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鱒子 哉
2020年8月29日 03:26
推敲段階に入ると、とたんに手持ち無沙汰になる。推敲を長くとるのは新人賞に出すくらいの長さのもので、ぼくはこれまで三つしかその長さを書いたことがないから、その手持ち無沙汰さがいつも久々でうろたえてしまう。 とりあえず読書をする、未完成の小説にはふれたりふれなかったり、いろいろなリズムでごっちゃになりたい。でも推敲期間は、その小説世界と自分の世界を近くすればいいのか遠くすればいいのか分からなくて