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刺さった言葉

ある講話を聞いていて、ある言葉にドキッとした 。

「なんで私が(こんな目に合うの)?」
この言葉の意味を裏返すと
「なんで他の人じゃないの?」

これ、よく考えるとすんごく恐ろしい。
私じゃなく他の人が苦しめば良いのに、だなんて!
そんなこと普段考え付きもしないかもしれないが、裏返せば確かにそういう意味になってしまう。


代わりに、

なんで私ばっかり

ではなく

他の人がこういう目に合わなくて良かった。


そして他人を羨ましく思うとき、

なんで私じゃないの?

ではなく

あの人だからこそできたんだ(すごいなぁ)!と恨みなしに素直に喜ぶ。

苦しい時は自分のことで精一杯だから他のことは考えられないかもしれない。
でも、(この苦しみを味わうのが)他の人じゃなくて良かった、と1ミクロンでも思うことができるなら、何かが変わるかもしれない。

日常にはハッとさせられる言葉が溢れている。


元になったのはこちらの講演でした。

このお方、"超"が付くほどの高僧の方なのですが、ものすごく分かりやすくお話をされています。
日本語字幕も出ますのでご興味のある方はご覧になってみてください(YouTubeの自動翻訳なので若干変なところもありますが)。

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