コーヒーの味を安定させるには?
皆様こんにちは。
今日は昨日と打って変わって
晴れ晴れとした青空が広がっています。
気温の寒暖差は10度を超えるそうなので
体温調節が大変ですね。
風邪などひかない様に、気を付けたいものです。
◇◇◇◇
昨日お客様から以下のような質問を頂きました。
「コーヒーの味が安定しないんだけど、
どうしたらいいのかしら?」
コーヒーの味が淹れるたびに違うという
悩みを持たれている人はかなり多いです。
特にドリップ珈琲は抽出する人が変わるだけで
味が変わってしまうくらい繊細な飲み物なので
業務用でドリップ珈琲を提供するのは
余りおすすめしていません。
しかし、個人で珈琲を楽しむ分には
少々味が変わってもご愛敬で済ますことが出来ます。
『美味しければ何でもいいや』くらいの軽い気持ちで
いれる事ができるのでお勧めできます。
テクニックが上がるごとのコーヒーのレベルが
上がるドリップは自宅珈琲向けといえるでしょう↓
◇◇◇◇
コーヒーの味を安定させる方法ですが
とにかく毎回同じ状況でドリップをスタートすることがコツです。
具体的には以下のようにします。
1)メジャーカップで珈琲豆の分量を量る
2)お湯の量を測る
3)お湯の温度を測る
4)蒸らしの時間をはかる
順に説明すると、
1)メジャーカップなどで毎回同じ量の豆を測ります。
理想としては30グラムか40グラムが理想的な珈琲豆の量です。
それ以上少なくても多くても、
ドリップが難しくなるからです。
お奨めメジャーカップ↓
2)お湯の量を測るですが、30グラムの豆なら
出来上がり300ccになる様します。
40グラムの豆なら400ccです。
豆の量とお湯の量を一定にするわけですね。
お奨めタニタの計量器↓
3)お湯の温度を測るですが、蒸らしのお湯はしっかりと
沸騰した物を使って下さい。
季節が冬に向かうとともにお湯の温度も
下がっていきます。しっかりと湯温を
測る癖をつけると、味が安定していきます。
お奨めタニタの温度計↓
4)蒸らしの時間の測り方ですが、
体感で適当に蒸らしをしている人が多いですが
最初は正確に測った方がいいです。
2分蒸らしを基本として、味を調整していきます。
あっさりがいいのでしたら1分とか
ガッツリストロング珈琲がいいなら3分とかです。
お奨めのタイマー↓
コーヒーの挽き具合でなく、
蒸らしの時間で味の調整をするのが
コクがあってキレのあるコーヒーに仕上げるコツです。
◇◇◇◇
季節の変わり目は珈琲の味が安定しにくいです。味の違いを最小限にとどめる意味でも、毎回同じ状況を作ってドリップするという癖をつけると、味が変化してしまった原因を突き止めやすくなります。
コーヒーの味が美味しくなる要因は大抵、水が関係してます。珈琲の味が毎回違う人は、なるべく同じ状況を作ってドリップしてみて下さい。そうすれば自分の問題点を洗い出すことが出来るでしょう。
コーヒーの様々な味わいに関しては下のブログをご覧ください。