じっくりとていねいに積み重ねる

#実践記録  2021/05/12(水)

ここのところ非日常が連続している。

 ・運動会
 ・その他の行事

…そもそも今の学級になってからずっとか。
毎日様々なことが起こる。
個別に対応すべき案件が実に多い。
この先どうなるのかワカラナイ。
“オチ”をつけられるだけの終りを迎えられるか。
少なくとも今落ち着ける状況ではない。


6時起床。
ちょこっと記録の続き。
昨晩書いたものを読み直すと…
疲れが表れている(笑)
機能が落ち込む前に打ち切るか…
機能が回復した朝に打ち出すか…
いい塩梅を見つけたい。


7時半頃,学校に到着。
放送器具のセッティングは,子どもたちに一任。
セットが終わったら私に報告に来ることになっている。
一応,様子見がてら声かけ。
運動会当日まで大丈夫だろう。
黄色い紙を届けさせることにしたが…
ここにユーモアを織り込もう。

□ アーサー・タイム

子どもたちを出迎える。
◎と○の挨拶の子をメモする。
私の“印象”を客観的なデータにして捉え直す。
今年度の学級は,30人。

 ◎……4人
 ○…18人

運動会期間中の朝の支度には,着替えも含まれる。
朝学が始まる前に終え,スキルノートの直しへ。
まだスタートラインに立てない子たちもいる。
Yさんがその典型だ。

□ 朝会

8時10分より朝会。
校長先生のお話のみ。

学校目標のうち「かしこさ」について。

 ・昔話
 ・できるようになるまでの事例集

ベーゴマ,めんこ。
ゲームセンター。
家でのゲーム。
離れた場所でのネット対戦。
例として挙げられていたものだが…
どんどん人と人との距離が離れている。
“ネット”上でも繋がれるなら,心は離れるぬか。
やっぱり躰と躰の触れ合いが大事だと思ってしまうが。
その役を担うのが「学校」。

終わった後は,振り返りカードの記入。
まだひらがなを書けない子もいるが…
個別に対応しながら書かせる。

 ・感想
 ・これからがんばりたいこと

時間はかかるが「ビフォー」としてはおもしろい。
書けたところまでで集める。

□ 朝の会

▼ 挨拶

リレー形式でも行ってみる。
始まるまでに散々じらす(笑)
一氣に爆発。

ただ…
業間休みに副校長が。
実践が一つ,終わりを迎えた。
今年度もいろいろな制限がかかっている。

 ・学年の縛り
 ・上からの縛り
 ・特別支援を要する子たちでの縛り

“縛られる”ことを嫌う自分にとっては苦痛でしかない。
もがくほどに鎖が躰に喰い込む。
この痛みをもエネルギーの変えていくしかない。

もう一つは,入室時の挨拶。
◎の4人に手本を示してもらった。

▼ 日時

毎日少しずつ続ける。

▼ 本日の予定

 ・運動会練習
 ・避難訓練

□Ⅰ 基礎

▼ 輪郭漢字フラッシュ
▼ ことわざフラッシュ

いつもよりスピードを上げて。
リズムとテンポも良くなる。
当面は,私と一緒にやっていく。

明日あたりから,新しいことわざも導入しよう。

▼ 5とび

100玉そろばんで,他の「とび」も行う。

 ・2とび
 ・10とび
 ・50とび
 ・100とび

など。
黒板の文字。
時計の数字。
そして,百玉そろばん。
この他にもいろいろなもので「とび」感覚を養っていきたい。

お金。
5円で1枚で「5」を表す。
教具が変われば,子どもの捉え方も変わってしまう。
特にできない子たち。
まずは,これと決めてやる。
その後,他のパターンでもやってやる。
これらが統合されてくると…
感覚的にその子の中に落ちる。

▼ 暗唱「数え歌」

すでに一回で覚えてしまった子たちもいる。
暗記回路を開発中。

▼ 避難訓練の事前指導

絵本を使って行う。
幼稚園生向けだが…
ちょうどよい。

地震が起きたらどうするか??

幼稚園・保育園時代にも訓練はしていたみたいなので…
想起させ,話し合わせる。
今までで一番にペアトークが盛り上がっていた。
我が学級は,17種類の幼保から集まってきている。
“違い”があるからこそ対話が生まれるのだろう。

 お…おさない
 か…かけない
 し…しゃべらない
 も…もどらない

それぞれやってしまうと,どうなるか?
絵本によって描かれているのがよい。
子どもたちの表情が真剣みを帯びる。

□Ⅱ 運動会ブロック練習

デカパン競争の入退場と並び順。
各学級では確認済みだが…
1・2年合同で並んでみる。

競技のやり方そのものに,うーん。

間延びする。
工夫のしどころがない。
よって,おもしろくない。

主ではないので,いろいろなサポート。

□ 業間休み

例のごとく,Yさんがなかなか戻らず。
毎回捜索…。
靴がないので校庭を探したが…
実は室内にいて,あることをやらかしていた。

□Ⅲ 算数科

▼ トランプ神経衰弱「10」

時間になったら,何回戦まで行ったかを一人ひとりが発表。
“差”がはっきりとする。
これで,明日変わるか。

▼ 時計フラッシュ
▼ 5マス計算(2~10の合成分解)

10分間。
時間を固定して,成長を可視化させたい。
トップレベルもまだまだ遅い。
100題解くのに5分以上かかっている…

書き順,鉛筆の持ち方。
このあたりを徹底する。
声に出しながら書く子がちょっとずつ増えてきたが…
まだ“同時に”行うのが難しい子も多い。
計算が得意な子の方がよく声が出ている。
逆にいえば,同時にさせるからこそ賢くなる。

女優の森川葵さんがまさにその典型。
日常生活を同時にこなすことを愛している。
本人曰く,だから1つのことに集中するとものすごい力を発揮できる。
各界がざわつくほどに(笑)

▼ 教科書問題

定規の使い方。
赤丸の付け方。
問題の解き方など,基本を扱いながら。

これまでの「たしかめ問題」。

5の合成分解のページも。
色塗りにやたらと時間がかかる。
が,色の塗り方も教える。
一つひとつを丁寧に。

ここまでで終了。


Yさんと共に4年1組。
業間休みに教室に侵入し,粘土の作品を壊してしまった。
謝る。

□Ⅳ 国語科

▼ 音読「冒頭の詩」
▼ 音読「よろしくね」

教科書にはないが…
ゆみさんとけんたさんの理由も考えさせる。

▼ 音読「あいうえをのうた」

まだ軽い感じで読むのが難しい。
対比させて示しているが…
子どもたちの変化が微々たるもの。
もっと極端にやらないとダメか。

まずは,スピードをつけて読むことだな。
その認識がまだまだ作られていない。

▼ 解釈×表現「あめですよ」

中身にも入る。

なぜ,かえるとみみずは雨が好きか?
逆にねずみとねこは嫌いか?
かばとわにはなぜ好きか?
「とんとん」「どんどん」の違いは?

子どもたちから出てきた言葉を板書。
もしくは図解。
 
    雨
  山 

   川

 池

やはりペアトークがよい。
盛り上がりを見せている。
一斉での発表の時には,意見がある子が立たせる。
その子たちに順番に発表させていく。

昨年度の学級では指名なし発言ができるまで時間がかかった…
20人なのに,譲り合うことができなかった。
被りまくる。
今年度もその絵が容易に想像できる。
まずは一人ひとりの発言力をアップさせるところから。

読み取ったものを表現する。

▼ 音読「゛や゜がつくじ」

少しずつ自分たちでも読ませる機会をつくる。

▼ 高速読み「さとうとしお」

まあまあの速さで読んで20秒。
遅い子たちで30秒。
一人ひとり読ませたら,もっと時間がかかる子もいるだろう。

Eさんの音読が,今の所一番うまい。
彼に先生役をやってもらう。
私は児童席へ(笑)
連れ読み。

▼ 読み聴かせ『とん こと とん』

劇のように。


10分早く終了。
給食準備へ。

□ 給食

5班は,毎回全員でワゴンを取りに行ける。
意識が高い。

自主的に配膳台や机拭きをしてくれている子たちがいる。
これらも有り難い。

配膳中もYさんが…。
今日一日,学年問わず彼への苦情を何十回聞いたことか。

本日は,昼休みの定刻に間に合わず。

□ 昼休み

開閉会式の練習。
5・6年の担当者だけ。

この間も,Yさん絡みの苦情や報告をいろいろと…
練習に集中できない。

放送係の子たちには,読みの指導。
ちょっとでがらりと変わる。
他の子たちには返事や所作の指導。
私がもともと受け持っていた子たちは話が早い。

□Ⅴ 避難訓練

事前指導。
振り返りカードの観点を確認。

▼ 避難

全体的に昨年度よりはよいか。

が,我がクラスがなかなか並べず。
まだまだ変化に対応できるほど育っていない。
また,テラスのドアから逃げるのだが…
Yさんが別方面に脱走。

私が担当なので,全体へも話をする。
今回は振り返りカードについて。
教室への橋渡し。

▼ ふりかえり

教室に戻った後で,ふりかえりカードに記入。
5つの観点は,◎○△。
全校向けに創ったカードだが,1年生でもやれるように配慮した。

文章も積極的に書かせる。
分からない文字は,教えて回る。
なぞらせる。

▼ 手紙の配付
▼ 帰りの用意

□ 引渡し訓練

保護者の方々に引き渡していく。
我がクラスのある子が最後の一人となった。
50分間待ちぼうけ。

いろいろと話ができたのでよい。

□ 放課後

▼ 職員会議

時間オーバー。

▼ 紹介状

センターにつなげるためのYさんの紹介状。
今年度も書くことになるとは…

その他の事務。

特別支援の先生とYさんのことで話し合い。
まずは自分の靴を履けるようになること。
…他にも支援を要する子はたくさんいる。
彼ばかりに囚われると,後々大変なことになる。

昨年度受け持っていた学級の現担任から,
「ふりかえりカード,みんなたくさん書いていました」
と報告を受けた。
1年に満たない時間だったが,確実に力がついている。
自身の指導がどうであったか…
次年度の情報まで分かるのが有り難い。
今年度はどこまでいけるか。
昨年度も大変だったが,それの何倍も大変…
いけないかもしれない(笑)
本氣でそう思っているところもある。
昨年度の最初もそう思いながら実践していた。
やれることをやっていきたい。

時刻と時間の単元について,2年生の先生方へアドバイス。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?