UIデザインツールがフリーランスにもたらす可能性と危険性
その数455
何かを人に伝えるツールとして「言葉とビジュアル」のセットでお伝えするとやはり効果的ですよね。
自分のPR用にだけでなく、ご依頼を受けて作らせていただくことも増えました。私、広報PRのサポーターでして、ビジュアル専門のデザイナーではないのですが、コンセプトやおもいを汲み取って「伝える、繋がる」を考えて
文言とセットで作っていく作業が実は結構得意ですし、喜んでいただけることに最近気が付きました。
チャンスを頂いて、できることに気が付くという何とも幸せ者です。
使う作成ツールはプレゼン資料の場合はパワーポイントも健在ですが、
最近は8-9割CanvaとFigmaで作っています。
UIデザインツールと呼ばれるものですね。
これらの、UIデザインツールが普及して、私のようなデザイナー出身者じゃなくてもそれなりに形になるビジュアル素材を作れるようになったことはフリーランスにとっては可能性をぐぐっと広げてくれたと思っています。
と、同時に、ただ言われたものを作れるだけじゃだめで、そこに提案があって「ますださんに作ってほしい」と言われないとだめだなと思っています。でないと、作り手(作れる人)はどどっと増え、生粋のデザイナーさんのクオリティには絶対勝てないし、価格で競争し始めたら苦しいだけで、数をこなさないといけないなら時間だけ取られてやる意味が薄れていきます。広報PRサポーターが作るビジュアル素材としての価値を高めていかないとなと思っています。
拡散画像、アイコン、Webサイトのモックアップ、LINEリッチメニュー、バナー、セミナーメインビジュアル、ヘッダー、ブローシャーなどなど
気が付けば私は何者だっけ?と思うほど、ビジュアルののお手伝いさせていただいています。ちょっと整理していたら、この1年弱でこの2つのツールで作ったビジュアル素材は455個でした。(30枚以上の資料も1と数えてで)
これが多いか少ないかは別として少なくとも455回の経験をしたことは自分自身の自信のために刻んでおこうと思います。初めて作った画像、久しぶりに見ましたがひどかったなぁ。お披露目できません(笑)。
そして、この455個のうち日の目を浴びていないボツビジュアルが半数以上を占めているかと思います。クライアントさんにご提案する時は複数お見せして方向性を選んでいただくことが多いですのでね。同時にお見せした時の反応や表情を拝見するのが密かな楽しみにです。そして、自分的に「これ選んでいただけるかなー」とか、これは選びやすいように捨てデザイン(と私は読んでいる)を入れることもあります。そして、予想外のデザインが選ばれることもまた楽しみ♡
455は通過地点
今後、ツールや求められるものは変わっていくかもしれないけれど、私がお手伝いするのは変わらず「伝える、繋がる」こと。
最近は、僭越ながら使い方やビジュアルづくりのポイントをお伝えする機会も頂いたりしています。その時が一番自分で勉強する!ので大変ありがたい。精進いたします。
広報PR右腕プロジェクト