日常の質を上げる

#実践記録  2021/05/25(火)

昨日は,運動会の代休。
夜更かしが祟り,目覚めたのは11時過ぎ。
休みの日にかえって疲れが出る(笑)
“リズム”が崩れている…
働いているくらいがちょうどよい。
マグロと同じSAGA。


6時20分起床。
5時40分からワープ。
学校には7時40分ごろ着。
「運動会」の準備やら練習がないのは有り難い。
今日から学級に本腰を入れて実践できる。

□ アーサー・タイム

一人ひとりを出迎える。
前半に入ってくる子たちの挨拶は弱い(笑)
氣がどうこうというより,本人の氣質。
休み時間などの素もそれなもんだからそうなのだろう。
中盤あたりから盛り上がってくる。
みんな元氣そうである。

支度が済んだ子たちを実況中継。
増やしたいところを指摘。
スキルノートの直し後は,各自にお任せ。
何かに取り組もうか。

今日は,Yさんの動きがめちゃくちゃ素早い…。
一体なんなのだ?!
自分のどころか,人の分までやっている(笑)
「Nさんの分までやる!」
おいおい,人のスキルノートまで直してやがる(笑)
こんな子を受け持ったのは初めてだ。
行事が終わって一段落とはいかないようだ(笑)

□ 朝の会

定刻になったら即スタート。
まだ準備が追い付いていない子もいるが(笑)

▼ 挨拶
▼ 日時

2校時目までは,謎の役になりきって授業を展開。
ネーミングをつけてもいいかもしれない。
教科やユニットによって役を入り替える。
仕事に徹せる部分もあるし…
“素”を出した時の威力が倍増する(笑)

▼ 1日の流れ

□Ⅰ 基礎

▼ 輪郭漢字フラッシュ

「動物編」
一人ひとりに答えさせる。
3巡目にいってもぱっと応えられない子もいる…
“一人”でチャレンジする場。
これを前提にしておく。
だからこそ…
インプットの在り方が変わる。
人間は,環境によって能力を出し惜しみする…
そんなもんだ。
省エネが基本だ。
生きていくために。

ならば,死なない程度に追い込むことも必要だ。
「プチ火事場のバカ力」を発揮させよう!

▼ ことわざフラッシュ

こちらも検定方式でやれるようにするといいか。
一覧表を配って,ペアで問題を出し合う。
ぱっと答えられるか。
出力先が変わるから,入力先が変わる。

今は活動そのものに前のめりになっている。
楽しいらしい。
クイズに答え続けられるのが,か・い・か・ん。

▼ 暗唱「あいうえおのうた」
▼ 暗唱「さとうとしお」
▼ 暗唱「゛や゜がつく字」

変化を加えながら。
いや,くだらんことを交えながら(笑)

▼ 表現読み「とんとことん」

こちらもくらだんことを交えて。
思いっ切り真似できるか。
違う意味で馬鹿になれるか。
1年生だからといって,全員がそうなれるわけではない。
今年度の学級こそまさにそう。
振り切る。
表現の一丁目一番地。

▼ 音読「ちいさいっ」

手も使って。
手叩きやグー。
躰全体での表現を心掛ける。

▼ くっつきの「を」

板書したものを描き写す。
読む。
本日から始めるノート指導の布石。

▼ 5とびや2とび

こちらも暗唱。
1つずつ増やす。
いつの間にか速くよめるように仕向ける。

▼ 検定「いくつといくつ」

検定は休み時間まで続いた。
少しずつ熱を帯びてきた。
トップは早くもあと1つで全クリ。
そうでない子たちには回路をつくらねば。

□Ⅱ 算数科

▼ まとめ問題

 ・時計
 ・合成分解
 
テンポよく。
発言の仕方や聴き方にも指導を入れつつ。

▼ たし算

いよいよたし算に入った。
今日からノートを使った授業を進める。
まずは,私の手本を写すところから。
なぜそうするのか?
さらっと説明しながら展開する。

皆,思ったよりもよく描けていた。

 ・言葉
 ・図(お団子)
 ・式
 ・答え

▼ 5マス計算(2~10の合成分解)

今日はぐっと高まりを感じた。
“熟成”というのが休み中に起こる…
このままで,本当に大丈夫かと思いきや…
どこかでぐんと伸びる瞬間が訪れる。
予想しきれないのだが。

今日はそんな日だった。
トップ2までは,100台を3分切り。
毎回記録更新。
正のスパイラルに突入している。
その後に続く子たちも同様に。

まだまだの子たちにも,その子たちなりのアプローチをする。
まずは自分で表を観て,答えを書き込めるかどうか。
自力で学ぶ方法を覚えさせる。
鉛筆を止めている場合ではない。
「遅い」にも2種類ある。
1つ目は,進みが遅い。
もう一つは,途中で止まってしまう。
後者が頂けない状態だ。
どんなに遅くてもいい,歩み続けられるかどうか。
ここが分かれ目だと思う。

それぞれの子たちへのアプローチ。
昨年度以上に厳しい子たちがたくさんいる。
そんなの関係ねえと言いたいところだが…
正直,この子たちをどうにかできるか心配である。
だが,今できるうる限りの手は尽くしている。
これでいい。

□ 業間休み

子どもたちは外へ。
私は宿題の丸付けなど。

□Ⅲ 交通安全教室

前半の部は,1~3年。
実演やクイズなどがあったものの…
さすがにフルタイムの座学は厳しい。

“変化”を加えた方がいいのだが…
こういう場で,子どもたちに姿勢のよさを求めるのは難しい(笑)
それをやりがちな教師(笑)
完璧にやらせようとするんだよなぁ。
その子なりにキャパを見極めて,流すところは流してあげた方がいい。
私はYさんの隣。
流しつつ,ここはというところで声かけ。

□Ⅳ 国語科

国語も本日からノートを使っていく。

スキルノートとのコラボ。

▼「り」「を」のつく言葉

「り」の練習が終わったら,通し番号を描いてひたすら「り」のつく言葉探し。
5分経ったところで代表に発表させる。

『1つでも今言ったことを言える人?』

書くと聴くを同時に鍛える。
時間制限をはっきりとさせた方がスピードが上がる。
Mさんがまさにそうだった。

うまく書けないものは,全て赤ペンで書いて回る。
『なぞってごらん』
『どう書きたいの?』

▼“が”のつく文づくり

ノートの次もノートと…
ちょっとユニットの組み方がよくない。
1校時の基礎にどちらかを回したい。

ただ…
こちらのユニットもよかった。
すでに“書きたいモード”にできている。
ノートに書くことがいかによいか。
語りが効いている(笑)
まずは,量だ。
といいつつ,美しく書くコツも教えている。
毎回さらっと触れる。
1つでも意識させて,ちょっとずつ文字に変化を与える。

聴いている子たちには「メモ」を推奨。
息する以外にヒマはない。

▼ ノートの提出

算数と国語のノートに丸付けつつ,一人ひとりにコメント。
「ノート」の第一印象をつくる。

□ 給食

本日からチーム2班。
動き出しが鈍い…
私が率先して動く。

問題が起きたのは片付けの時。
いや,その前からか。
私がものすごく激怒。
メタ認知できているので,コントローラーは失っていないが。
もう完全に怒っているように見せる。

大雑把に指摘した点は2つ。

 ・自分でできることは自分でやろう
 (自分たちでできることは自分でやろう)
 ・他人のことを考えよう

牛乳を完全に呑み切らずに,捨てる…
袋が台から落ちて,中の残りが床に散らばった。
『逆さにしても一滴も垂れないように呑み切ろう』
次の人のことを考えていない。
給食当番は,ワゴンの取っ手をもって待っている…
今,何をすべきかが分かっていない。
エサ待ちのわんこか。
“自分たち”の仕事の意識が低い。
残食について。
毎回,残しもの容器が牛乳でいっぱいになる…
もうちょっと飲めないのか?
おかずなどもそう。
残すことに対してOKにしているが…
感謝の氣もちをもって食べているのか?
食べ終わってもいないのになぜ喋り出す?

私が給食指導において最も重要視したいのは“感謝”の念だ。
それを行動でもって表す。
必ず全部食べろとは言わない。
でも…
このあたりのさじ加減は難しいが。
想いやアイデアなんて糞の役にも立たない。
“行動”で示せるかどうかだ。
給食は,はっきりと結果が出る。
食器をきれいにして返せるか。
音を立てずに置けるか。
次の人が片付けやすいように配慮しているか。
顕著に表れる。


ワゴンを帰した後も,上記の件について再度話をする。
“感情的”に語る。
私が嫌なんだ。
ルールとかそんなものは関係ない。
“私が”嫌なのものは嫌だ。

□ 昼休み

ぱっと切り替え,皆で校庭へ。
タイヤ前に集合。
どんな遊びをするかを決める。

 ・増やし鬼
 ・交換鬼

2つに決まった。
案の定,私が狙われる(笑)
しつこく,しつこく狙われる…
そうか,うちの学級の粘り強さはこうやって培われるのか(笑)

皆で汗だくになった。

□ 掃除

Yさんは昼休みにも他でいろいろとやらかしたようだ…
学校からの脱走も試みたとか。
掃除の時間もいろいろと大変だった。
朝が良すぎたか。
そのせいで,途中エネルギー切れ。
交通安全教室は凄まじかった(笑)

隣の1年1組もすごい子がいる。
よく授業中にうちのクラスにくる(笑)
もうカオスでしかない。
とんでもない環境で授業をさせて頂いている。
フツーにできた時,有難味がもっと分かるだろう。

□ 帰りの会

支度を済ませ,さようなら。

□Ⅵ クラブ活動「スポーツ」

目標。
活動計画。
時間が余ったので,体育館へ。
皆でドッジボール。
私も混ざる。
1人泣かせてしまった…

ツバメがずっと氣になっていた。
迷い鳥。
キャットウォークから2階窓を開け…
ボールで追いかける。
奇声を浴びせかける(笑)
午後2時47分。
大空へ飛び立っていった。
教育と同様に,最後は“しつこさ”が物を言う(笑)
途中まで一緒にやっていた若手が驚いていた(笑)
※下校指導のため,その方は途中で離脱


熱量。
今の時代だからこそ求められているのかもしれない。
運動会での放送。
今年度も一部の方々からはいろいろと嬉しい感想を頂いた。
昨年度から話題になっていたようだ(笑)
他学級の保護者からも…
「先輩のお母さんに聴いていました」
一生懸命なのは,どこかで伝わるのかもしれない。
その時はただただ無我夢中なのだが。
味方が増えてくれるのは有り難い。


定時過ぎに退勤。


晩酌。
カラオケ1時間半。


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