が広がってきた。朝ごはんまで1時間。朝風呂よりも寝るのを選んだ。
朝ごはんの予約を7時15分にしていたので、5分前に起きて用意してレストランへ。前夜と同じテーブルに案内してもらった。
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朝ごはんはオールバイキング。和食コーナーから見ると、美味しい朝取れ卵と、卵かけご飯用お醤油みたいなんがあった。早速お茶碗にごはんをよそい、生卵を取る。
昨夜岩魚があったところは鉄板になっていて、シェフがオムレツとフレンチトーストを焼いている。さっき生卵を取ったの忘れて、
「オムレツとフレンチトーストください!」
と元気にオーダーした。
ちらりと生卵を見られた気がするが、気にしない。グレープフルーツジュースをコップに入れて、席に戻った。
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再び、お腹いっぱい。
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チェックアウトは11時だが、私たちは路線バス移動なので、バスの時刻調べて10時過ぎにホテルを出ることにした。片づけ時間を逆算して、私は再び寝た。夫は朝風呂に行った。
うたた寝からなんとか起きる。睡眠不足だが、荷物を片づけてチェックアウト。近くのバス停まで歩きバスを待つ。やはり時間通り来ず、15分ほど待った。
バスに乗り、どんどんホテルやレストランがあるエリアから離れていく。郵便局と交番近くのバス停で降りると、目の前に目的の神社があった。
【2日目】河口浅間神社の御神木~遙拝できなかった遙拝所
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神社をあとにして、「遙拝所を経由して滝まで歩こう!」というプランを立てて、ふたりで歩く。
Googleマップ見ながら舗装された林道を歩く。延々とゆるい登坂。膝痛いのに来てしもたなあ。でも、引き返すにしても歩かないといけない。
まずは、途中の遙拝所まで歩こう。途中休憩しながら、30分ほど歩いて、着いた。
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暑いわ疲れたわで、滝まで歩く元気がなく、今回は断念。夫と坂道をすたすた下る。涼しくて快適。
「富士山見えるとこまで、まだだいぶあります?」
坂を登ってきたご家族に英語で聞かれた。なぜだ。なぜアプリで英語学習を3年以上している夫に聞かず、私に聞くのだ。
「あと5分くらいですわ」
と適当に答えたら
「5分? 5分なん?」
とお疲れ気味の男性に念押しされた。
多めに言ってあげようかと思ったが、5分と思って歩いたら5分で着くはずと思い、笑顔で「Enjoy!」と言って見送った。
今回の旅は、やたらと英語で話しかけられた。ほうとう屋のお店の人にまで英語で話しかけられた。
ここ、日本やねん!!
英語圏ちゃうねん!!
もう1日いたら、そう言ってたかもしれない。
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ちょっともめながらも、無事帰宅
ブラジル水晶見に行くことはすっかり忘れて、駅までバスに乗った。豪華朝ごはんのおかげであまりお腹はすいていないが、アイスコーヒーとか飲みたい。
河口湖駅でバスを降り、バスの窓から見えていたカフェまで歩く。
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駅で夫と少々モメる。外国人観光客が並ぶ列について特急券買おうとしたら、
「そこに並ばんでも、自販機かホームで買えるやろ」
と言われる。少々疑いながら改札通ろうとしたら、「あそこに並んで特急券買うて」と言われた。
もー!そやから言うたやん!
夫を見るとえへへと笑ってた。そうだ。このひと、並ぶんめっちゃ嫌いなんやった。
特急券を買い車内に入ると、チケットに表示された席に、またまた外国人カップルが座っている。
あれ?電車間違えた?って夫に確認するが、電車も車両も席も間違いなし。
「すんません、おたくのチケット見せてくれません?」
と英語で言い私のチケット見せた。
あ、ここおたくらの席なんですな。
みたいなことをベラベラと英語で言うて、二人は立って移動。また空いてる席に座ったが、二駅先で乗ってきたふたりのうち、女性がにこやかに言うた。
「ソーリー」
なるほどー!「ソーリー」でええんやん。ってか、夫、次回からこういうときに練習の成果を見せてくれ。
前日とは逆ルートを辿り、電車を乗り継ぎ最寄り駅まで帰ってきた。
駅前のイオンで晩ごはん調達。それぞれ食べたいものを買う。
私はお赤飯が食べたくて唐揚げが食べたかった。
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ほうとう、ホテルの豪華ごはん、富士山や星天、大きな杉の御神木。お腹いっぱい堪能できた。
それにしても、なぜ私だけに英語で話かけられたのかという謎が残っていた。
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たしかに、この姿で歩いていたら英語で話かけられやすいかもしれない。
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