家庭の事情を言い訳にした時点で信頼は0
昨夜読んだ記事にメッチャ共感しました。なぜなら、学芸会ビジネスから卒業するのに、大事なことなので。
「ママ友、主婦同士のビジネスを卒業するなら家庭の事情をむやみに出さない」というタイトル。モーリー先生こと森澤孝美さんの記事です。
モーリー先生にも、そんな時代があったのねと思いながら読みました。
いるんですよ。家庭の事情や家族を言い訳にする人が。そして信頼を失っています。
フリーランスで子供は言い訳にはならない
私にも子供がいるので、似たような経験はあります。
私が派遣で学校勤務を始めたのは、次男が中学生になってからなので、帰宅時間などはそんなに気にしなくても済みました。
けど、熱を出すことだってある。仕事に行かなくてはならないのに高熱を出して学校を休み
「1人で病院に行けるよね?」と聞いたら
「無理…」
普段は並んで歩くのも嫌がり、授業参観にも「来ないで」と言っていた思春期の次男が、1人で病院に行けないと甘えます。
仕方なく
「お母さんは仕事に行かなくてはならないから、病院までは一緒に行けるけど、お薬をもらって1人で家に帰ってきて寝てて。急いで帰ってくるから」
仕事に向かう時間に、駅前まで一緒に歩き、クリニックの入り口まで一緒に行きました。
仕事先に着いてからも心配で心配で、確認の電話をしたし、勤務時間が終わったら電車の中を走りたい気持ちで帰宅しました。
モーリー先生が書いているように、実際には言えるのです。
「子供が熱を出したので、今日は休ませてください」って。
けど、当日では代わりの人員を探す時間はないし、迷惑をかけてしまう。もしかしたらその休みによって、私が外されて他の人に仕事が行ってしまうかもしれない恐怖です。
誰にでも家庭の事情はある
これを読んでくださっている方の中にも、まだお子さんが小さい方、子育ては終わったけど介護をしている方もいらっしゃるかと思います。
誰にも邪魔されずに、自分の予定は100%遂行できる人の方が少ないと思います。
キャンセルで人に迷惑をかけておいて
「主婦だもん仕方ないよね」と言われて
「は?」になったこともあります。
そんなマインドの人がいるから「だから女は」「だから主婦は」って言われるんだろうなと。
子育てが終わったら介護が待っています。子供が大きくなったら誰にも邪魔されずに自分の予定はこなせる、なんてこともないのです。
けど、自分の仕事にプライドと危機感を持っている人は、言い訳にはしません。どうにかしています。
家族を言い訳にした時点で信頼は0
できない言い訳はいくらでもできます。今までに聞いた言い訳で一番驚きだったのは夫です。
「夫が〇〇と言うので」
口には出しませんが
「はあ?」です。
旦那様と共同で事業をしているなら、旦那様の意見も聞かなくてはならないでしょう。そうじゃないなら、あなたの事業の責任者はあなたでしょう。
旦那様はあなたの事業の責任を取ってくれますか?
たぶん、やりたくなかっただけなのだと思います。言い訳に夫を使っただけで。
私は夫に仕事の相談はしません。全部自分で決めます。だって私の会社ですもの。意見を求めることはあっても、決定権者は私です。
もし、もしもですよ、私がリアルセミナーを計画して、募集をしてから
「夫に行くのを反対されたので中止にします」って言ったらどう思います?
「はあ?」になりませんか?
口では「そうですか」と言いながら、心の中で(こいつダメだな)と思いません?少なくとも信頼はできませんよね。
人のことだとわかるのに、自分のことになるとわからなくなるのかもしれません。
大人になると、心の中で(こいつダメだな)と思っても、言ってくれる人はいないものです。残念な人だと離れるだけ。
自営業は信頼がなくなったら終わりです。だって、間違えても、その残念な人を、人に紹介なんてできませんもの。
学芸会で終わらないビジネスを目指すなら、家庭の事情を言い訳にしない、てか、『言い訳はしない』だな。
◆増田恵美公式ブログ
◆(株)オフィス凜公式サイト
◆セミナー情報一覧
◆ご提供中のサービスメニュー
◆お客様の声
◆お問い合わせ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?