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雑記02|AGAB、AMAB/AFAB 新しい言葉を覚えた

皆さんお元気ですか。
最近風邪をひいて寝込んでいるマスミさんです。

お布団の中で大人しくしておくことを余儀なくされたマスミさんがインターネットの海を漂流しているとある文字列を見つけました。
「AGAB、AMAB/AFAB」
また何かMBTIみたいなものなのかなと思って検索してみると、
AGAB(Assigned Gender at Birth)
=出生時に割り当てられた性別
AMAB/AFAB(Assigned Male/Female at Birth)
=出生時に割り当てられた性別が男性/女性

という意味だそうです。

なるほど、「出生時に割り当てられた性別」という概念自体は昔から知っていましたがそれを略す言葉があるのですね。
出生時の性別がどうであったのかというのはノンバイナリーだとあまり重視されてこなかったように思いますが(一方でXジェンダーを称する人たちは割とオープンにしているイメージがあります)、ノンバイナリーについて考えるときに一つ補助線となりそうです。

私はトランスジェンダーやノンバイナリーの人が、出生時には女性/男性として割り当てられ、その区分によって異なる「文化」に置かれることによってどのような影響を受けているのか、ということに関心があるのですが、
(例えば、反発も込みで「女性文化」の影響を強く受けてきたトランスジェンダーの男性と「男性文化」の影響を強く受けてきたシスジェンダーの男性との間に生じる考え方や振る舞いの違いや
(注意しないといけないのがこうした「文化」の違いによって異なる感性や思考を取る面があるからと言ってトランスが「偽物の男性/女性」と見なされるのは差別であり間違っているということ)
、一口にノンバイナリーと言ってもノンバイナリーだと自覚するに至る経緯やノンバイナリーという性別の体験されかたに出生時の性別による違いが生じるのかといったこと)
こういったことを考えるときに使っていた「女性/男性文化」という考え方がAFAB/AMABという概念により(特にノンバイナリーについて)適用しやすくなりましたね(とはいえその人の全てをAGABありきで捉えるのは問題ですし、相違点をことさらに探し求めることは他の多くある共通点に目が向かなくなってしまうという弊害がありますが)。

それにしてもジェンダー系の言葉は少し調べない間にどんどん増えていきますね。
またお勉強しないといけないな。


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