2020-2021 レギュラーシーズン60試合を振り返って思うこと
遂に、シーズン60試合が終わった。
コロナ禍により2019-2020シーズンが途中終了してから1年と少し。
相変わらずコロナウィルスは猛威を振るっており、残念ながら、いくつかの試合は中止、あるいは無観客になってしまった。宇都宮ブレックスの試合に関しては、運良く、としか言いようがないけど、何とか終えることができて良かったなと素直に感じている。
ブレックスはレギュラーシーズンの試合を49勝11敗で終え、東地区優勝という結果を掴み取ることができた。選手、スタッフなど関係者や観客の感染対策を始めとして、今シーズンは本当に苦労の多いシーズンだったと思う。
関係者の皆さまには感謝しかない。心からお疲れさまでしたと伝えたい。
チャンピオンシップまでもう少し続きますが、引き続きどうかよろしくお願いいたします。
思い出に残っている試合
2020/10/3-4 琉球ゴールデンキングス戦
突然のシーズン中断から約半年。コロナの状況はどうなるか分からないなか、シーズンが始まった。
また途中で終わってしまうかもしれない。無観客になるかもしれない。
選手が感染したら、どうなるんだろう…
大いに不安もあったけど、それでも、この日はとてもワクワクした気持ちで画面を見つめていた。
またバスケが見られる日々が始まる。それだけで、ただただ嬉しかった。
そして、ジョシュ・スコットやLJ・ピークという新しいメンバーが加わった、2020-2021シーズンのブレックスが、最初の試合で勝つことができたのも、もちろん嬉しかった！
2020/11/14 広島ドラゴンフライズ戦
この試合を選んだ理由、ブレックスファンならきっと分かってくれるかな…？
そう、田臥選手がついに試合復帰を果たした日。
そろそろか？という予感はあったものの、まさかこの日だとは思わなかったので驚いた。この日以降多くの試合で、第2Qの途中、やや流れが停滞しかけた場面で田臥選手がコートに立ち、チームを落ち着かせる、そんな場面が見られた。
この試合の後、リーダーの役割について書いたnoteはこちら。
2021/3/3,4/24-25 川崎ブレイブサンダース戦
60試合戦って11回しか負けていないのはすごいことだと思う。それでも、負けるのはやっぱり悔しいし、負けた試合の方が強く印象に残っている。
その中でも忘れられないのは、川崎ブレイブサンダースとの試合。
12月の試合で1敗、そして天皇杯決勝での敗戦。
もう負けられない、負けたくない、そんな中で迎えた3月の試合は、びっくりするくらいのロースコアで何とか勝利。
ナベさんは「面白くなかったでしょ！」って言ってたけど、めちゃくちゃ面白かった。こんなにディフェンスをやり合う試合、お互いのやりたいことをお互いがどれだけ読んでつぶせるか、そんな勝負はなかなか見られないもの。
そして4月。今シーズンの最終対決は連敗。今シーズン初の同一カード連敗、ホームでの連敗。
滋賀に負けたのも、三河に負けたのも、富山に負けたのも、全部悔しい。でも、川崎に負けたのが一番悔しい。
川崎は強い。本当に強いと思う。でも、勝てない相手ではない。
この借りは、チャンピオンシップで返してくれる、そう信じてる。
シーズンを通して、チームはどんどん成長していく。
他にも取り上げたい試合はたくさんある。
比江島選手が負傷してしまった後の12月のアルバルク東京戦、そして1月の千葉戦、チーム一丸となってつかみ取った勝利。
川崎戦の敗北のショックを引きずらずに勝ち切った、秋田とのレギュラーシーズン最終戦。
途中メンバーの離脱等はあったものの、大きくメンバーが変わることなく、タイムシェアを徹底し、ただひたすらにチーム遂行力を高めることを追求してきたブレックス。試合を経るごとに、その力は確実に高まってきたと思う。特にシーズン終盤の、ディフェンスでのローテーションの速さはたまに鳥肌が立ちそうになるくらい…。
きっと今、シーズン開幕当初の試合を見たら、その差は歴然じゃないだろうか。試合のたびに振り返って反省して、今後どうすればいいか話し合って、つの試合につなげるということをやり続けてきたんだろうなと思う。
いよいよチャンピオンシップが始まる。
さぁ、いよいよ10日後にはチャンピオンシップが始まる。相手はまだ決まっていないけど、相手がどこであろうと、全力でぶつかるのみ。
セミファイナルまでブレアリで開催できるのは、間違いなく大きなアドバンテージになる。大阪府民なのでブレアリには当分行けそうにないけど、ブレアリの力は最強だと思うもの。（来シーズンは、行けたらいいなぁ…！）
チャンピオンシップが始まるまでは、過去の試合動画を見て、気持ちをつないでいよう。
ブレックスファンの皆さん、引き続き、一緒に応援しましょう！！！
～全員で立ち向かおう、あの頂点まで～