草刈りと継続。ADDress生活【DAY7】
人生初草刈り。ジャージを借りてダイソーで買ったメンズの靴下をふくらはぎまで引き上げて、首には松本のスーパー銭湯のタオルを巻いて、上着だけアニエスべーというわけわからんダサい格好で鎌を持つ。
人生初草刈り。不思議と虫が気にならない
数時間前は蜘蛛の巣がこわすぎてせっかく行った瀧神社手前で引き返したのに虫が大量についた草木をばんばん刈っていく自分がおもしろかった。無心になれると聞いていて、一定考えなくてよかったのだがそれでもちょっと考えてしまって、こんなに太く茎を伸ばしたのに私のレクリエーションに付き合わされて刈り取られる植物の気持ちになってみたりして小さく気落ちした。
刈る中で草刈りもデスクワークと同じで、目的と課題の根本解決が大切だと気づいた。目的はできるだけ長期間このエリアが草が生えてこない状態を維持することで、解決策は根っこから草をとりさること。一見してきれいになることよりも根っこから断絶することに意味がある。自分の中でそう整理できてからは草刈りが楽しくなったし無心になれたし、虫のことを考えることが本当になくなった。おもしろい。
なんでもうまくできますね、で、何を続けますか?
根っこを探して掘り起こす。きっとこういうことを考えずに表面を美しくする人も多い。仕事と一緒で、表層的な「やった感」はなんの意味もない。指示されたことをやったふうに見せる表面的な作業をする人たちを私は好きになれない。
草刈りがどうだったかはいったんスルーして、きっと自分は何をやらせても(接客業と身体をつかうこと以外)一定優等な成績をおさめるだろうと思った。でも一番大事なのは続けることなのだ。どれだけ勘と目線がよくとも継続しなければ何にもならない。「なんでもうまくできますね、で、何を続けますか?」という話だ。私は今日草刈りに熱中できたとしても、明日明後日もやれるかといえばやれない。明日も明後日も来年も再来年もできることはなんなんだろう。
宮崎県都農町「HOSTEL ALA」
・・・と、私の迷いは置いておいて、今回ADDressでお世話になった「ALA」は、ADDressやハフ、LACでも泊まれるしALAに直接予約も可能。1泊3,000円代から泊まれます。
都農は空気や時間の流れ方も東京とは違っていて野菜がおいしくて、私みたいな疲れた人や世迷い人にほんとうにおすすめ。宮崎空港まで成田から2時間かからず行けるのでぜひに。
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私が起業している会社「セカミー」の掲載事例もよかったら。