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夏は酸味の珈琲、冬は苦みの珈琲が美味しい

皆さまこんにちは。

『本日は日本晴れ』と呼べるほど
良い天気ですね。

そういえば、
昨日10歳の娘からこんな質問をされました。

「とーちゃん、日本ってニホンていうの
それともニッポン。どっちが正しいの?」

私曰く「どっちも正しいよ。日本は中国よりも
先にお日様が昇るだろ。だから昔々聖徳太子たちが
中国にお手紙を出すとき、
日出ずる国から、日が没する国へって書いたから
日ノ本の国というようになったんだよ。」

とうろ覚えの歴史を引っ張り出して答えました。

お日様と日本は昔からとても密接な
関係があったんでしょうね。(以下参照)

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さて、今日のお題目は各季節に飲むべきコーヒーについてです。

最近妻のネコママとよく話することがあって
夏に売れていたケニア産の珈琲豆の出足が
鈍ってきたなと、そんなお話です。

ネコママにその原因を尋ねると
「ケニアは酸味系統のコーヒーだから
夏向けの味わいなんだよ。
だから秋になって売れ行きが鈍ったんだね。」

という返事が返ってきました。

その言葉だけでは少し分かりずらいので
独自に深堀りする事にしました。

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ネコママの言葉をそのまま解釈すると
夏には体が酸味を求めるという事になります。

そして、ネコママからは酸味系のケニアを
秋になったので若干深煎りするよう言われました。

つまり、焙煎によって苦みを出すわけか。
という事は、冬に向かって酸味系から
苦み系の珈琲にシフトしていくという事になります。

そこで、体は季節ごとにどんな味の物を
欲するのか調べる事にすると・・・
こんな言葉に出会いました。

『春苦味 夏は酢の物 秋辛味 冬は油と合点して食え』

夏にケニア珈琲のような酸味を欲するのは、消化器系の衰えをカバーするためにクエン酸をとって、胃液の分泌を促していた訳なんですね。同じく炭酸をとると消化を促すので、これも夏に良くとる飲料として合点がいきます。

夏に酸味系のケニアや、冷やすと酸味が出るアイスコーヒーが良く売れるのはちゃんとした理由があったのです。つまり、暑くなって衰えている胃腸の働きを活性化させるために、酸味のある酢の物やスッパイ珈琲を無意識のうちに選んでいたんです。(珈琲の酸味については下のブログ参照)

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私の母は、あまり季節感のある食事を作らなかったので、年中同じようなメニューが出てきました。例えば真冬でも青白いトマトや生野菜が出るといった感じです。

しかし、妻のネコママはとても季節感を大切にする人なので、旬の素材を多く使います。毎日の食卓を見るとすごく季節を感じる事が出来て、しかもおいしいです。

そしてこれが一番重要なことなのですが、季節の野菜はとても体に良く、肉体が旬の物をとると、元気になっていくのが分かります。

珈琲に当てはめると、季節のニュークロップをとるのが健康的によいという事です。各季節にとれる旬の珈琲を飲むと体も喜びます。(2020年、秋のニュークロップラインアップ↓)

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珈琲の酸味(珈琲ポリフェノール)の事を書いたので、逆に珈琲の苦みはどんな作用があるのかと言うと、苦みは一般的に体の毒素を浄化してくれます。

春野菜のような、エグミや苦みがある物を食べると、冬にため込んだ老廃物(乳酸など)を排出してくれるのです。

珈琲の酸味は暑さによって衰えた消化を促し、珈琲の苦みは寒くて新陳代謝の低下によっておこる、老廃物の堆積を解消してくれるのです。(珈琲の苦みに関しては下のブログ参照)

以上が、季節によって酸味系の珈琲や苦み系の珈琲を飲み分けると体が喜びますよという、考察です。

珈琲は嗜好品なので、身体への良しあしだけでなく、最終的には好みの問題だと思います。飲んでみて、食べてみて美味しいと感じるこころが大切だと思う次第です。

珈琲豆の選び方に関しては、下の記事を参考にして下さい。
ではでは。



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