すぎた珈琲の珈琲豆ラインアップについて
皆様こんにちは。
今日は素晴らしい青空が広がっています。
台風前後はうっとおしい天気が続いていたのですが
久しぶりに清々しい気候で
洗濯物や布団を干すのに絶好な日和ですね。
気温も随分と上がるそうなので
濡れた物もすぐに乾きそうです。
◇◇◇◇
さて、今日のトピックですが
昨日平群道の駅で珈琲豆を販売していると
商品棚を見ておられるお客様から
こんな言葉をいただきました。
「すぎた珈琲さんの豆って、見るたびに色々入れ替わってますね」
じつは当店の珈琲豆のラインアップは
頻繁に入れ替わります。
私が仕入れを担当していた10年前は
定番品が多かったのですが
ネコママに仕入れをまかせて以来
新商品の入荷頻度はかなり早くなっています。
というか、ネコママ曰く
「定番品なんていらないよ、
常にその時一番おいしいコーヒーを
仕入れるだけで大丈夫」だそうです。
どれくらい頻繁にニュークロップを
仕入れるのかというと、平均月3種類くらい
新しいスペシャルティ珈琲が入荷します。
ですので、月に2,3度来られるお客様からすると
お店に来るたびに新しい豆が入ってきている
ように感じるのでしょう。
◇◇◇◇
私が仕入れを担当していた時は
定番品が10種類くらいありました。
新商品は月に一個くらいだったと思います。
しかし現在は定番品は以下の3種類だけ
1)ウィラ・フェアトレード
2)マンデリン・トバコ
3)モカ・イルガチェフG1
しかも豆屋が必ずおいているブレンドが一つもありません。
(昔はブレンドが4種類くらいありました。)
そして、2,3か月単位で入れ替わる
新商品が、7種類くらいで
おおむね10種類くらいの珈琲豆を
提供させてもらっているといった次第です。
◇◇◇◇
なぜこんなに新しい珈琲豆を仕入れているのかというと
『お客様を飽きさせないため』です。
私は珈琲豆屋をして20年ほどたつのですが
すぎた珈琲に通って下さるお客様の中には10年来の常連様もいます。
いつも同じ味ばかりだと飽きてしまうので
目先を色々変えながら世界で今一番おいしい珈琲を
提供できればという思いから
このような営業形態をとっている訳です。
もちろんお客様の中には、
定番品の『マンデリン・トバコ』一筋の方や
『フェアトレードオーガニック珈琲豆』一筋の方もいます。
そういった方から言わせると
「いろいろ浮気するのはよくないね」だそうですが
正直私はどっちでもいいのでは?と思っています。
定番の安定した味の珈琲を求める人と
新入荷の豆に目移りする人の割合は
2:8くらいだと思います。
私自身の嗜好は同じ物を飲み続ける方なので
現在の『いま一番美味しい珈琲豆を仕入れる』
という営業形態に移行する時、かなり抵抗がありました。
しかし実際にネコママの言うとおりに珈琲を
仕入れていると、今のお店の在り方の方が
チャレンジ精神に溢れていて良いような気がします。
変化を受け入れるというこころ構えがあるのは
人として生きていくのに不可欠な要素でもあるので
常に新しい世界に目を向けていくという気構えは
大切なのではと思っております。
すぎた珈琲の珈琲へのこだわりは、下のブログをご覧ください。
◇◇◇◇
すぎた珈琲では焙煎士の私がほぼ毎日メールマガジンで最新の珈琲情報を発信しております。登録は以下のアドレスから出来ますので、興味のある方はお読みください。(^_-)-☆