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アヌビアス・アフゼリーとコンゲンシスの違い(AQA WEBlo)

アヌビアス界隈はちょくちょく学名変更や、調べていくうちに別種だったなんてことがよくある品種である。今回ピックアップするアフゼリーもあまりはっきりしていない品種の一つである。

ここで紹介する情報も、2024年前半に調べ始めて、大体まとまったところで書いている為、数年後には情報が変わっている可能性も大いにあるので、先にご了承いただきたい。

まず本種が出始めた当初の情報では、葉が細長く、付け根部分が赤い写真のような品種がアフゼリーとされていたようだ。

誤:Anubias  afzelii 正:Anubias barteri var. angustifolia

しかしながら、本種はアフゼリーではなくAnubias barteri var. angustifoliaが正しいとされていることが欧米諸国では通説である。

では、いったい本当のアフゼリーとは何なのかというと、次の写真の品種がアフゼリーとして定義されている。

Anubias  afzelii

アヌビアスをある程度しっている方なら写真を見るてコンゲンシスだろ?と思う方も多いはず。まさにそうなのである、国内では別種として扱われているアフゼリーとコンゲンシスは、国外(Tropica社も含む)では同じ品種として扱われているというのが実情である。

トロピカ社から仕入れたアフゼリーもかつては葉の根の赤い物だったのを記憶しているが、改めてみてみると歯の根は緑と白のコントラストだ。

いつ変わったのか不思議なほどである。

さて、今回はアヌビアスアフゼリーに関して書かせてもらった訳だが、特に水草界隈はインボイス名で流通いている物も多く、調べてみると別種だったということが多く存在する。

また、今と昔では全くもって種が異なる品種もたまにある。

日本で販売する際に、インボイス名で輸入される新種(魚も水草も含めて)などは問屋で流通しやすいように名前を変えている事もよく聞く話だ。

こういったことも含めてユーザー側で調べてみるのも面白い世界かもしれない。


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