鏡の中のあちし

#実践記録  2020/10/23(金)

ありあわせのもので何を作ろうか。
ダイソーは,まるで冷蔵庫。
店内を歩き回りながら思考を巡らせる。
手にしたのは,B5サイズの封筒とクリアファイル。
昨晩は,それで料理する氣力なし。

学校に到着後,子どもたちの手紙を袋詰め。
郵便屋さんの仕事が始まった。

□ アーサー・タイム 

手紙を楽しみにしている子が多い。
「先生,手紙はないんですか」
昨日「楽しみ過ぎて眠れない」と言っていた子もいた(笑)
準備が終わった子たちに封筒を手渡していく。
友だちからもらった手紙に釘づけ。
何人かは,家で書いてきた。
それらは今日袋分けして,来週発送。

□ 朝学

▼ テスト「サラダでげんき」

準備が終わった子たちから始めさせる。
終わった子から提出。
手紙の返事。

▼ ロッカーチェンジ

一人2枠使えるように移動。

□ 朝の会

▼ 挨拶
▼ 日付け
▼ ダジャレ遊び

□Ⅰ 基礎

▼ 四字熟語

ブランクを外すタイミングを遅らせる。
自力で言わせていく。
詰まるところ…
ぱっと言えるところ…
エピソードトークをかましたところは覚えがいい。
うちのクラスに居る子の名前が使われているものも。
繰り返しだけで記憶に残るわけではない。
どれだけインパクトを与えられるか。
絵を浮かばせられるかが勝負だな。
これは自分の課題である。

▼ 5マス計算

昨日から,10マス計算を挟むことを止めた。
すっと11~20の合成分解に入る。
同じ系統のユニットを続けるのは,負担になる。
別系統…
もしくはどちらか一方にする。

今日はタイムの読み上げはなし。
事務処理が追いついていない…
10分間は子どもたちにお任せ。
勝手に追究しているからいいが…
私の方で「余裕」がないといかんな。

▼ カタカナのテスト

りんごの「り」をカタカナで。
46音をカタカナに変換して書き込んでいく。
自力でどこまでいけるか。
“テスト”という意識をより強くするため…
座席の位置も変える。

まだまだ実践の積み重ねが足りていない。
結果にも表れていた。
40以上書けている子は,7割。
ピンポイントで指導を入れていこうと思う。
全員分のテスト写真は撮った。
あとで一覧にし,カード化。

▼ 漢字スキル

上巻ラストのプレテストページ。
これで一段落。

□Ⅱ 算数科

▼ 計算プリント

こちらの方もピンポイントで鍛えていきたい。
苦手なたし算・ひき算は何か?
数字の書き方や字形も見たい。

トップレベルにもそろそろ別の角度から迫りたい。

▼ アフレコ

『鬼滅の刃』のアフレコにチャレンジ。
「無限列車」に乗り込む前のシーン。
台詞起こしを行った。
「炭次郎」「善逸」「伊之助」の3人の掛け合い。
早口なのでアニメーションに合わせるのが難しい…

保護者への発表の一つにアフレコも入れようと思っている。
アニメの映像を流しながら,“音入れ”を全て自分たちで行う。
効果音もそのヘンにあるもので(笑)
そういう点では,鬼滅のこのシーンが適しているかは分からない。
候補の一つぐらいに考えておこう。
チームごとに違うアニメをやらせてもいいかもしれない。
アニメに合わせながらセリフを言う。
かなり高度だ。

先日,計算リレーの実況中継を委員会の子どもたちにやらせてみた。
5・6年生だ。
カンペを観ながら,適切なセリフを選んで言っていく。
なかなか難しい。
さて,1年生でどこまでできるか。
彼らにマッチするようなアニメがもっと他にあるのではないか。

▼ 手紙

鉄は熱いうちに打たせる。
手紙も同様。
心が熱いうちに書かせる。

休み時間に子どもたち数えると…
130枚(B5)?。
とんでもない分厚さになっていた。
まずは“量”だ。

□ 業間休み

事務処理。

□Ⅲ 外国語活動

毎回ALTを呼びに行く係決めで盛り上がる(笑)

▼ 歌
▼ フラッシュカード
▼ その他
▼ 動物バスケット

□Ⅳ 国語科

▼ 表現×解釈『おとうとねずみ チロ』

手紙を読む前。
読んだ後。
兄と姉に言われてしまった後。
チロの心情の変化を追う。

台詞だけ抜き取っての表現。
地の文から台詞。
2文を一人ずつ読む。
2箇所でそれぞれミニ検定。

アフレコと繋げる。
アニメの場合は,全てセリフ回しだ。
物語教材の音読は違う。
地の文がある。
言葉によっても微妙な表現ができる。
台詞は,もっとがらりと変えられる。

▼ スピーチ

自分の好きな食べ物について。
今回は,一人ずつ前に出させて。

「聴く」仕組みづくりをしないといかんな。
『よく聴こう』で聴けるほど甘くはない(笑)
話したい欲の方が強いので,友達の意見など…

『よし,○さんは何が好きだって言ってた?』

クイズして出す。
答えやすいものは…

『理由がおもしろかったり,はっきりとしていると答えやすいよね』

□ 給食

チーム3班ラスト。
よく働くメンバーだ。

□ 昼休み

事務処理。

□Ⅴ 学級活動

▼ エンタメづくりの予告

来週から本格的にスタートさせる。
子どもたちから出された意見をもとに,私からの提案。

▼ 係活動の振り返り
▼ 新係活動決め

どれだけ布石を打っても…
泣く子がいる。
執着が強い子が多い。
みんな特別支援を要する。
「フツー」と思える子は一人としていない。
これはこれでおもしろい(笑)

▼ 整理整頓

□Ⅵ 図画工作科(4-2)

下絵。
どんどんと出来上がっていく。

「鏡の中の私」

放課後ある先生と話をしていて…
「あんまり自画像で版画ってやりませんよね。だいたいは動いているところ」
確かにそうかもしれない(笑)
何がフツーかよく分からない。
でも,4-2にはこれが良いと思った。
“自分の顔”を描かせたいと思った。

終了5分前に教卓のところに作品をもってこさせる。
拡大・縮小・ズラしの要望を受ける。
コピー機を使えば,下書きが今一つでも…
生まれ変わらせられるかもしれない。

印刷室で熟考。
その子に合った感じにズラしたり大きくしたり…
ある子の顔は,左にずらした。
空いた右側に花瓶を入れたらどうだろうか。

前に北海道で「つつじレディー」という写真展を観たことがある。
おもしろい作品があった。
レディー,つまり女性の顔がボケていたのだ。
「ピントがずれてるやん」
そこで教授が言ったのは…
「あえて花(つつじ)に焦点を合わせることで,女性の魅力を際立たせている」
なるほどと,納得したというより大いに笑った。
こういうことってある。
自分が際立たせたいものの脇役によって,かえって目立つことって。
何を一緒に添えさせるか??
ここも子どもたちに考えさせたいところなのだ。

『自分の顔だけでなくってさ,周りの背景や物によって君たちらしさを表せるといいよね』

□ 放課後

▼ 掃除
▼ 事務処理

来週の土曜日が運動会本番。
いろいろとやらねばならぬ仕事が明確になってきた。


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