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モカ種とはエチオピア原種のこと
モカという言葉はコーヒーの種類、つまりブルボンとかティピカとかと同じで珈琲豆の品種として使われきましたが、最近は「モカ種」という代わりに、「エチオピア原種」あるいは単に「原種」という表記に変わりつつあります。
なんで急に表記が変わったのか考察すると「ゲイシャ種」という世界で一番美味しくて、高値で取引されている品種と「モカ種」を区別するためなんじゃないかと思っています。
今まで「モカ種」といえば、エチオピアやイエメンで栽培されている珈琲豆の一種と思わていたのですが、実はそんな品種はなくて、エチオピアやイエメン一帯で自然交配が進んでいる「原種」があるだけだったのです。
「エチオピア原種」から派生した特別な「ゲイシャ種」という美味しい珈琲豆がありますよと、分かりやすくアピールするため「モカ種」という表記をやめたのですね。
すぎた珈琲が取引しているバイヤーがエチオピア産の「ゲイシャ種」を取り扱い始めた直後「モカ種」改め「エチオピア原種」にしたので、まず間違いないでしょう。
ちょっと前までは「ゲイシャ」といえば、パナマ産の珈琲豆だったのですが、最近はエチオピアの「ゲシャ村」でアメリカ人夫妻がゲイシャコーヒーを世界に広めるために頑張っています。
アメリカ資本が入るとすごい勢いでインフラ開発が進むので、これからはパナマの「ゲイシャ」が主流ではなく、エチオピア・ゲシャ・ビレッジの「ゲイシャ」が世界を席巻していくかもしれません。
今日でコーヒーの品種について終わろうと思ってたのですが、まだまだ終わりそうもないですね。
ではまた、次回続きを書きます。
^^) _旦~~
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