朝から汗だく②

#実践記録  2020/08/28(金)

□Ⅲ 国語科

何となくだが…
毎日何らかの作文系の実践を入れるようにしている。
本日は,詩の創作。

『かぞえうた』の詩のパロディ。

いきいきと取り組む子とそうでな子の差が激しい。
こういうのを創りたい…
こんなのどうだろうか。
モチベーションの差だろうか。

 ・完璧主義

最初から良いものをつくろうとしている…
こういう子は鉛筆が止まる。
まずは,私が創ったものを写す。
それもやらない。

『写す。そこから自分で思いついた部分を変えていけばいいよ』

動き出す子とやっぱり止まっている子がいる。

ただ,自分に刃を突き立てて考えるとすれば…
皆で考えを出し合うような時間があるとよかったか。
前回のオノマトペの詩づくりでは,前時にクラスの詩づくりを行った。
翌日,わりとどの子も詩をつくることに抵抗を示さなかった。
手本が2種類あったのもよかったか。
※教科書にある詩とクラスで創った詩

その他,今回の詩の型が難しかったことも要因なのではないか。
「文字数」の制限に戸惑う子が多かった。

おもしろがっている子も多かったが…
創作熱を引き出し切れていない子もいた。
制限が自由を生まなかった。

□Ⅳ 算数科 +α

▼ 計算プリント

たし算とひき算の混合。
100題を2分制限で行っている。
瞬時に脳を切り替えなければならない。
合格者も増えてきたが…
まだ難度が高すぎる子も多いか。

たし算50+ひき算50を2分制限でクリアしたら,「和か差」へ。
これでもいいかもしれない。
「和か差」で特に求められるのは頭の回転スピード。
いまだに50題を2分やっとの子たちは…
おそらくハンドスピードも足りていない。
まずはそこに注力させてもいいかもしれない。

ハードルが高すぎると,速く解けることの爽快感を得られない。
これが続くと,空氣が重くなる。
最後の1回は『どのプリントを解いてもいいよ』
喜々として,前のプリントに戻る子も多かった。
両方のバランスが必要だ。

▼ 読み聴かせ『アフリカゾウの家族』

新しく音読教材として扱おうかと思っている。
が,子どもたちの反応としては今一つ。
物語が長すぎる…
それだけで内容をつかめない子が激増する。

▼ 読み聴かせ『キラキラ』

予想を訊きながら,読み進める。
この物語が一番,子どもたちに落ちた。
何の物語で表現力を鍛えようか…
『キラキラ』のような鮮明に描き出されたストーリー。

▼ 読み聴かせ『てがみ』

『かいがら』の作者の別物語。
「にっこり」という言葉,ラストに出てくる。

『かいがら』と比べてどうか?
なんて訊きたいが…
まだまだそういうレベルではないようだ。
『てがみ』において主人公がなぜにっこりしたかもつかめていない。

▼『かいがら』の最後の解釈について

私の方でもう一度語り直す。
私の本氣の解釈を。

□ 給食

チーム3班の最後の仕事。
意識はできてきている。
もっと当たり前を,徹底させたい。
来週やってみたいことが思いついた。

□ 昼休み

熱中症アラーム。
室内にて過ごすことに。
もう「またか」という言葉もなくなった。
これが当たり前になりつつある。

途中から「ことわざかるた」を貸し出した。
検定も結構だが…
もっと友達と遊びなさいよ。
この仲間たちとなら,もっとやれる。
そういうのは遊びによっても培われる。
検定組には,『練習して,本当に大丈夫だと思ったら来なさい』とハードルを上げてある。
対して練習もしないで私の所へ来ないでと。
これぐらい言ってもしつこく来る(笑)

▼ おたよりノート

まだまだ視写に手こずる3人。
まずはさっと書けない子をさっと書けるようにすることから。

□Ⅴ 音楽科

▼ 鍵盤ハーモニカのチェック

道具はそろっているか。
連絡帳にてお知らせした,ハンカチは。
実際に出させる。
これが結構,大事だ。
揃っていないから出させない…
自覚できなくなる。
「ない」ことを認識させる。
持ってくる率が高まるように実感している。

来週から音を出す。

▼ 発声練習

午後,さらにガクンと集中力が落ちた。
授業に食らいつかせるも…
落ちる子も何人か。
日程そのものを見直した方がよかった。
暑さや週末疲れ,さらには1校時からハードな体育が効いている。

もっと楽しい系にすればよかった…
氣づけば鍛えるモードになっている。
しかも,こんな週末のラストに。
楽しく様々な発声に親しむ。
もっともっと感覚づくりを大切にしなければいけない。

▼ 歌『ほたるこい』『きらきら星』『私と小鳥と鈴と』『友だちはいいもんだ』

そういう点では,もっと様々な歌を歌わせたい。
一曲に固執し過ぎると,空氣が重くなる。
すぐには変わらないからだ。
成長させられれば,変化がつく。
それが叶わないならば,他を変えなければならない。
自分の実力を鑑みて,授業を組み立てねば。

まずは,サビの高音から。
Aメロの入り。
「○とうお」「×と」だと力む。
その後の「だ」も意識させないとダメだ。
これを指導しよう…
その場で診断しつつ…
あらかじめ,どこにつまずきが見られるか予想しておく必要がある。
それが足りていない。
咄嗟に出るまで,何度も何度も。
歌の指導はまだまだ課題だらけだ。

その他の曲も。

▼ 帰りの用意

まるで呪いにかかったように鈍い。
最後の力を振り絞るかのような子もいる(笑)
何人かとはお別れのじゃんけん。
これも恒例となっている。

□Ⅵ 図画工作科(4-1)

・めざめざ(何かを目指す)
・つめつめ(何かに詰まっている)

どちらかを選んで絵を描く。
下絵が済んだ子たちには,持ってこさせる。
私がコメントをする。

 ・1つひとつの表情を変える
 ・大小を変える(遠近感)
 ・イレギュラーを入れる(ユーモア)
 ・ストーリーをつくる

主に指導したことはこんなことか。
どの絵にも当てはまることだ。
だが,絵によってストーリーが異なる。
その場で紡ぎ出してやる。

教卓の上で,その子に対してコメント。
思わず他の子たちも群がってくることがある。
えっ!? どんな絵?
先生が言っている事って何??
氣になって,思わず席を立ちたくなる。
今日のコメントは,6割がこれだった。
だが,6割がいいかというとかそういうわけでもない氣がしている。
残りの4割にも意味がある。
ひっそりとその子とだけのやり取り。
これも大事。
見せに来た子の性格。
人にじろじろと見られたいか。
観られることをよしとするか。
何となくそんなこともくみ取って,コメントを変えているところもある。
言語化できることはこのあたりで精一杯。

□ 放課後

▼ 事務処理

珍しく教室で寝落ちする。
強制的に再起動がかかったようだ。
キャンセルがきかなかった。

職員室でも,手をつけていなかった仕事を。
冷房がキツい…。
どんなに暑かろうが,自然がいい。
躰が可笑しくなる。
咳まで出るようになってしまった。
つくづく職員室には長居できない体質なようだ。


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