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本の出版に向いている人、向いてない人の4つの特徴。本の著者適正チェックをしてみよう!

自分は本の出版に向いているのだろうか?

受験や就職とは違い、本の出版を経験したことがある人はあまり多くありません。

従って「どういう人が本の執筆に向いてるのか?」という情報はあまり世の中に転がっておらず、自分の出版適正はなかなか見極めるのが難しい現状があります。

実際、本の著者の適性がある人はどんな人でしょうか。

今回は、本の出版に向いている人、向いていない人の特徴を4つあげてみました。

①自己顕示欲が強い

自己顕示欲というと悪い意味で捉えられがちですが、実は自己顕示欲が強いことは本の著者には非常に重要な要素です。

自己顕示欲が強い人は、普段から無意識のうちに自分の著作や自分自身をいかによく見せるかという思考が働いているので、どうすれば自分が周囲によくみられるか、どうすればよく思ってもらえるか、どうすれば自分の本が多くの人に買ってもらえるかという視点を実は保持しています。

これは実際に本を出版する際にとても重要です。

本のタイトルや概要、表紙や帯は当然読者の注目を惹くものを考えなくてはなりませんし、本を出版した後も本の売り上げを上げるためには、自分のSNSなど至るところで自分の本を宣伝する必要があります。

自己顕示欲が強い人は、この過程が苦でないどころか、むしろ普段からどういう風にすれば自分や自分の本が有名になるかと考えることを楽しむので、気付いたら本が大きく売れていたというケースが多いです。

実際に有名著者や作家を誰か想像してみてください。

その人はまさに自己顕示欲が強そうな人ではないでしょうか。

ネガティブに思われがちな「自己顕示欲」という要素ですが、有名作家になるためにはまず持っていた方が良い性質と言えます。

自己顕示欲が弱い人はマーケティングの側面が弱いことが多いので、出版する際はプロの編集者に売り出し方を相談するなど、自分に足りない能力を他者の協力を仰いで補完するようにしましょう。

②根気強く書き続けられる

これは非常に重要な要素です。

コツコツ文章を書き続けられない人には本の出版は非常に大変です。

一般的に大学の卒業論文は4万字程度ですが、本は新書で10万字、文庫本であれば10-20万字程度を書く必要があります。

例えば頭が良い人は文章は上手なケースが多いですが、大量の分量を執筆するという工程は経験したことがないでしょうから、意外と苦戦することがあります。

ただし卒業論文と違い時間制限はありません。

いくら時間がかかっても良いので、コツコツと地道に書くことが苦ではない人には非常に本の出版は向いています。

一方で飽き性で長く一つのことを続けるのが苦手な人は本の著者には向いていません。

しかし、飽き性で忍耐強く慣れていなくとも本の著者になっている人も存在しているのも事実です。

彼らの多くはゴーストライターを利用したり(インタビューを受けてその内容を本にしてもらう、ないしは、自分でレコーダーに録音した内容をゴーストライターに書き直してもらう)、短期間に根詰めて一気に書き上げてしまうパターンが多いようです。


③人に伝えたい熱い思いがある

情熱は能力を上回る、という言葉が示す通り、人間が持つ熱量は成功への最も重要な要素です。

自分が伝えたい思い、考え、価値観、技術などがある方は、その目的の達成のために執筆努力を惜しみません。

また、感情がこもっている文章は、読んでいて熱量が伝わり、読者の心を動かします。

実際、小説も作り話より実話の方が臨場感や心理描写がひしひしと伝わる本が多く、ベストセラー小説も一部の超有名小説家を除けば大抵がノンフィクションや実話を元にした小説だったりします。

一方でそこまで伝えたい思いもないのであれば、あまり本を出すのには向いていません。

例えばお金儲けだけを目的に本を書こうとしている人は、途中で挫折している人が多いようです。

そのような場合、何か心の底から多くの人に伝えたいことを見つけてから出版をすることをお勧めします。


④文章が得意、書くのが好き

古来より「好きこそ物の上手なれ」というように、やはり文章が上手な人は文章を書くことが好きなケースがほとんどです。

文章を書くことが得意な方は、自分の文章の型をを持っているので、文章量が多くとも苦もなく文章を書き上げることができます。

このような方には執筆はお勧めと言えます。

一方で文章が下手な方は、確かに執筆作業は苦労の連続かもしれません。

その中でも一番苦慮するポイントとしては、適切な表現が思いつかず文章がしっくりこないということが良く聞かれます。

そのような方におすすめの裏技があります。

自分が思いつかない表現や文章の類語を確認する方法です。

例えば美味しいご飯を食べた時、「美味しい」という表現はすぐに思いつきますが、執筆する本のジャンルによって「よだれが溜まるようだ」「舌鼓を打つ」「旨味が溢れ出る」「味の宝石箱や!」などと他の表現の方がそのシーンでは適切な表現であることが多いです。

文章が苦手な方は、行き詰まった時に類語を確認するという方法をお勧めします。


適性も重要だけれども最後は出版したい気持ちが大事!

いかがでしたでしょうか。

自分は本の著者に適性があるという方は、是非本執筆を検討してみてください。

きっと楽しく執筆を進められ、成功を収めると思います。

もし本を出版したいけど向いてないかも・・・という方は、この記事の例も参考にして、どのようにしたら出版が成し遂げられるかをまずは誰かに相談をしてみると良いと思います。

その出版したいという想いが強いものなのであれば、きっとうまくいく道が見つかるはずです。

応援していますね!

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