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社会不適合者のわたしがたどり着いた答え
何を言ってるのかがわからない。
ある日いきなりそう思った。これは危機的である。みんなの話についていけない…!
なんならメールの文章が全部記号にしか見えない。必死で解読した結果簡単なことだったと判明し時計を見ると3時間も経っている。
「みんな頭良くてすごいな」と思いながら仕事をし、自分がすごく馬鹿なんじゃないかと劣等感も感じていた。
全体像を把握しないまま目の前に与えられた仕事を必死でこなす毎日だった。
気がつくと同僚の前でも自分のことを「馬鹿だ」と言っていた。
ワーキングメモリが低いのでメモ魔になって必死にメモをとった。
朝は弱いし寝るとすべて忘れた。
会社に行くとメールを読むふりをして頭の中は10時過ぎるまで真っ白のままフリーズしていた。
だからわたしは思った。
わたしはわたしにできることをやろう、と。
子どもを巻き込んでいるのは百も承知だけど、自分が笑顔じゃなきゃ子どもも笑顔じゃなくなると実感した。
この先を想像してもADHDの息子の育児と画業と今の仕事を並行してこなしている自分が想像できない。むしろひとりで抱えきれなくなりいつかパンクしそうだ。
こりゃだめだと思った。
だから手ぐせのように書いてきた日記を生かして文章を書き、いつかは文章の仕事がしたい。
絵のほうも画家としてのみならず本の表紙を描いてみたい。
音フェチだからYouTubeでASMRも作りたい。
ど底辺だけど全部実現したい。
そういう日々の備忘録に、そして誰かの希望につながるように、ひとまずは日記のような感覚でnoteを始めようと思う。