Bリーグ2021-2022シーズン開幕!
悔しい悔しいファイナル第3戦のあの日から4ヶ月と少し。
ついに新しいシーズンが始まりました!
今年のオフはいつも以上に多くの電撃移籍ニュースに驚かされるばかりでしたね。その中でも、ライアン・ロシター選手、ジェフ・ギブス選手の移籍はブレックスファン以外も含めてかなり大きな衝撃だったんじゃないでしょうか。もちろんLJ・ピーク選手の移籍もですが、ニュースが発表された直後は正直ショックでたまりませんでした。次のシーズン、どうなっちゃうんだろう…?と不安でたまりませんでした。
そんな不安と、新しいチームはどんな風になるんだろう?という期待とが半々に入り混じった中での開幕。B2から昇格した群馬クレインサンダーズ相手のホーム開幕2連戦は、オーバータイムまでもつれ込んだ結果の2連敗。
優勝した次の2017-2018シーズンのように、なかなか勝てないシーズンになるのかな…と覚悟を決め始めた、先週の川崎戦。
「あれ?いつものブレックスだ。」
私は、そんな風に感じました。
メンバーが変わっても、ルーズボールへのダイブ、高い位置からプレッシャーをかけるディフェンス、全員で取りにいくリバウンドなど、ブレックスらしさは健在でした。
一戦目は快勝したものの二戦目は2点差で惜しくも敗れ、まだまだ未完成なチームだとは思います。
でも、当たり前かもしれないけど、新しく加入した外国人選手も含めて、新しいブレックスを皆でつくっていこう、そんな前向きな姿勢を、チーム全員のプレーから感じることができて、とても嬉しく思いました。
少なくとも今の段階では、昨シーズンのチームの方が強かったと思います。長年一緒にやってきているメンバーも多く、いわゆる阿吽の呼吸が成り立つ間柄。やはりバスケットボールは一瞬の判断が勝敗を分けるので、いちいち言葉を交わさなくても、今何をすべきか、を全員が分かっている、意思統一が速いチームは強いと思います。ただ、その一方で、プレーがワンパターンになってしまう、各々の意識が凝り固まってしまってそこから抜け出せなくなる、というデメリットも、あるのかもしれません。昨シーズンの負け試合の中には、各々が「こうすべき」という呪縛に捉われているように感じられるシーンがありました。
今シーズンはその逆に、これからチームを作っていく段階なので、ちょっとしたミス、昨シーズンまでならうまくできていたことができなくなる、ということは多くなると思います。でも、伸びしろ、余白が多い分、これからのチームがどのように進化・成長していくのかがとても楽しみです。
こんなことを言いながら、なかなか勝てない、思うようにいかない時期には、昨シーズンが恋しくなることもあるかもしれませんが(笑)
それでも、その先にはブレックスらしさは変わらない、でも今のメンバーだからこそ作り上げることのできるブレックスがあると思うので、試合ごとの変化を見守っていきたいと思います。