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おばけに気づくコンピュータ

パフォーマンスの当日に配布していたテキストですが、多くの方が見に来てくださったこともあり、開始してから半分くらいで配り切ってしまいました。
語弊はありますが、今回はパフォーマンスよりテキストの方が重要くらいに思っているので、web上でシェアします。
下記のリンクから見ることが出来ます。

私たちは役者であり、誰かの子供であり、サラリーマンであり、就活生であり、学生であり、日本国民であり、アルバイトスタッフであり、納税者であります。 そして、その中で期待された振る舞いをして生きています。
私はそれに対して、ときどき悲しさを感じます。
自分のポジティブな感情から成し遂げたいと思っていたことも、実際は生育した環境の中で獲得した性向(ハビトゥス)によって決められています。もちろん日々の行動は、よりわかりやすく目的と結びついています。
実存のないものに私たちの実存(今ここで生きる肉体、生)がプログラミングされているような感覚に陥ります。
パフォーマンスを通して、プログラミングされた我々の生を解放して、局地的に主体を取り戻している状態が作れることを願います。

ヘッダーの写真の撮影者:大地アクビ様

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