配慮

#実践記録  2021/04/16(金)

土曜日は,塾。
先生に会うのは3週間ぶりだった。
お元氣そうで何より。
私のためにも元氣で居てほしい。

「俺を抜いてみろ」

一番焚きつけてくれる台詞だ。
切磋琢磨していけるよう,私も全力で子どもたちの前に立つ。


日曜日は,久しぶりに実家へ。
父に自転車を修理してもらった。
この背中を見て育ってきたんだ…
ひたむきに打ち込む精神は,間違いなく父譲りだ。
ペダルの踏み込みが軽い。
「油をさしておけよ。すぐに摩耗するから」

さぁ,第2週目はギアを上げていこう。

□ アーサー・タイム

学級通信を4号分,起案。
すぐに教室へ。
すでに一人が来ていた。
挨拶をする。
それ以外の子たちは,挨拶で出迎える。
ちょっとずつ緊張が取れつつあるか。
いや,まだ表情はかたい。

朝の支度。
まだ6年生の補助輪付き。
それでも8時10分いっぱいまでかかっている。
今週は,この支度のスピードをバロメーターにしていこう。

□ 朝学

読み聴かせ『ねえ,どっちがいい?』

無茶ぶり選択肢から,どれを選ぶか?
妥協点を探る。
この学級の子たちは「これがマシかな」とは考えない。
(傾向の子が多い)
全部ムリ! となる。
思考停止に陥る人の特徴が出ている。

□ 朝の会

▼ 挨拶

私のリアクションが決まる度に…
どんどん声が出てくる。
テーマは,声の圧力で担任を倒せ!

▼ 日時

月曜日のくだりでわざととボケる。
「げつ」の点をどこに書くか。
子どもたちからツッコミの嵐。
5分以上楽しんだ。


▼ 時刻

躰を使って,時計の学習。
1・2・3時。
4・5・6時。
リズミカルに。

□Ⅰ 学級活動

着替えの仕方。
手順を示す。
一時一事。

まだまだ時間がかかる…。
早く着替えるイメージがないのだろう。
手本を示す必要がある。

たたみ方やしまい方についても。
体操着袋は,フックにかけておく。

▼ 輪郭漢字カード

フラッシュカード方式で。
イラスト付きであれば容易く読める。

▼ ことわざフラッシュ

31個。
マネさせながら読ませていく。
暗記×表現。

□Ⅱ 行事

前半は,声の指導。
一人ひとりがどれだけ声を出せるか。
勝負は,短時間で。
変な配慮をしながらやらないといけないのが厳しい。
まだまだ“かたさ”がある。
が,ちょっと変わってきた。

後半は,身体計測。
待つ姿勢に指導を入れる。
基準は「かっこいい」かどうか。
視力検査と比べ,すんなりと進んだ。

戻ってきた子から読書。
私は,ひらがな50音のチェック。
一人ひとり呼ぶ。
Sさんについては,先に調査済み。
驚愕の事実を突きつけられた。
今朝も,彼は私に指文字で伝えてきた。
声だけでは伝えられないから。
だが,もっとすごい子がいた…
イタリア人とのハーフのDさん。
ひらがなをどれも読めなかった。
“0”なんてことがあるのか!?
もう笑うしかなかった(笑)
次から次へと昨年度を更新していく。

□ 業間休み

自転車講習があるため,校庭は使えない。
室内で過ごさせる。
今日の調査は,半数までで終了。

途中,校長先生が教室にいらっしゃる。
Yさんのこと。
登校がうまく行っていないようだ。
言うことを聴かない。
単独行動。
さらには,上学年の腕に歯型をつけた…。
多方面に迷惑をまき散らしている。

□Ⅲ 体育科

初めての体育館。
出席番号順に並ぶ。
移動。

▼「集合」と「整列」

ゲーム感覚で,練習。
『目を閉じている間に,こっそり居なくなるから。「集合」と合図をかけたら,私のところまでおいで。さあ,バレないように行くからね。絶対に目を開けちゃダメだよ』

▼ 増やし鬼

2回戦目は,鬼の帽子の色を変えて。
1回戦で生き残っていた子がそのまんま鬼になる。
ゲーム中の変更点も聴き逃さないか。

▼ 壁鬼?

鬼は,体育館の真ん中のラインに陣取る。
ライン上しか動くことができない。
逃げる人は,鬼の壁をすり抜けて反対陣地に行けるかどうか。

新しいゲームを導入する。
今,ルールを聴いて,ぱっとできるか。

ちょっと早めに終了。
戻った後は,着替え。
先ほどよりは早くなった。

□Ⅳ 算数科

▼ 間違い探し
▼ 仲間探し
▼ 数える

教科書の見開きページ。
これらを通して,発表の仕方を教える。
呼ばれたら返事。
ほとんど全員が挙手発言ができたかな。

 かば 1とう
 ねこ 7ひき

『一番多いのは?』
『一番数が少ないのは?』

□ 給食

およそ4校時スタート20分前から始めている。
隣のクラスはさらに10分早い。

チーム2班。
仕事のしかたを一から教える。
少なくともこれを一巡,繰り返さないといけない。
他の先生方にも手伝っていただいているのが有り難い。

□ 昼休み

手紙への返事。
便箋にしっかりと書く。
やり過ぎるぐらいやって,やっと想いが伝わるなら…
やりやり過ぎるべし。

□Ⅴ 音楽科

前半は,補助教材の配付。
名前を書いてもらうのに,一端持ち帰ってもらう。

▼ いろいろな歌をうたう

子どもたちの歌への認識。
どんな歌が好きなのか?
リクエストを受けた曲をどんどん流す。

□ 放課後

▼ 下校指導

集団下校。
いつもと同じ並び方だが,鉄棒前にて。
時間になったら6年生に迎えにきてもらった。

地域の見守り隊の方々からの挨拶。

▼ 電話

2件。
面談の約束。
確認事項。
前のめりで配慮できるようにしていきたい。

▼ 事務ワーク

黒板磨き後,提出されたプリントのまとめ。
もうちょっとで全員分そろって解放されるか。

その後は,学年会やブロック(1・2年生)会。
どんどん仕事を引き受ける。
よりよいものを創るためであればひと肌脱ぐ。

学級通信について上のものと。
今はリスクを取れない時代なんだな。
思いっ切りできていた時代が羨ましい。

6時半過ぎに退勤。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?