店舗系と情報系では『お役立ち情報』が違う
リアル店舗で営業している店舗系ビジネスと、店舗がなく事業をする非店舗系(情報系)では『お役立ち情報』が違います。
情報系は情報が命です。自分が確かな情報を持っていてお悩みを解決できる人だと発信しなければなりません。
以前「店舗系の人は恵美さんの真似をしちゃダメなんだよ」と言っていた人がいましたが、そうそう、それそれ!
リアル店舗の集客に繋がる『お役立ち情報』はノウハウではないのです。
店舗系が発信する目的は来店してもらうこと
リアル店舗を営んでいる人が発信する目的は来店を促すことですよね。
例をあげるのが難しいのですが…。もしあなたがパン屋さんを営んでいるとして、パンの焼き方を発信していたら見ている人は来店してくれるでしょうか。
その発信を見て同じようなパンを焼けるなら、わざわざお店に行きお金を払ってまでパンを買わないですよね。
お客様に伝えるのはパンの焼き方のノウハウではないのです。
役立ちすぎないことが大切
発信する情報は素人がやってもできる内容で「役立ちすぎない」ことが大切です。
もし、店舗で売っているパンの作り方を1から10まで発信していたら来店してもらえるでしょうか?
一般人が焼けないような美味しそうなパンを紹介するから来店してもらえるのです。美味しそうなパン、お店の様子などですね。
確かに店舗で売っているパンの作り方を発信したら喜んでもらえるかもしれませんが、来店には繋がらない「お役立ち情報」となります。
それに、素人が真似して作ったとしても道具が違うので同じようには作れないと思います。役に立っているようで中途半端になってしまう。中途半端に役立ちすぎないことです。
リアル店舗の『お役立ち情報』とは何だろう
特にヘルスケア分野の店舗は、ノウハウを書こうとすると書いてはいけないことを書いてしまいます。治ったり、良くなったり、改善したり。
「ノウハウを書かないとサロン日記になってしまいます」と言われたことがありますが、SNSやSNS的ブログはフォロワーに読んでもらうために書くのでサロン日記でいいのです。
今日はどんな人が来てくれたのか、どんなご感想をくださったのか。今日のサロンの様子はどんな感じなのかでいいのですよ。それを見た人が「私も行きたい」となってくだされば。
リアル店舗は”行きたくなる”になってもらうことが目的で発信しているはず。
どんなお店なのか
どんなお客様が来ているのか
行ったらどうなれるのかなどなど。
どんどん来店を促しましょう!
私が通っているネイルサロンはメルマガも配信しているしLINE公式アカウントでも発信をしています。
当然ですがネイルのやり方なんて送って来ません(笑)
月初は今月のネイルデザインを送ってきます。
行ったあと、3週間以内に次の予約を入れると少し割引になるのですが、「あと1週間ですよ」「あと3日ですよ」「明日までですよ」とメールがきます。
全然嫌じゃないです。むしろ「やばっ!予約を入れなきゃ」になります。
ノウハウを提供しないで来店を即すのはいけないことと思っているならその考え方は捨てましょう。
割引やキャンペーン情報などはリアル店舗の『お役立ち情報』ですよ。
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