ファーストテイク

#実践記録  2020/12/11(金)

朝の立ち当番かと思いきや…
下校時だった。
持ち帰ってきた旗を観て氣がついた。
ということで,遅めの出勤。
本当は早めに行きたかったのだが。

最近の傾向は…
疲れていると,12時近くには頭が回転しない。
かといって,早くは起きられない。
使えねえじゃねえか(笑)
活動できる時間帯に濃縮するしかない。

□ アーサー・タイム

教室に行くと…
子どもたちがお出迎え。
大抵ドアのすぐ右横に隠れている。
いい加減飽きがこないのか(笑)
もう冬になるが。
仕掛けたときの反応を楽しんでやがる。
◆子どもたちと私の関係性が不思議だ。
教師と児童なのだが…
父と息子・娘とも。
兄と弟・妹にもなる。
友人。
時には,師匠と弟子。
なんていって,大人と子ども…
と見せかけて子どもと子ども(笑)
私が厳しく迫っても子どもが委縮しないのは,この関係性に支えられている。
ここに甘えてくる子もいるが(笑)
※私もそういうところがある。
地を出してくれるからこそ…
性根から叩き直せる。
という点では良いと前向きに捉えている。

今日の休み時間だったか,子どもたちと話していて驚いた。
そんなに“変わった”と実感していたんだ,と。
意外な子が昔は消極的だったと告白。
おい…嘘だろう(笑)
最近,歌で覚醒したAさんも1年生になってから急激にうまくなったようだ。
なんでだか分からないけど変わってしまった…
この感じが話を訊いていておもしろいなと思った。


ちょっと遅れただけだが…
教卓に山がいくつか。

 ・検温表 
 ・連絡帳
 ・家庭学習カード
 ・漢字スキル
 ・自学ノート
 ・検定プリント

検定をさばきつつ,漢字スキルの丸付けも。
そんな私にお構いなしに話しかけてくる子どもたち。
担任の状態なんて氣にしていないのに助けられているところもある。
私が調子よかろうが少々不機嫌だろうが関係ない(笑)

□ 朝学

新たに漢字検定合格者が6人。
書きと読み共に。
これで学級の半分ちょいが,1年生の漢字を完全習得。
校長先生,また驚くだろうな(笑)

漢字が終わったら,計算検定。
13で一端ストップ。
残りの3つは,習っていない問題。

それもさらに終わった子たちは魔法陣問題に挑戦させる。
3つの数字を足すと,どの列も15になる有名なやつ。

□ 朝の会

Lさんが日直。
彼が人前で声を出している(笑)
まだ発言は微妙だが…
ちょっとずつだが変わってきた。
『スイミー』で彼のありのままを認めてから…
音読が変わってきた。
これもまたおもしろい。
決して,めちゃくちゃいい表現をしていたわけではない…
悲し氣な表情(もともと)がセリフにマッチしていると皆で盛り上がっただけ(笑)
今日のほめ言葉のシャワーでも度々出てくる。
その子らしさを全員に認めさせる形で投げかけられるか?
学級という集団においてその子の居場所を創ることで…
これまで以上の力を引き出すことができる。
Lさんへの指導を通して学んだことである。

▼ 挨拶
▼ 日時
▼ 1日の予定

今日は,久しぶりの英語。

□Ⅰ 基礎

▼ フラッシュカード

さっと4人組を作られるか。
必ず男女で組ませる。
4人組が出来たからといって油断させない。
視野を広げて,全体も観させる。
ゾンビに襲われないように。
これはネルソンズにネタか(笑)

1回だけ。
箱から出して,全員で言う。
カードを箱にしまって返事をする。
ここまでで1分間のチャレンジ。
今日は工夫している班が多かった。
うまいこと分業していた。
『どんな工夫をしたの?』
言語化させた。

▼ 5マス計算(11~20の合成分解)

積み重ねるのみ。

そろそろ順序を変えよう。

▼ 高速シリトリ

カタカナのシリトリ。
5分間。
最高は,36個。
2番目は?
3番目は?
友だちの記録発表を聴いているか??
聴くとは,再生できること。
超具体的に聴くチカラを高められる場面だ。

ある子が自学でやっていたのは,「゛」のつくカタカナ探し。
これもお題になる。
「二字熟語」とかでもいい。
脳に刺激を入れる一つのユニットとしておもしろい。

▼ 表現×解釈『くまの子ウーフ』

ツネタの父とウーフのやり取り。
もっとツッコんだ指導を入れる。

一つのセリフの中にも,感情の揺らぎがある。
相手のセリフを受けた上での表現がある。
そのあたりの繋がりが子どもたちの中にはない。

 川は水がないんだ。あそべやしないぜ。さ,早くかえった,かえった。
 水がないって,かたつむりや,かににやる水もないの。
 ああ,ない,ない,ないね。さあ,どいた,どいた。

『ツネタの父は,どうしてウーフが川に行くことを知っていたの?』
『おじさんは,どうやってウーフの肩をちょいと押したの?』

▼ 漢字の難問

難問というよりかはおもしろ問題?

 ① 漢字のたし算
 ② 漢字の一部が隠された問題
 ③ イラストの中から漢字探し
 ④ 一画ずつしか書かれていない漢字を当てる問題
 ⑤ 違う漢字だが,同じパーツが入る漢字を当てる問題

どれも,ん? と頭を悩ませる問題。
こういうのを自学で創ってこられるとおもしろい。
私の授業の触発されて,自学がどんどん変わっていく子はまだ少数。
さて,どうなるか。

□Ⅱ 体育科

▼ 準備運動

Rさんが,連続でジャンプできるようになった!!
特支のKさんも!!!
興奮し過ぎて,喉が枯れた(笑)
やはり継続は力なり。

▼ 鉄棒

しっかりとぞうきんで磨き上げてから。

 ・つばめ
 ・つばめ自転車
 ・前のめりつばめからの前回り下り持久懸垂
 ・振り子飛び
 ・布団干しからの起き上がり(だるまへ繋がる)
 ・こうもり
 ・こうもり振り(降りも)
 ・足抜き回り
 ・足かけ上がり

今日も全員の足かけ上がりの補助をつけていく。
かけていない方の足は伸ばす。
どんな指示だと膝が曲がらないか。
『膝を曲げない』は絶対にダメだろう。
AさせたいならB…
『足の親指を前に出して』
実は,氣をつけをさせるときにも有効な指示だ。
手の親指を伸ばそうとすると…
自然と他の指先もきれいに伸びる。
鉄棒の足技においても,わりと有効な指示であったかなと思う。

鉄棒の上へと躰を起き上がらせる時には,前かかがみになるとよい。
この時には,かけている方の足の膝を観させる。
膝をちょんちょんと触ってやって…
今感覚したところを『はい,観る!』。
ぐわんと躰が鉄棒の上に持ち上がる。
勢いあまって回り過ぎる子もいる。
この指導で,今日は何人かが自力でできるようになった。

ただ,自分で振り子を付けるのが難しい。
肘が曲がってしまう。
体幹をゆすって反動をつける…
どう教えていけばいいんだろうか。
軸を中心した回転運動。

今日の指導で意識したのは,腕支持からいろいろと動かせること。
つばめ自転車もそう。
足を動かさせる。
自然と腹筋も使われる。
そこからの振り子。
反動をつけて,鉄棒の上に飛び上がる技がある。
やってみせる。
歓声が上がる。
前にもグライダーを見せたことがあったような氣がしたが…
その時以上。
なぜか?
自分たちも技にチャレンジしているからだ。
より凄さが分かる。
なんで,そんなに足が上がるんですか?!
疑問に思っている子が多かった。
挑戦心に火がついて,より高く飛ぼうとする子も増えた。

▼ 持久走の練習

2周。
今日は,私も走る。
ハンデは15秒。
2周の最終カーブ前でようやっとトップに立った。
ギリギリで,ハアハア(笑)

その甲斐あって,トップは2秒記録更新。
Rさんはゴールできず…

▼ なわとび

本格的な二重跳び指導に入った。
高速シリーズ。
1回跳躍中に2回旋の感覚づくり。
片手回しが重要になってくる。
できない場合は,エアーに戻る。
台もあるので,そちらでも練習。
勘のいい子は少しずつ形になっていった。

まだ前跳び軍団は…
ちょっとずつ進歩。
今日は,ついにSさんの足を縛った(笑)
よし,これで両足で跳べる。
特支のKさんはなわを回しながら跳べるようになった。
あとは腕を前に回し込む運動も連続できれば…
前跳びになるかな。
それにしてもこの集団,濃い(笑)

□ 業間休み

自学ノートへのコメント。
子どもたちとの雑談。

□Ⅲ 英語

ALTと。
体育の授業後ともあり,疲れが見える…
ちょいちょい指導を入れる。

・歌
・天氣のジェスチャークイズ
・ミッシングゲーム
・キーワードゲーム

▼ 連絡帳

来週の版画用意のお知らせも。

□Ⅳ 国語科

▼ 計算プリント「ドラゴン」

記録を書き留めようとしていたが…
忘れた。
午後ドラにかけたが,それも…。

それぞれが頑張っているので私も夢中になってしまった。
10分間チャレンジ。
おまけの1分バージョン。
熱の帯び具合が半端ない。
「10分間でどれだけの枚数解けるか」
子どもたちの関心はこれだ。
なぜハマっているのか分からないが,楽しそうなので何よりだ。

▼ 解釈『くまの子ウーフ』

道徳ノートを使って。

ツネタに川に行くことを止められる。
「この川は,ぼくのなわばりさ。ウーフは,かえれよ。」
「へえ,ずるいの。」
とウーフは思いを巡らせる。

『やっぱりずるい?』
○×を書かせる。
なぜかも書かせる。
2択の方が書きやすいかなと思って取り組んでいる。
理由はそれぞれの考えが出されるので,多様な意見が阻害されることもない。

 ・手伝うつもりでいたのに
 ・ツネタはいいのに,なぜ自分はダメなのか
 ・かたつむりとかにを助けたいだけ
 ・ぼくもとりたかったのに断られた

など。
ウーフが本当にずるいと思っていることには触れられることはなかった。
ここでは流しておく。

『ウーフは,言い返した?』
これも○か×。
ツネタの態度とウーフの性格から理由づけしている。

『ただなんかであげて,そんしちゃう?』
この問いは難しかった。
損すると考える子が多かった。
無条件の愛は存在しなかった(笑)

□ 給食

チーム2班ラスト。
全員でワゴンを取りに行けた。
帰りは…

□ 昼休み

ひたすら事務処理。

□Ⅴ 学級活動

▼ 映像鑑賞

昨日の映像を観る。
ポイントを伝える。

▼ 舞台づくり

何人かで旧図工準備室から椅子を取りに行く。
と思っていたら,みんなきた(笑)
椅子を並べ,舞台をつくる。
3段になるようにした。

並び順はとりあえず適当に。
…あとで見返すと,変えた方がよいところが多々あった(笑)

ファーストテイク。
まだまだツッコミどころが満載だ。
だが,成長を感じた子も多かった。
表情や目付き,立ち姿が少し変わってきた。
『もっとここをこうした方がいいというのがある?』
子どもたちの方から出させる。
その後,グループごとの練習。
本当は…
リミッターを外したい。
1年生の20人とはいえ,全力を出すと教室全体が振動するような感じになる。
が,今の状況では…
本氣でやるなら体育館か。

□ 帰りの会

▼ ほめ言葉のシャワー

ここで価値づけたことが,次へ繋がる。
いつも同じお題だからだろう。
国語や道徳の話し合いにおいても意識したい点だ。

□Ⅵ 図画工作科(4-1)

ひたすら彫る指導。

□ 放課後

▼ 下校指導

学校近くの交差点まで子どもたちと一緒に歩く。
あれこれと雑談。

▼ 掃除
▼ 事務処理


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