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小樽の五香飯店(ウーシャンハンテン)が復活したのでいってみた。
圧倒的うまさと量のウーシャンハンテンの閉店!
ウーシャンハンテンが復活した!!
そんなニュースを聞いて、じっとしてられなくてJR札幌駅に向かいました。
目的地は?
南小樽!
時間は午後14時過ぎ(お腹すいたー)目指すは、復活した五香飯店!(ウーシャンハンテン)
今年で創業48年経つ、中華料理店、五香飯店をはじめて知ったのは、去年の2月頃でした。
知ったきっかけは、小樽商大をでた友人が、隅々まで知り尽くした小樽を紹介したい、ということで「大人の裏小樽旅行」を企画してくれて、昼食に連れて行ってくれたお店です。
その日は、まだ2月の初旬で、北海道は真冬、運が悪く吹雪の中、つるつる路面を何度も転びながら、まったく観光地を通らず、まさに裏路地をいくディープな小樽を体験しました。
ようやく昼食の時間になり、その時連れてきてもらったのがこの五香飯店。
「学生時代よくきたんだよなぁ。サークル終わってからさ、ここのチャーハン食べてさ、酒のんでさ、なつかしいなあ」
と、右ななめ上の天井を見つめながら語っていた彼に、
「何やっていたの?」きくと、
「トランポリン」
との返事に驚いたことと、ちょうど注文していたチャーハンがテーブルに置かれたときの驚きが重なったのを思い出します。
さらに餃子がでてきては驚き、あんかけ焼きそばがでてきては驚く。
そう、その驚きとは、量の多さです。
学生に愛されるお店は、量が多いのはてっぱんですが、それだけでなく、このお店は食べてもう一度驚くんです。
美味しい!
これだけの量のチャーハンを、フライパンで炒めて隅々しっかり味がついているなんて、素晴らしい!
餃子も、あんかけ焼きそばも、注文したものすべて美味しい!
「これは、何度も通いたい、いや通うべきお店だ!」
と固く心に誓っていたら、帰りがけに、6月で閉店すんだよねとオジさんに告げられました。
一気に落胆、なぜでしょう。
理由は、オジサンの身体がボロボロだということでした。
夫婦二人で切り盛りして、毎日満員御礼。
大盛り並みの量を作り続ければ、身体も壊れるだろうなと納得しながらも、このお店を知るのがおそすぎた後悔のまま僕はお店を後にしました。
それがですね。
半年後、場所を変えての復活していたんです。
復活のニュースは地元新聞に乗ったほどだったようです。
どうやら、半年間の休養で、オジさんの体調も回復したということらしいです。
そしてなによりの朗報は、娘さんがお店を継ぐことになったこと。
そのおかげで、前回の場所から数分離れたところに、店舗が広くなって新たにオープンすることになったのです。
場所は、ここです。
餃子とチャーハンを食べたかったけれど、あまりの量の多さに1人では食べきれないので、五目あんかけ焼きそばを注文しました。
相変わらず素晴らしいボリュームです。
昔はもっと量があったようです。
オジさんも、娘さんがいるからか、前よりもニコニコしています。
これからも末永く通いたいお店です。
所在地: 〒047-0024 北海道小樽市花園1丁目6−6
電話: 0134-32-7825
営業時間 :11時30分~17時00分
定休日:月曜日