手刀に“痣”の発現

#実践記録  2021/05/27(木)

昨晩は,楽しみにしていたお月見が…
雲で霞んでしまった。
月のTシャツを着て。
通信も発行して。
語りも入れた。
期待感をぐんと膨らませて…
観られないのかーい!

もしも観られていたら…
みんなで感動できたのだが残念だ。
これがツキに見放されるというのだろう。


7時40分ごろ学校着。
レインウエアを着るほどではなかったが…
雨が降っている。
予定を変える。

□ アーサー・タイム

月食を楽しみにしていた子たちと話す。
親が寝静まった後,夜空を観に行った子も。
私も昔「しし座流星群」がやってきて時にそうした。
今でもその時の感動を思い起こせる。
日常世界が実はただごとではない世界なんだと実感させられた。
思えば思うほどに…
観られなかったことが残念でならない。
次は12年後か。

朝の支度。
本日は,体育があるため着替えも。
スキルノートの直し。
それが終わったら自学。

本日からストップウォッチを貸し出すことにした。
家でもタイムを測ってプリントをやっている子が何人かいる。
紹介しつつ,オススメする。
すぐに売り切れた(笑)
「アイテム」によって火がつく。
いつもは読書している子たちも…
朝から「いくつといくつ」のプリント(笑)

一方で厳しい子たちもいる…
Yさんは今日も尿検査のボトルを持ってこず。
事前のお手紙,ボトルを昨日渡し,さらに電話も入れておいたが…
手を尽くしても結果が出ないとき…
やはりガクッとくる。
どうしようもないじゃないかと。
子どものことは何とか対応する。
…家庭でのことにストレスを感じたくない。

□ 朝の会

▼ 挨拶
▼ 日時

□Ⅰ 基礎

▼ 輪郭漢字フラッシュ

覚える脳になっていない子がまだまだいる。
「けもの偏」「虫編」に絞って出題。
一人ひとりになるとパッと答えられない。

▼ ことわざフラッシュ

こちらは一人ひとりでもまあまあできる。
ゴロのよさやリズム。
何より上の句やイラストのヒントがあるから。

のらりくらりとやっていこう。
きゅっと求めつつ,ワアと楽しみつつ。

▼ 高速読み「さとうとしお」

暗唱している子も多い。
が,教科書を読もうとすると起こる弊害がある。
ページ切り替えである。
前のページの最後の一文を読みながら…
もうめくり出す。
次のページに移ってもさっと読み出せる。
切り替えの絞って練習。

▼ 表現読み「とんとことん」
▼「゛や゜のつく字」の言葉集め
▼ 一文づくり

主語は,「きつね」。
ノートに書いて書きまくる。
私も書きまくる。
それを実物投影機で映す。

手の手刀部分に黒い痣が発現する。
皆で見せ合う。
氣の合った子とは手刀タッチ。

▼ 検定「いくつといくつ」

口頭トレーニング。

□Ⅱ 体育科

▼ 準備運動
▼ 交換鬼
▼ 投げるフォーム

タオルを使って。
躰を開いて,絞る。
後ろ脚から前脚への体重移動。
振りかぶる。
など。

▼ しっぽとり

そのタオルを使って,新しい鬼遊び。
追いかける人は競歩。

▼ 反復横跳びの練習

男女に分かれて。
まずは私の動きを真似する。
フェイントをかけまくる。

▼ 走る系

 ・スキップ
 ・バック走
 ・サイドクロスステップ

個別指導しないと厳しい。
足運びがいい加減になっている子が多い。

思った通りに体を動かすチカラ。
これを体育のあらゆる技術の習得過程で掴ませたいと考えている。
観たら,どのスポーツでもある程度できる。
そういう体育の授業を創りたい。

□ 業間休み

何人かは図書室へ。
雨のため,室内で過ごす。

□Ⅲ 算数科

▼ ノート

たし算に至る思考過程をノートにまとめる。
2問。
言葉。
図。
式。
答え。
ちょっとずつ自分たちでできるように仕向ける。

『あれ,私よりも先に書いてる?』

先を予想させ,実行。
先取りのモチベーションは凄まじい(笑)

さらに,たし算の問題も7問。
ノートへの書き方を習わせつつ。
単純だが…
うまく書けない子は書けない。
答え合わせでは,毎回「いくつといくつ」とつなげる。

もうそろそろたし算での追究も始まる。

▼ トランプ神経衰弱「10」
▼ 5マス計算「いくつといくつ」

2~10の合成分解。
それぞれなりの追究が熱い。

スタートして7週目。
すでに並みの1年生の1年分くらいは解く子もいる。
5枚目まで進めた子もいた。
合成分解500題。
これだけ毎日積み重ねるから,感覚に入っていく。

休み時間まで子どもたちの追究は続く。

□Ⅳ 国語科

▼ ひらがな2文字

スキルノート後,ノートへ。
ここでも書いて書いて書きまくる。
さらに手刀に痣が発現する。
わけのわからないところに発現する子も(笑)
それはただの汚れです(笑)

今日だけでどれだけ書いたのだろう。

書かないと書けるようにならない。
鉄棒をやらないと鉄棒がうまくならないのと同じだ。
日常にはない,非日常的な取り組みは…
それをやらないと習熟されない。

子どもたちは書きまくることに快感を得始めている。
「書きまくリスト」が続々誕生。

▼ 視写「さとうとしお」

現段階でどこまでいけるか…
まだまだ差が大きい。
その分は,私が全て埋める。
赤鉛筆でそれらの子たちには先取りして書いてやる。

だが,私の目からこぼれた子は…
全然ついてこれず。
まだまだ個別対応する子が多すぎるので…
この視写の実践は厳しいか。

やるなら,日記につながる視写トレかな。
それでも,○さんやTさんは遅くても最後まで粘り強く取り組んでいた。


□ 給食

ぼちぼち。

□ 昼休み

外に出られず。

□Ⅴ 算数科

一人お休みがいるので…
予定していたものを変える。

▼ 算数テスト2枚

テストの解き方を教える。
名前の書き方も。
書くスペースに合わせて文字の大きさを変える。
文字の間隔を変える。
など。

1枚はその場でマル付け。
時間差をつくらないと30人だと列ができる。
昨年度の20人での感覚がまだ邪魔している。
時間差をつくるか,預かってしまった方がよさそうだ。
1枚は預かり。

先に終わった子たちは色塗り。
一つひとつ価値づけ。
カウンターを押しながら褒めまくる。
1000を目指したが,全然だった…
何をやるにもゲーム感覚にしてしまうのも手だ。
午後で疲れ切っているときだからこそ。

□Ⅵ 図画工作科(4-2)

銀河の続き。

芸術として表出するとき…
一度変な感じになることがある。
たとえば,色のバランス。
どれかに偏り過ぎると…
可笑しく見えるが。
それは一過程である。

どこか偏ったり,やり過ぎたりする時期は必要なんだな。
これが明日へとつながる。

□ 放課後

事務ワーク。

図書カードを入れるケースをこしらえた。
これで個人のカードを取りやすくなった。
読書できる環境整備。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?