新年に向けての布石

#実践記録  2020/12/25(金)

昨晩も夜更かし…
振り返りカードの例文づくり。
クリスマスソングメドレーの編集。

いよいよラスト1日。
年内最後の授業という感じがしない。
年末疲れもさほどない。
ここ2年は,年末に熱を出して寝込んでいた。
いずれもゲレンデにて(笑)
今年は無問題!!

□ アーサー・タイム

今日も早めに学校へ。
子どもたちを出迎える。
さすがに氣が入っている(笑)
私を目視してから目つきが変わる子もいる(笑)
まぁ,よしとしよう。
クリスマス氣分でハッピーな挨拶も続く。

入室してからはサンタ話に花が咲く。
子どもたちの話の裏側に親の努力が垣間見える(笑)
「あのね,サンタさんは夫婦だったんだよ!」
設定まで緻密に練り上げている家庭もある。

□ 朝会

うちのクラスからは,表彰者が2人。
スタジオへ一緒に向かう。
カメラの前で賞状をもらう。
返事はまあまあ。
「ありがとうございます」
と自然に出ているのがよかった。

教室で観ている子たちの態度は…
躰がふらついている子もいる。
ビッと画面を見据えて,温かな拍手を贈れている子も。
育ちの違いが現れている。

□ 朝の会

特支の2人を前に立たせる。
意外と司会進行ができる。
やはり,シャワーのように浴びさせることが大事だ。
これも感覚づくりの一環だ。

▼ 挨拶
▼ 日時

定刻前に始めたので…

 午前 8時 24分

時計の針が動く瞬間を皆で見守る。
「先生,今度はよそ見しないでください」
『はい(笑)』
動いた!!

▼ 地域カルタ

下の句のみを復唱。
テンポよく。

□Ⅰ 基礎

▼ 5マス計算(11~20の合成分解)

全員1分切りはならず…。
1分半にも間に合わない子たちは,そもそも積み上げが足らない。
新年からは新しいプリントでスタートだな。

「ドクロ」「ファイヤー」ときて…
次は,どんな副題を付けようか??

▼ リズム漢字(2年生)からカタカナ探し

カタカナが混ざっている漢字を発表させていく。
氣づいた子たちは挙手。
黒板はどんどんカタカナ混じり漢字で埋め尽くされていった。
もう少し…
というところで,近くの子たちと言い合い。
発見を共有し合う。

カタカナ部分だけ“赤”で塗る。

『ノートに書いていこう』

自分のノートにどんどん書かせていくようにした。
新たな発見がある度に,呼び出される(笑)
1年生の漢字から発見してもよい。

「どんどんカタカナが見え出してきました!」

漢字を観る眼ががらりと変わったのだろう。
視点を変えてみると…
これまでに目にしていたものの見え方が変わる。
「パーツ」で認識する脳を鍛える。
チャンキングすることで漢字を覚えやすくなる。
また,筆順も正確になる。
「このカタカナはこう書くから…」
新出漢字でも,自分で推測して正しく書くことができる。

【カタカナ×漢字の同時並行楽習】
1年生は,ひらがなもカタカナも,漢字も覚えなくちゃいけなくて大変…
いやいや,一方を覚えるからこそもう一方,いや両方の習得スピードが跳ね上がる。
パラレル展開が,互いの感覚づくりになる。

▼ リズム漢字の高速読み

1~10。
復唱。
一斉読み。
『君たちは座って。私が見本を見せます!』
9秒なにがしか!
おぉーーーー!!!
基準が明確になると,子どもたちの読み(姿)が変わる。
最高は,11秒。
けつの方も10秒くらいは記録更新。

▼ 時計のまとめプリント

冬休みを挟む前に,3回分だけガッツリと時計問題に取り組む。
一度きっちりと入力しておく。
どうせ12日間で忘れるが…
それでよい。
人間は,忘れていたことを“思い出す”ことによって記憶に定着する。
思い出すためには,一度覚えさせておく必要がある。

算数は,教科書の全単元を教え切った。
新年からの布石打ち。

今回もコース分け。
Cの一緒にやる組は,6人。
この子たちも私が言うよりも前に手が動くようになってきている。
もう先生いいや!
自分でやる!
と言うまで丁寧に教えていく(笑)
これが大事。
全体で丸付け。

▼ 計算プリント「ドラゴン」

午後へ向けての仕掛け。
たし算もひき算も連続。

終わった後,まだ1分切りできない組を鍛える時間に。
『Sさんがなかよしから帰ってきたら,着替えね』
とは言ったもののなかなか戻ってこない(笑)
それまで白熱のミニ先生指導(笑)

▼ 高速着替え

男女で分けて順位を伝えていく。

□Ⅱ 体育科

校庭に出てすぐに,鉄棒かなわとびの練習が始まっている。
この意欲がいい。
チャイムが鳴り終わった瞬間に,すぐに始める。

▼ 準備運動

いつもの+二重跳びの基礎。
ジャンプ系。
この跳躍をどこへつなげようか。
躰のバネづくりを行っている。
全身を活かし切る。
連動。
これらが繋がっていないと…
素早く左右や前後へ跳ぶことができない。

▼ タイヤ跳び

馬跳び。
それが終わった後は,両足跳び。
バネができている子たちは,連続で跳び越えられる。
着地後すぐに次の跳躍へ。
前の跳躍が次の跳躍への助走になっている。
この運動にセンスの良し悪しが強く表れる。
逆に,これができるようになれば…
かなり運動能力を向上させられるのではないだろうか。

今日は,連続跳躍組をかためて順番に跳ばせていくようにした。

▼ 鉄棒

基礎運動を積み重ねる。

 ・つばめから前回り下り持久懸垂
 ・布団干し降りからの起き上がり
 ・つばめから振り子飛び

あいさつリレーのように連続で飛ばせていく。
2回目は,男子も成功。
鉄棒は個人種目だが…
ちょっと工夫すれば団体競技でも変わる。

 ・こうもり振り(下りも)
 ・足抜き回り&地球回り
 ・持久懸垂
 ・逆上がり(後方支持回転も)

逆上がりの指導に力を入れる。
現在,できる子たちが10人。
もう少しで半分に到達する。
あとちょっとの子たちを重点的に指導する。

 ・逆上がり台

湾曲した台を駆け上がる。
蹴り上げると,鉄棒に躰を引き付けられる。
この台を使えば逆上がりをできるまでになった子が3人。

 ・ロイター板

校長先生が行っていた方法。
台の傾斜角度。
鉄棒との距離。
これらを調整できる。
さらには,その子が蹴り上げる瞬間に“押し上げる”こともできる。
直接躰に触らずに台を通して補助することができる。
“押し加減”も子どもやその子の状態によって変えられる。
これはいい。

 ・くるりんベルト

ベルトがあれば回れる子もいる。
先ほどの3人とは別の子。
腕で引き付ける力がついてきている証拠だ。
蹴るまでのステップやタイミングなどを覚えられれば…
できるようになると思う。

これまでの積み上げがちょっとずつだが形に表れ始めている。

まだまだ組もちょっとずつ前進。
逆さになることや手を離すことに恐怖感を抱いている。
補助しながら声をかけまくって,ちょっとずつ成功体験を積み上げていっている。

▼ なわとび

新たな練習法を伝授。
一定のスピードを上げるのではなく…
トップスピードを上げるトレーニング。
3回旋後,ひゅんひゅんと連続2回旋させる。
まだ脱力させたまま回せない。
が,コツをつかみ始めた子たちの縄の音が変わってきた。
片手回しを重点的に行っていった。

▼ 持久走の練習

一斉によーい,どん!
タイムを読み上げる。
動画に納めて置いて,あとで記録すると…
記録更新は半分ほど。
ものすごく遅くなっている子もいる(笑)
結局は,どの程度力を出すかで決まってくる。

もっとよい方法はないか??
あることを想い付く。
グループ分け。
スタートのタイミング。
これまでの逆をいく。
新年一発目から実践していきたい。

▼ 自学タイム

それぞれがやりたい技に取り組む。
「走ってきていいですか?」
何人かはトラックへ。
すごい意欲だ(笑)

私は鉄棒の指導。

□ 業間休み

着替え。
自学ノートへのコメント。

□Ⅲ 音楽科

▼ 鍵盤ハーモニカ

息の入れ方にまで意識を及ぼさせる。
おぉ!
ようやっとちょっと変わってきた。
“感じ”は出ている。
コントロールしようとはしている。
まだ音楽にはなっていないが。

ここからどう発展させようか。
まずは私自身がレベルアップするところから。

▼ 歌

教室に戻ってから行うようにした。
自分の歌実践が突き抜ける条件を思い返した…
2つある。
その一つを試す。
なんちゃない,小グループで歌わせること(笑)
互いの声をよく聴くようになると…
あっ! と上がる瞬間がこれまであった。
が,まだまだ(笑)

とはいえ,今の私の考え方ではおそらく得たい結果は出ない。

□Ⅳ 国語科

ふりかえりカード再。
昨日書いたものを全員分読んだが…
微妙。
日本語がおかしい。
伝える術を知らなすぎる文章だ。

例文を何十個か示した。
全て読み上げる。
これ,私が言いたい事!
そう思ったものには赤線を引かせる。
「先生,これって私の?」
そもそも,この例文自体が子どもたちの振り返りを元に書いたもの(笑)
ヒットする要素をはらんでいる。

ただ視写させるのではなく…
自分で選ばせる。
“自分の考えに近いもの”を。
こういうスタイルもアリだなと思う。
あわせて書き方やコツを伝授。
続けていくことでものにできるだろう。
昨日よりも書くスピード,量,内容,ていねいさどれもよい。
こういう積み上げを毎回行っていきたい。

□ 給食

チーム4最後の仕事。
タイムを測り忘れた…

リクエスト曲は…
クリスマススペシャル。
曲によって音量が小さくなってしまった…。
残念。
私の演出が生きなかった。
あんなに練ったのに。

□ 昼休み

現在,休み時間に校長先生が逆上がりの指導をしてくださっている。
この方は生粋のプレイヤータイプ(笑)
うちのクラスの子たちもお世話になった。
もうちょっとできる子たちの背中を押してもらえて有り難い。
笑顔で帰ってきた。

□Ⅴ 学級活動

▼ 午後ドラ

まだ峰は高い。
来年へ持ち越し。

▼ 冬休みのこと

いろいろな配布物。
冬休みの課題についてなど。

▼ 物の運び出し&掃除

皆で手分けして行う。
教室の床を一斉に水雑巾がけ。
端っこもきれいに。

▼ ほめ言葉のシャワー

特支の2人に向けて。
彼らにも優しい眼差しを向けられている。
交流が機能しているようでよかった。

2人からちょっと早い年賀状を頂いた。

□ 放課後

▼ 下校指導

前の学級のKさん(現5年)とうちの子たちがトラブル…。
冬休み前に片付ける。

今年度の子たちは他学年とのトラブルも多い。
一番下の学年だが,上の学年をやっちまうあたりがすごい(笑)

▼ プチ忘年会

校長先生からシュークリームと缶コーヒーを御馳走して頂いた。
史上最も短い忘年会(笑)

▼ トイレ掃除

隅々まで綺麗に仕上げた。
腰を入れて何度も何度も。
鏡は新聞紙で磨き上げた。

▼ 事務処理

5時頃退勤。


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