プロデューサーとして

#実践記録  2020/12/16(水)

昨晩は,田んぼの真ん中で発声練習。
ICレコーダー片手に歩きながら。
目には目を,寒さには更なる寒さを…
家に入ると躰がぽかぽかする。
所詮は,相対的なものよ(笑)

原点に立ち返ると…
変えるべきは,子どもでなく私自身だ。
「歌」とてそう。
私がもっと良い見本を示せたら…
私がもっとその子の状態や変容を見取れていたら…
私がもっと次の一手を的確に考えることができたら…
たらちゃんで終わらせず,喝Oh-!!


冬だ。
瞳を閉じれば,山の斜面が観える(笑)

□ アーサー・タイム

朝の雰囲氣は今一つ。
問題は,上位層にやることがないこと。
「検定」も,普段からやっている「計算」「漢字」なども基準をCLEARしている。
さらなる上を目指させるには…
こちらからもっと仕掛けたい。

□ 朝学

1年生の漢字を別の角度から。

 上がる
 手

 上る 
 下

 下りる
 水

 下がる
 手

まだ声をかけられてからメモし出している。
漢字スキルの誤答も出す。

× 生
  る

『こんな文字はありません(笑)』

○ 生ビール
 いえ
 るる

導入を挟んだ後で,難問プリント。
「○(一から十)ひき」の数え方。
読み間違いの漢字探しなど。

 □い

いくつ見付けられるか。
意外と苦戦…。
逆思考である。
「しろい」と問われりゃ「白い」と書ける。
□にされると,途端に思いつかなくなる。

□ 朝の会

▼ 挨拶
▼ 日時

コツコツと時刻も。

『クリスマスまであと何日か?』
昨日の十日を覚えていれば,九日。
本当にそうか?
筆算で確かめる。
繰り下がりのある引き算。
「もらってくる」とするか「借りてくる」とするか。
借りてくる詐欺が多発しているらしいからな。
だって,引けないからって借りても返さないだろう(笑)
日本語としては「もらいます」の方が正しい。

氣温。
室温が11.1℃。
ある子が今朝は-2℃だったと。
温度計を書いて確認。
今,日本海側は大変なことになっている…

途中,校長先生が来てくださり漢字検定の表彰。
読み書き合格者5人。
返事が微妙…。
咄嗟でも対応できなければ本物ではない。
明日,6人追加予定(笑)

□Ⅰ 基礎

▼ 5マス計算(11~20の合成分解)

自分はクリアできたら,教える側に回る。
応援する。
あっ,まだ1分切りできない人たちに逆に応援させるのはどうか。
応援でなくても速い子の様子をじっくりと観させる。
計算スピードがトップのHさんは,少々退屈している。
かといって,丁寧さも追究するほどの根氣はない。
ボトムアップと同時に,新たな刺激がいるな。

一つは…
10マス計算デビュー。
明日の仕掛けはこれだな。

応援してもらった子たちは…
ぐんぐん力を伸ばしている。
その氣になってきている。
うまくプロデュースしながら展開していきたい。

▼ 表現×解釈『くまの子ウーフ』

音読後,解釈に入る。
『お父さんはウーフの意見に賛成なのか,反対なのか?』
あえて書かせてから話し合いに入ったが…
「書く」ことは要らなかった。

第一に,授業のテンポが崩れたこと。
第二に,書こうが書かまいが意見に変わりはなかったこと。
2つ目は指導不足もある。
何のために書くのか? が肚落ちしていない。
発表することを前提に書くことができていない。
だから,話し合いに移っても,そこからよーいどんになっている。
助走の意味での書きとは程遠い。
この点に,指導を入れた。

◆教育とサービスの違いは何か??
サービスは,客を満足させるだけでいい。
居心地の良い空間づくりに全力を注ぐ。
ただ,教育は違う…
少々居心地の悪い空間ではないと意味がない。 
その子の安心領域の外に連れ出さないと成長はない。
安心させるだけではいけない。
でも,自然体でないと力は発揮させられない。
このあたりの塩梅こそが,指導の良し悪しなのだろう。

『お父さんはウーフの意見に答えないで「のどがかわいたかい」と言ったのはどうしてか?』

この学級の子たちの認識レベルでは分からないようだ。
私の考えを話した。
大人と子供の違いについて。
Rさんへの対応など具体的なことも。

□ⅡⅢ 図画工作科

▼ 準備

スタンプの材料と絵具の準備。
手間取る…。
一つひとつ指示していった方がよかったか。

▼ スタンプの練習

練習用の紙に押していく。
何をつくるのか?
考える。
いくつか画像を観ながら。

▼ 1日の振り返り

帰ってからのこと。
意見を言いまくる。
5分間 → 練習 → 5分間…
4セット繰り返した。
段々と発言回数も上がっていったが…
まだ5分で最高が22個。
“無駄”が多い。

2手に分かれて,意見を言わせていくでもいいかもしれない。
やりながら聴き方の指導も入れる。

□Ⅳ 算数科

▼ 計算プリント「ドラゴン」

Sさんが特別支援学級に行ってしまっているので…
現在19人で挑戦中。
たし算はあと2人で,全員が1分半切りになる。
1分切りは11人までいった。
ひき算の方は,1分切りはまだ6人。

▼ 数字の一覧表から

氣づいたことを意見していく。
黒板をさしながら。

途中から穴埋めクイズ。

▼ 100以上の数の合成分解

変化をつけながらさくらんぼ問題。
全部で10問ほど。

▼ 教科書問題

囲んで数える。
まだ不慣れな子もいるので続けていく。

□ 給食

配膳時間は,記録更新。
だが,まだ7分台。

□ ロング昼休み

自学ノートへのコメント。
このやり方も変えようと思う。
メリハリをつける。
大事なことは…
子どもを伸ばすこと。

□Ⅴ 音楽科

▼ 移動

時間内に移動完了。
当たり前のようで,これまでは当たり前でなかったこと。

▼ 鍵盤ハーモニカ

3曲。
テンポよく進める。
ブラインドタッチ。
正しく運指できないと…
つまずく。
だからこそ,目で見ながらやる時に意識する。

冬休み前に新曲を導入したい。

▼ 歌

あれこれと…
もう思考錯誤の連続。
しんどい(笑)
私自身が安心領域の外へ出なければ。
指導している音声を聴き直す。

 ・一音一音伸ばす
 ・フォームをととのる
 ・口内の響きを外へもっていく

ほんの20分ほどでも,私自身が一番学びがあった。
後半にいくにしたがってちょっとずつ変わっていった。
逆に立ち上がりのひどさにはびっくりした。
こういう時もあると肝に銘じておこう。

□ 帰りの会

ほめ言葉のシャワー簡単Ver。
その子に思いを伝えた子から帰る。
一人5秒(笑)
『はい,次の方!』
まるでアイドルの握手会(笑)

□ 放課後

▼ 下校指導
▼ 学校評価の会議
▼ 事務処理


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