やっとできた!理想柄の着物。

本日は、師匠がお琴教室を閉じるということで、お教室のみなさんとで、お別れ会を行いました。いつもうるさいくらい、着物の事を注意していた師匠ですが、最後の最後に、師匠が理想的だと言っていた格好ができました。つまり、紫の色無地、おめでたい地紋が、細かく入っていて隙間がない、さらに、綸子などの光る生地である、そして、おびは松である、という格好がやっと実現したわけです。最後の日なんて皮肉ですけど、本当に悲しい。ですが、一度だけでも、理想的な格好ができましたことをありがたいと思いたいです。

はい、いつもうるさいくらい叱られた理想の色無地がやっとできました。
毎回毎回、おけいこでは、この通りにしなさい!と叱られました。だけど、紫の光沢のある生地を見つけられず、着物屋さんを15軒近く回りました。なかには、通販もりようしたり、メルカリのようなフリマアプリを使用したりもしました。13年間お琴を習い続けてきて、きものもうるさいくらい、注意をされ続けてきました。ときに実現できないことを言われ、頭に来たこともありましたが、それでも素人の私が、奥の四ツものまでやれたんだから、きっとすごいことなんだろうと思います。私にとって、財産になりました。
家には、これならいいだろう、と思って、お琴教室に着用しては失敗し、ボツになってしまった着物がたくさんあります。でも、それが無駄使いにならないのが着物のすごいところ。それは、驚くべき発見。これからも頑張って着続けたいと思います。
人生で無駄なことはないと言いますが、お琴や着物を無駄にしないように、頑張りたいです。
これからも、かつどうしますので、よろしくお願いいたします!

拝読有難うございます。何かの参考にしてくだされば嬉しくもいます。