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クラブハウスでの喋り方 聞きやすい話し方について

Clubhouse2月11日開催分

まず、私がなぜこのテーマでお話をするのか。私の経歴はClubhouseのプロフィールに書いてありますが、国際博のコンパニオン、NECの社員でも、大きなイベントではナレーターをしていました。

ICT支援員でも人前で話す仕事が多かったですし、プロフィールには書いていませんが、生放送の通販番組にも出ていました。

人前で話す仕事をずっとしてきたのですが、以前から話し方を教えて欲しいと言われたことが何度かあり、今回リクエストをいただいたのでお話をさせていただきます。

私がお伝えするのは、綺麗に喋ることが目的じゃないです。その理由は後ほどご説明します。

Clubhouseだけではなく、YouTubeや音声メディアは、ブログなどのテキストより、人となりがわかる。私のところにも、YouTubeを見てきてくれた人は、もう私をわかってくれているのです。

話す前の事前準備

まず、何を話すのかゴールを決めます。

私は話す内容を箇条書きにするだけです。それも文章で書いてしまうと、てにおはを間違えただけでテンパってしまい、続けられないから。

人によっては箇条書きより文章で原稿を準備した方が良い人もいると思うので、ご自身の話しやすい方法を見つけてください。

人に聞かせる喋り方

腹式呼吸
Clubhouseで喋っているときの声の出し方は、普段の話し方とは違います。今も腹式呼吸で話しています。

滑舌
滑舌よく話すことは意識していて、これは練習あるのみ。「あ、え、い、う、え、お、あ、お」毎日練習。

鼻濁音
YouTubeなどを見ていて感じるのは、鼻濁音ができていない人の喋り方は耳障りが悪いことです。関西では鼻濁音は使わないと聞いていますが、練習でできるようになりますので、練習をしてください。(ツイッターで濁音と鼻濁音の違いを音声ツイートしました)

えーを極力減らす
話し出す勢い付けに「えー」を使うと癖になり、「えー」ばかりになります。私もつい「えー」を言ってしまうこともありますが、極力減らすようにしています。昔習ったのは「えー」と言いそうになったら「はい」に置き換えろです。

方言はOK
私は方言は悪いと思っていなくて、通じるならイントネーションの違いはOK。その地方にしか通じない言葉は避けた方が良いと思いますが、方言で親近感が湧くこともあります。

テクニック

マイク
マイクに乗りやすい声の出し方はあります。今は使いませんが、昔からある手に持つマイクであれば、地面に対して垂直に持つと声が乗りにくく、斜め(45度くらい)に持つと乗りやすいのです。

今、聞いている方の多くが、iPhoneにイヤホンマイクを付けて聞いたり話をしたりしていると思います。

iPhone純正のイヤホンマイクは、右側の首の付け根の辺りにマイクがついています。たぶん口からの距離を計算して、前を向いて話す前提で作られているので、左側を向いて話すと声が遠くなるかも。

大袈裟に
大袈裟にというと語弊があるかもしれませんが、リアルのように普通に話すと平坦になります。

通販番組やユーチューバーの喋り方はかなり大袈裟ですよね。大袈裟くらいでちょうど良く感じるものです。

情熱を持って話す

昔、私がビジネスショーなどで仕事をしていた頃、どのブースもナレーターコンパニオンが話をしていました。

最近では、ナレーターコンパニオンより、社員がマイクを持って話をしているブースの方が多いです。(写真は2015年教育ITソリューション)

それはなぜなのか。

原稿を覚えて綺麗に喋っていても足を止めてくれる人は少ない。見た目は置いておいて(笑)、その商品を開発したり、普段使っている社員が喋る方が、足を止めて聞いてくれるからだそうです。

その違いは何かといったら、この商品の良さを伝いたいという情熱。

私が通販番組に出ていたころ、話した内容で売り切れることがありました。実物を手にすることができないからこそ、どうなれるのかを言葉で伝えることで売上は変わってきます。

クラブハウスのスピーカーとして

空気を読む
その場の空気を読むこと。入っても、内輪話で盛り上がっていると、直ぐにルームを出ますよね。今いる人がどう感じているかを読むことでしょう。

聞いている人の心を考える
クラブハウスはルームのタイトルを見て入ってきます。そもそも興味がないタイトルなら入らないし、入ってもタイトルから大きく外れた内容なら出ていきます。

途中から入ることができるクラブハウス。何を知りたくてルームに入ってきたのか、聞いている人の気持ちを考えて、テーマから大きく外れることがないようにしておくこと。

喋るスピード
ゆっくり喋ると伝えられる情報は少なくなります。聞いている人の時間を奪っているので、余りゆっくり喋らないこと。ただ、余りにも早口だと聞き取りにくくなるので、喋るスピードに注意です。

緩急を付ける
先ほどのナレーターコンパニオンの話とも被りますが、覚えた原稿を綺麗に喋ろうとすると平坦になります。「これを伝えたい」と情熱を持って喋れば、自然と緩急が付くと思います。

話す内容によって丸くするのか尖らせるのか
癒し系の話しなら丸く話す、ビジネス系の話しであれば、ビシッと尖らせて話すというように、話す内容によって、声の出し方、話し方を変えられるといいですね。

モデレーターの力

ファシリテーション能力
タイトルに興味を持ってルームに入ったのに、スピーカーが内輪話で盛り上がっていたら、つまらないので退室します。モデレーターのファシリテーション能力が求められると思っています。

手を挙げてスピーカーになった人が過度な宣伝を始めたら止めるとか、スピーカーの話しがタイトルから大きく外れそうになったら話を元に戻すなどの能力。

雑談力
少し前にツイッターで呟いたのですが、女性は雑談力に長けている人が多いです。

その雑談力が活かせるのがクラブハウスなのですが、話が全然違う方向にいってしまうこともあるので要注意。

全ては聞いてくれている人ために

クラブハウスのモデレーターに求められているのは、黒柳徹子さんか阿川佐和子さんかじゃないかと。

聞いてくれている人が何を知りたいかを考え、質問を投げかける、ツッコミを入れるなど。

クラブハウスも慣れてくると、本当に聞きたい人の話しか聞かなくなります。全ては聞いてくれる人のために!

余談

求められていることが仕事になります。これはまた別な機会に。

クラブハウスで勉強会開催中

これは2月11日21時からクラブハウスで開催した『学芸会で終わらないビジネスを目指す女性のための勉強会』第二回目の『オンラインホストの喋り方 聞きやすい話し方について』で私が話したことの要約です。

今のところ週に3回、火曜日、木曜日、土曜日に配信する予定です。(2月13日土曜日のみ2月14日に振り替えになります)

開催のお知らせはクラブハウスのフォロー、ツイッターでもお知らせしますので、フォローをしておいてくださいね^^

ツイッター @megumi_m0529
クラブハウス @masudamegumi

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