版画の印刷

#実践記録  2020/12/23(水)

昨晩は,深夜1時近くまで…
寝起きの感じがよろしくない。
食べ過ぎの影響も出ているのだろう。

そのくせ,学校への到着も遅い。
私の登場に子どもたちの待ちわびた感(笑)

□ アーサー・タイム

教室に入るころにはやる氣が満ち溢れている。
自転車の上で声出しアップ済み。
『おはようございます!!!』
ちんたらとやっている子に声をかける。
多くの子たちは,準備後すぐに直し。

□ 朝学

▼ 難問

 2-4-6-8-10…□

『31個目の数は??』
2とびで数字を書いていけばよい。
が,題意が分からず…。
途中まで一緒にやっていく。
解けた子たちから持ってこさせる。
答え合わせ。

パターンを変えて明日も出すか。

□ 朝の会

本日も元氣な女の子。
女優の素質あり。
幼稚園の先生か何かが合っているかもしれない。

▼ 挨拶

彼女が仕掛ける(笑)
「きりん!!」
引っかかって立ち上がる子たち。
つられずに首を伸ばしている子もいる(笑)
一度落ち着いたところで,
「きりぼしだいこん!!」
ぶっこんできた(笑)
『Kさん,それは誰に教わったんだ?』
笑顔で私の方で指さしてきた。

こういう日直独自のユーモアが毎朝あるといいなぁ。

▼ 日時

 午前 8時29分

毎朝の「時計読み」の布石を今日から回収し始める。

▼ だまし絵

兎にも鳥にも観える絵。
もう1枚は,猫の中にコウモリが観える絵。
どう観えるのか?
なぜそう観えるのか?
発表の仕方を指導を入れつつ…
皆で盛り上がった。

▼ 1日の予定

本日は,2時間教室を離れる。
4年生の版画を印刷するため。

 ② テスト → プリント
 ③ 1組と生活科

□Ⅰ 基礎

▼ 地域カルタ

毎年冬休みの課題になっている。
50首覚えられるように…と。
かるた取り大会に向けての取組みだ。
1年生ということで,本腰を入れて実践していきたい。

「取り札」のみ復唱させる。
イラストが描いてある。
解説を入れたり,問いかけたり。
「かねをつく」
108の煩悩…どん兵衛のCMと絡める。
12月31日(大晦日)のことなど。

カルタのいいところはゲームだけではない。
50首とは,つまり50の話題提示である。
そこからいかようにでも話を展開させることができる。
ことわざや慣用句においても同様だ。
ちょっと知的に,日常生活を見直す機会としてはもってこい。

▼ 5マス計算

10マスが品切れ…
印刷できなかったので,全員で5マスを解く。
“全員”で同じものに取り組む時の熱量の上がり様…
凄まじい。

▼ 解釈×表現『くまの子ウーフ』

全文通しの表現読み。
14ページ。
ちょっと長いか…

本日読解する前後を改めて皆で表現読み。

〈まっさおな空にかかったにじの色は,いままでに見たどのにじよりも,くっきりとうつくしく見えました。にじも,にじ一本ぶん,いっしょうけんめいかかっているように見えました〉

情景描写を扱う。
『いままでに見たにじよりも,くっきりと美しく見えたのはなぜですか?』
ぱっと言った子は書かれたまんま答える…。
『にじが一生懸命にかかるはずはないよね? でも,そうかかっているように見えた。見たのは誰? そうウーフだよね。ウーフがそう見えたのはどうして?』
発問を補うと…
Uさんがお父さんの台詞とつなげた考えを言った。
「お父さんがくま一匹分働けばいいと言っていたのをウーフは思い出したんだと思います」
『Uさんが言っていたこと,分かる?』
近くと相談させる。
その後,私の方でも解説を入れる。

改めて,「働く」とはどういうことか?
その仕事は,人を喜ばせるものでなければそれは仕事とは言えない…
いくつか例を挙げながら説明。

▼ リズム漢字2年生

冬休み中の自学への仕掛け。
『もうさ,知っている漢字や書ける漢字もあるでしょ。印をつけてごらん』

1年生のリズム漢字を扱った時にも行った実践。

 ・書ける
 ・知っている
 ・分からない

などの分類を行う。
1年生の漢字や自分の名前の漢字があれば色を塗れる。
さらには,連絡帳等ですでに教えたものもちらほら。
先取り学習を進めている子たちは,もうほとんど色をつけられる。

ああだこうだと駄弁る。
この時間そのものが感覚づくりだ。
私の方で調べておきたいのは,2年生の全漢字のパーツの書き順だ。
要するに,最小のパーツ(部首)を先に教えていく形で展開したい。
それさえ覚えれば…
あとは自分で練習が可能となる。

読みも一緒に行う。
ゆっくりと全文を追い読み。
その後,1~10。
最後は高速読み。

ちょっと早めに終了。

□Ⅱ・Ⅲ 図画工作科

我がクラスは,テストの後は難問プリント。

 ・カタカナ変身編
 ・ことわざ慣用句編

どれも一筋縄でいかない問題。
全部で大問10個。
皆,苦戦しながらも頑張っていたようだ。

3校時の生活科も大盛り上がりだったそうだ。
1組が用意したお店のお客さん役として。
いろいろと景品をもらって帰って来ていた。

▼ 準備

木版画の指導は初。
当然,印刷も。
シュミレーションしていた通りに準備を進める。
子どもたちに呼びかけ,テーブルを教室前に運ぶ。
廊下に机をセット。
新聞紙を敷き詰める。
ローラーセットを3つ。
反対側には,版画用紙を置いておいた。

▼ 印刷

概要を説明後…
刷り方を教える。
短い単語にして伝えていく。

 ・セット
 ・インク
 ・ローラー
 ・つける
 ・バレン

勝手は掴んだらしく,ほぼ私の手を借りずに皆印刷することができた。
いろいろとちょっとした工夫をこらした。
まず,黒のインクにちょっとだけ青を混ぜることにした。
個人的にブルーブラックが好きだから(笑)
分からないが…
何となくその方がいいように感じたから。
白黒で印刷した後で,後ろから絵具で着色をする予定だ。
白い部分が彩り豊かになる。
その際,真っ黒よりも紺色の方が馴染むかなと思った。
どうだろうか?
専門家ではないので分からないが。

印刷した紙を台に置く際には,版木を新聞紙でくるんだものを下敷きにさせるようにした。
こうすることで持ち主を特定しやすい。
また,網目模様が付く心配もなくなる。

裏から絵具で着色することが決まったので…
彫り方もちょこっと変える。
白地を何色に変えるか。
アイデアが膨らんでいく。
瞑想状態。
急に他の先生に声かけられてビックリ(笑)
今年度から赴任した図工専科。
担当している子たちの版画はどれも素晴らしい作品だ。
色の付け方がえぐい。
また,色づけも想定して彫らせている。
全く見通しもつけないままひた走っている私とは大違い。

でも,悪くない。
けっこうおもしろい作品に仕上がっている。
どの子も。
乾かしてから,裏面から絵具を入れていくのが楽しみだ。

▼ 片付け

率先してやってくれるので助かる。
あと5人で全員完了。
予定よりも大幅に作業は捗った。

□Ⅳ 算数科

▼ 計算プリント「ドラゴン」

たし算は,100題2分切りペースが16人。
あと4人で全員が基準を超える。
どの学級に行っても計算に関してはトップレベルだろう。
4人も直に上がってくるはず。

ひき算は,13人がクリア。
あと7人のところまできた。
あと3人がもうちょっと上がれば,全員達成も近い。

▼ 大きな数

 30+20
 60-20

この類の計算の仕方を考える1時間。
だが,15分ほどにぎゅっと縮める。
なおかつ2年生の内容も盛り込む。
変化のある繰り返しによって,何度も何度も筆算を解く。
計算の仕方の説明も何度も繰り返した。
テンポよく全員を巻き込みながら。

ここで使ったプリントは,自学ノート見開き2ページ分だ。
家庭での学習でも活かせることを考えた。
一つの授業で一石何鳥も狙う…。
この意識があるだけで,授業は如何様にでも変わりどんどんおもしろくなる。

明日もこのパターンでいく。

▼ 時計のまとめプリント

コース分け。

 A 自力
 B 分からなくなったら相談や質問OK
 C 先生と一緒にやる

Cで集まったのは,7人。
「時計」の問題が難しいという認識をつくらせない。
まず,これが大事だ。
絶対に失敗させずに,できたと思わせながら展開する。
特に,今の学級の子たちには必要な進め方だ(笑)
すぐに拗ねる奴がいるので。

そして,いやらしいのが…
その後で全体で答え合わせをすること。
全部○になるに決まっている(笑)

▼ 国語の難問プリントの直し

今回は答えを配った。
自分で見直し。
提出。

□ 給食

チーム4がまたまた記録更新。
5分台。
動きにキレがある。
当然の結果だ。

今回のリクエスト曲は5年。
アップテンポの曲を並べた。

 ・春を告げる
 ・感電
 ・千本桜
 ・再会

ラストだけでまたまたLISAさん登場。
多くの子たちは知らんだろうけど(笑)

□ 昼休み

またまた瞑想状態に入っていると…
窓からある先生に呼びかけられる。
もう本当にびっくりした(笑)
「グライダーやってもらえませんか?」
ある子に見せてやりたいようだった。
すぐに駆け付け,披露。

自学ノートの続き。

清掃強化週間のため,掃除があった…
その連絡ミスでてんやわんや。

□ 掃除

昨日も年末の整理整頓を行った。
今日も続きを行う。

□Ⅴ 音楽科

▼ 鍵盤ハーモニカ

前にやっていたことが抜ける…
ここに能力の差がある。
埋めるために修練を重ねる。

今日もブラインドタッチにて。
3曲。

▼ 歌

今日もいろいろと追究。
日によって,いい子が変わる。
これも一人ひとりを観ているからこそ感じられること。
正直…
こんなに変わる?!
というぐらいの変化。
今日はJさんが化けていた。
逆に微妙な子もいる。

“この曲で”というのがまだ今の学級にない。
ハマる曲を見つけ出したい。

□ 帰りの会

▼ ほめ言葉のシャワー

物語文の解釈よりもこちらの方が話し方が流暢。
それはなぜか?
仮説はあるが…
いずれにしても,まだまだレベルアップできる。
明日,ちょうど全員が回り切る。
2周目は次の段階へ入りたい。

□ 放課後

▼ 下校指導
▼ 整理整頓
▼ 事務処理

明日の構想も立てる。


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